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ほんじつのむだぶん  作者: 摩耶


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10月2日号『まぁ、そうなるわけでしょう』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。


今回は少々ギャンブル色の強い「むだぶん」となりますので、


読む方を選ぶ傾向になると思いますので、ご容赦いただければと存じます。



さて10月という事で、競馬の世界も一層華やぐシーズンです。


GⅠというビッグタイトルが怒涛の勢いで開幕し、


一流馬同士の対決に胸が躍る気持ちになります。


本日が秋のGⅠ開幕戦の火蓋が切って落とされ、


競馬のレーシングカレンダーで季節の推移を感じる方もいらっしゃる事でしょう。



その中で、世界の競馬に目を転じますと、


ヨーロッパの競馬の最高峰と呼ばれる『凱旋門賞』が先程行われました。


日本馬の挑戦は1969年のスピードシンボリ号の挑戦から始まり47年。


エルコンドルパサー・ディープインパクト・オルフェーヴルすら、


その頂点に届かなかったという日本競馬界の悲願となっているレースです。


毎年のように日本を代表するスターホースが挑戦し続けており、


今年は日本ダービー馬、マカヒキ号が万全のステップを踏んでの挑戦でした。


最近の凱旋門賞は3歳馬・3歳牝馬・牝馬が強いという傾向があり、


マカヒキ号は3歳馬としての挑戦ですので、有利なデータになります。


今年は日本馬が挑戦するレースに限り、海外の馬券も買えるようになり、


日本のオッズでは1番人気に推されたように大きな期待を背負っていたようです。


調整は完璧です。同じコースでの勝ち鞍もあります。


パドックでの様子も落ち着いていて、ほぼ完璧な仕上がりだったのに関わらず


蓋を開ければ、普段のマカヒキとは別の馬になったんじゃないかと思うぐらいの敗戦。


注目していたメディアやファンの方も大きく肩を落とした事でしょう。


ですが、逸般人の目線で見ますと嫌な予感だけが残ったのです。


そこには、近年日本馬が挑戦する時に生じる、


日本の競馬とヨーロッパの競馬の大きな(ひずみ)が払拭されていませんでした。


日本の競馬だと、求められるのは瞬発力と末脚の鋭さ。


ディープインパクト産駒は総じて切れ味の鋭い馬を輩出し続け、


マカヒキを「ディープインパクトの後継者」を称するのですから、


最大のセールスポイントは「切れ味」に落ち着きます。


ですが、ヨーロッパの競馬に必要なのはスタミナとパワー。


如何に直線が長いコースであっても、直線で早々に先頭に立つ馬が、


後方を突き放しての完勝劇というケースが多く、


今年の凱旋門賞馬も先行してからの押し切りと、まさに王道の競馬で勝利を飾りました。


ダービーを勝つ馬よりも、距離の長い天皇賞春や有馬記念を勝つような馬に


チャンスがあるように映るのです。


ですが、古馬になると斤量の不利も大きく響いてしまいます。


さらに、長距離馬が育つ素地の少ない日本の競馬の世界で


スピードや切れ味だけを磨いているようでは、悲願は遠のく一方のように感じるのです。

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