9月16日号 『〇〇〇〇+〇〇〇=?』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
訳のわからない数式を書いてしまいまして申し訳ございません。
この〇の中身は「むだぶん」を読み進めていただければ自ずと分かるようになっておりますので、
暫くはこのままお付き合いいただければと思います。
むだぶんの中でも話題として扱いやすいのが『気象情報』です。
これまでも、平年と比較して気温が低いために青で表示してあるものの、
数字が35度の猛暑日と、色が与えるイメージとの大きな違いであったり、
「明日は傘の出番となるでしょう」と言っておきながら、
当日は見事なまでの快晴で、うっかり傘を置き忘れてしまう要因になっていたりと、
普段その分析の精度が高いからこそ、
予想が明後日の方向に向いてしまった時の気象予報士の方の
しどろもどろ感は見ていても中々に滑稽だったりもします。
そんな中で、更に信頼性の土台を大きく揺るがしかねない事実が、
とあるニュース番組で暴露されました。
ニュースキャスターと気象予報士の間にモニターがあります。
そこに映し出されていたのは、先程も指摘しました『週間天気予報』。
並んでいるのは曇りと傘マークです。
確かに先日は台湾の方でスーパー台風が猛威を振るい、
その名残の熱帯低気圧もやってくるようですし、
南の海上には更に成長を遂げている台風が、三連休明けにやってくるという話題もあり、
恐らく時間を繰り上げての天気予報となったのでしょう。
そこでそのニュースキャスターがこんな事を仰いました。
「という事は、○○さん(気象予報士の方)はこの週間予報がCだという事を知っていたんですね?」
その言葉を受けて、気象予報士の方が俯き気味に「はい・・・」と返事がありました。
気象予報にもABCで何を分類しているんだろうと興味が湧いたので、
そのまま番組を眺め続けていますと、こんな言葉が発せられました。
「天気予報にはABCの3段階で信頼性というものがありまして・・・」
つまりこの天気予報が当たる自信のあるなしを3段階に分けられている事を、
天気予報側から見ると親側にあたるニュース番組で暴露されたのです。
若干頭がこんがらがりそうになる表現もありました。
「という事は○○日にCが付いているという事は、
降水確率が50%で雨が降る可能性が、56%と出ているからCなんですね」
こういった言い回しをされていたので
恐らくですが基準はざっくりしたものだと容易に考えられてしまいます。
A=100%~90% B=89%~60% C=59%以下といった感じなのでしょう。
すっかり恐縮してしまい、益々小さくなる気象予報士さんに
少々微笑ましさを感じると共に、あまりにもあやふやすぎる信頼性という言葉。
それならば、思い切って信頼性までカミングアウトした方が、
視聴者に注意を促す役割を担えそうに思えてしまいます。
まぁ、最も安心できる対処方法は、
『傘を無くさない』と強く心に念じるか『いつも鞄に折りたたみ』の
どちらを選ぶかしかありません。
大半の方は、若干重量感が増しても後者を選びそうです。
益々天気予報の存在が眉唾の方向に向かっていく感じがするのは気のせいでしょうか?