日常
この先には
・ヘタクソな表現
・訳が分からない設定
などがあります。
それでもいいぜ!って言う、物好きな人はどうかゆっくりと見ていってください。
ここはとある普通の学校。
夏の暑さと前日に降った雨のおかげでジメジメとしている。
そんな教室の中で授業が行われていた。
ある生徒は団扇を使い、
ある生徒は下敷きを使い、
ある生徒はノートや教科書を使い、
各々が授業を受けていた。
だが、その中でたった一人。
暑さをもろともしていない奴が居る。
そいつの名前は
『白河 昇 (シラカワ ショウ)』
彼は窓際の列の一番後ろの席で気持ち良さそうに寝ていた。
勿論、風などは皆無である。
先生はそんな彼を見て、よく眠れるなと思いながら授業をしていた。
その時、
キーンコーンカーンコーン
授業の終了を知らせるチャイムが鳴る。
その音でほとんどの生徒が安堵の表情を見せた。
そんな生徒達に先生は
「よし、今日はここまで。今日やった所は明日テストするから復習しておくように。あと今日は担任が出張なので帰りのホームルームは無しだ。」
と言い残し、教室を去った。
生徒達はトイレに行ったり、水分を補給したり、荷物をまとめたりして各々過ごす中で、昇の席には既に彼の姿はなかった。
そんな席に残されていたのは、今日授業中に配られたプリントとそれにしっかりと染み込んだ涎だけだった。