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30.アベルくんと大人のお遊び。

30.アベルくんと大人のお遊び。




 さて最後にご紹介する公営の遊戯施設が【娼館】だ。



 俺は3歳(中身は37歳)なのでもちろん行った事はない。

 精通もしてないしね。(前世で経験済みだけどさ。)


 冗談はさておき、ここは賭場を中心とした繁華街のちょっと外れにある。

 結構大きい施設だ。

 従業員も客を相手にする娼婦と男娼が各種族30〜45人ほど、その他のスタッフが30人ほどで運営している。


 娼婦も男娼も男女向け、どちらも用意されている。

 

 彼らの地位はノヴァリス国王の命で守られている。

 娼婦、男娼だからって、貶められることはないって保証されている。

 ある意味前世より進んでいるね。


 プレイ内容は凄く豊富なんだって。

 ある程度のアブノーマルのご要望にもお応えできるんだそうだ。

 もちろん種族問わずだ。


 この世界は、変態が多そうだもんな。

 ただし度を越えたプレイの強要は犯罪になるから、即牢屋行きだ。


 医務室も用意してあって、月一のスタッフの健康診断、感染症対策用ポーションと避妊のポーションの投与などが行われている。

 これは職員だけを守るのではなく、市民への病原感染拡大もある程度防いでいる。

 とても重要なことだ。

 この制度を作った人には拍手を送りたい。

 マジで。


 過激なプレイで担ぎ込まれる客が一定数居るという聞きたくない情報も得られた。




 そんな娼館のトップを張るのが楼閣主の婆ちゃんだ。

 昔は娼館じゃなくて楼閣って言っていたんだって。

 そして俺はこの婆ちゃんには会ったことがある。


 噂ではハーフエルフで600歳を超える年齢らしいが、どう見ても20代中盤にしか見えない。

 ちょっとキツめの美麗な容姿で、迫力のあるオーラを纏っていてどうも近寄りがたい。

 しかもハーフエルフなのに、何がとは言わないが、うーん、デカい。


 タユンタユン。


 人間側の優性遺伝なのかな?

 ずるいぜ。


 若いと思っていたマリアさんも、実は180歳以上と聞いて驚いた覚えがある。

 エルフの血って恐ろしいね。



 さて、その娼館の主な客は、貴族から市民まで幅広い。

 もちろん軍や騎士団、冒険者もやってくる。

 騎士や兵士、冒険者は血気盛んな連中が多いからね。

 ガスでもなんでも抜いてもらわないとな。



ここまで読んでいただき、有難うございます。

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