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25.アベルくんとノヴァリス王国。

25.アベルくんとノヴァリス王国。




 さて、俺が現時点で知っている限りのこの世界を紹介してみようか。

 生きるノヴァリス大百科事典「ロッティー」が居るので、非常にその手のデータは入手しやすい。

 便利な子だ。


 それではまずは国の紹介から。


ノヴァリス王国 


 中心地:中央地方 首都セイナリア

 国土: 137,500平方リーグ(550,000平方キロメートル:1リーグ4Km)

 デカい。今のフランスくらい?


 人口: 約230万人

 統治: 1500年前から続くノヴァリス朝による統治

 建国:約1500年前に英雄王ノヴァリスとエルフの大長老が建国

 一年戦争:500年前、聖王国の侵略により勃発。ヴァレンタイン辺境伯領において侵略を防ぎ切り勝利。

 魔法革命:1500年前に一気に魔法技術が進歩し、魔石を使用する魔道具作成や魔法教育が盛んになる。


 一年戦争はあれだ、トレーサの奴がやらかしたやつだ。


 王政:中央集権的な王政国家で、王が絶対的な権力を持つ。公爵、宰相、閣僚などが助言機関として機能。

 貴族階級:公爵、侯爵≒辺境伯、伯爵、子爵、男爵の順で位が高い。

 王位継承:長子相続が基本だが、王の決定で他の子息が後継者になることも。



 人口分布と種族構成


 都市部と農村部で人口分布が異なり、特に首都や主要都市に人口が集中している。


 主要な種族

 人間:王国の大多数を占める。王族や貴族、商人、労働者など、社会のあらゆる層に存在。


 エルフ:長命。美しい種族で耳が長い。森林地帯に多く住み、魔法や自然の管理に優れる。都市部にも学者や魔術師として存在。


 ダークエルフ:長命。美しい種族で耳が長く、肌が浅黒い。商業や特殊な専門職に従事する。


 ドワーフ:人間より長命。主に鉱業や鍛冶に従事し、王国の工業発展に寄与している。地下都市や鉱山周辺に集住。


 ハーフエルフ:人間より長命。人間とエルフの混血で美しい個体が多い。中立的な立場で様々な職業に従事。

 

 ハーフリング:小柄で軽快な動きが特徴。商業やサービス業で活躍し、都市生活に溶け込んでいる。

 

 各種獣人:代表的な獣がベースになった二足歩行の種族。ベースごとに得手不得手があり、知能もベースになっている動物によって異なる。勿論個体差もある。あまり舐めないほうがいい。


 リザードマン:コモドオオトカゲがそのままに筋肉質な二足歩行になったような種族。見た目通り俊敏で力が強い。知能は人間の下限がリザードマン上限って感じらしい。人間とあんまり変わんない。こちらもあまり舐めてかかると痛い目を見るってことだ。


 あらゆる種族と交わる人間だが、リザードマンは卵生のため交わることが出来ない。


人間て変態。


 各種族にもちゃんと貴族がいる。部族代表というよりきちんと領地を持って運営している。

 もちろん上級貴族も居るし、エルフの大長老なんかは偉すぎて国政にはオブザーバー参加だ。


 その他、少数の種族が存在する。積極的に国に関与するもの、関与せずにひっそりと暮らすもの、様々だそうだ。

 大変希少な種族もいるらしい。


 ファンタジーだねぇ。




 次は地理



主要地域


 北部鉱山地帯:ヴァレンタイン辺境伯領において、ノヴァリス王国最大のダンジョン「深紅の大穴」が存在、モンスター討伐によるドロップアイテムと魔石取得が王国の財政に貢献。


 南部農業地帯:農業が盛んで、王国の食料供給の大部分を担う。


 西部森林地帯:エルフや他の森に住む種族が多く住む地域で、豊かな自然と魔法の力が強い。森林資源の採取や木工、狩猟が主要な産業。


 東部海岸地帯:漁業が盛んで、港町が点在。東方諸国との貿易拠点として重要な役割を果たし、美しい海岸線と温暖な気候が観光地としても知られる。


 中央平原地帯:広大な平原で農業が非常に盛ん。首都セイナリアが位置し、政治、経済、文化の中心地として機能。


 南部山岳地帯:険しい山々が連なり、自然の要塞のような役割を果たす。軍事訓練の場として利用され、防衛拠点も存在。鉱山での貴金属や宝石の採掘が行われる。ドワーフの手による最大規模の地下都市「ヴァルシオン」が存在する。


 というわけで、ヴァレンタイン辺境伯領は北部にあり、北の国境の先は聖王国ってことになる。



 社会と文化


 貴族階級:王族や高貴な貴族が支配する階級。王国の政治や経済に強い影響力を持つ。貴族同士の派閥争いはあるが、王室の調整により大きな混乱は回避されている。


 商人:経済活動を担う商人たちが集まり、商業地区では商業ギルドが重要な役割を果たしている。


 労働者階級:工芸品の製造、農業、建設業などを担う人々。彼らの労働が王国の基盤を支えている。


 知識階級(学者・魔法使い):魔術大学校や騎士学校に所属する知識人たち。学問や魔法の研究が盛んで、王国の発展に貢献。


 宗教:各種族において様々な多神教が崇拝されており、さらに時が経つにつれ各神が習合され、現在様々な教会が存在する。


 芸術:音楽、絵画、建築などが発展し、主都では定期的に文化的なイベントが開催される。貴族文化が豊かであり、王国全体に影響を与えている。


うちの国は多神教なわけだが、なぜか聖王国は“あのトレーサ”を唯一神に崇める一神教。見る目ないよなぁ。




国の概要はこれくらいかな。

まだあると思うから、そしたらその時にね。




ここまで読んでいただき、有難うございます。

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