第六章(9) 今の気持ちと二人への説明
「お姉さんに会えないけどいいの?」
カミラは約3ヶ月後、死後の世界で、最愛のお姉さんに会うはずだったから、私はそこが心配だったのです。
「はい。それに、私の姉なら、私に生きなさい!って、言いそうですから・・・・」
確かに、そうかもしれない。さっきのカミラの話を聞いていて、カミラのお姉さんなら、そう言いそうな気がした。
「わ、私のことはいいんですよ。アリーナ様こそ、寂しくないですか?」
・・・・そういえば、私も母に会うはずだった。
「寂しいけれど・・・・」
寂しくないとは言えない。いつでも、お母様に会えるのなら会いたい。
「カミラが、あなたがいるから、大丈夫ですよ。カミラが生きてくれるなら、私も生きていけると思うから」
心から、そう思えた。
「カウント、って何だ? 」
「さっきから、何のことをしゃべってるの?僕もハルも、わからないんだけど・・・・」
「あ、えっと・・・・」
「僕たちに分かるように、ちゃんと説明してくれる?」
エリオット様の言葉に、二人を置いてきぼりして話を進めてしまっていたことに気づきました。急いで全ての説明を始めようとする私とカミラなのでした。




