第六章(3) 私の過去の話② Byカミラ
姉の言葉の通り、私はその一年後、姉が働いている所に行くことが決まり、私達は再会することが出来ました。
だけど、一緒に働いて数日経ったある日、私が雇い主に呼ばれた場所に行くと、そこにはボロボロの姉がいました。
「ね、姉さん!?どうしたの?なんでここにいるの?」
「そ、そう、呼ばれた、のね・・・・」
「え、うん。そうだよ。ここに来るように・・・・」
「これから話す、私の話を、ちゃんと、聞きなさい」
「え、うん」
姉の声は今まで聞いたことがないほどの弱さでした。
「今、ある、時間を、大切にしなさい。生きていることに、感謝、しなさい」
「ね、姉さん?」
私は、今まで姉さんから聞いたことがない言葉が多くて、とても不安で、つい、声をかけてしまうほどでした。
「後悔、だけは、無いように。私も、お母様も、近くにいる、からね」
なんで、今お母様の話をするの?
「姉さん、なんで急に・・・・」
パシュ!
疑問を姉に聞こうとして声をかけた時に、後ろから音がして、ねえさんを見ると、姉さんから赤い血が流れていました。
「お前も、仕事を全う出来たら、逝かせてやるよ」
私の後ろで、女の人が私にそう言いました。
私は、その女の人に、姉を殺されました。




