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第四章(8) 公爵様とお客様とのお食事

「急にすまない」

公爵様の第一声はやはり謝罪の言葉でした。

「いえ、お気になさらず」

私もこの間と同じ様なお返事をしました。

「紹介しよう。こちら・・・・」

「僕はスタンリー・エリオット。ハルとは小さいときから一緒に過ごしてたんだ〜。いわゆる幼馴染」

公爵様のお言葉を遮って自ら話し始めるところと、公爵様を愛称で呼んでいるところから、お二人が親しいという事が伝わりました。

「お初にお目にかかります、エリオット様。アリーナ・レイルズと申します」

「はじめまして。結婚式で姿は見てたけど、あの時はお話出来なかったからね〜。今日会えて嬉しいよ」

エリオット様が結婚式にいらっしゃっていたなんて・・・・。

私、全く覚えていませんでした。せっかくお祝いに来てくださったのにも関わらず、お話すらしていなかったという、自分の過去の行いを後悔しました。


その後、エリオット様は公爵様に睨まれながらも、沢山のお話をしてくださいました。どのお話も、私の知らない公爵様の様子が伝わって、とても良い時間でした。


「僕、ちょっと席外すよ。ケーキは二人で食べちゃって」

夕食が終わった時、エリオット様はそう言って席を立たれました。

「ハル〜、帰る時呼んで〜。客間にいるから〜」

そう言いながらお部屋を出て行かれるエリオット様と、その姿を睨みながら見ている公爵様。エリオット様といるからこそ、私が見ることが出来る公爵様の姿に、少し新鮮さを感じました。


「それでは、私も席を外させて頂きますね。奥様、外におりますので何かございましたらお声がけ下さい」

「え、カミラ・・・・?」

いかないで。その言葉をカミラの目を見て訴えたのだが、彼女は笑顔で微笑んだだけでした。

「失礼します」

カミラはの言葉を残して、部屋を出て行ってしまった。

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