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異形事件解決~それが使命~

異形退治をしている零。

そこにフエが現れ──




 バン‼


 どろり……



 異形が溶けていくのを見て零はもう一発撃ち込む。

 異形は更に形を保てなくなり消滅した。


「フエ、こいつが本体か?」


 と何もない空間に向けて聞くと。


「残念、こいつは分身」


 と、何も無かった空間からフエが現れた。


「被害者がどうなったのかも分からないし、本体の場所も分からん、埒があかんな」


 そう言って愚痴ると、スマートフォンが振動した。

 零はスマートフォンを手に取ると、耳に当てた。

「レオンか、そちらの状況は?」

『被害者は全員見つけましたが……苗床にされている様子で』

「場所は?」

 零はレオンから場所を聞くとフエを見る。

「フエ、其処にマヨイを迎えさせられるか?」

「もちのろん! マヨイ!」

 ずるずると地面から這いずってマヨイが姿を現した。

「う?」

 フエはいつの間にか持っていた地図を見せる。

「マヨイ、このバッテンが書かれた場所に行って人命救助をお願い」

「う!」

 マヨイはにこりと笑い地面に潜って姿を消した。


「肝心の本体は一体何処に……?」

 再びスマートフォンが振動する。

 零は取る。

「ニルスか」

『ああ、済まない。本体を見つけたのだが──』

「が?」

『逃げられた、そちらに向かっている』

「マジか」

『本当だとも』

 そこで通話を打ち切り、零はフエに言う。

「済まないフエ、ニルスが本体を打ち損じた」

「えー彼奴わざとじゃないー」

「だから此処で食い止めたい、力を貸してくれ」

 フエはふわっと浮き上がり、逆さま状態になったまま零の唇にキスをした。

「いいよ、零さんの為ならね」

「すまんな」

 フエは着地し、前を見据える。



 なんとも形容しがたい叫び声を上げて、筒状の肉塊の塊のような生き物否、異形が現れた。

 頭部部分が吹き飛ばされた痕がある。


「フエ、ペンダントを外すから後は頼む」

「え、ちょ、ま」

 赤い宝石のペンダントを零は首から外した。

「花嫁は此処にいるぞ!」

 そう叫ぶと異形は歓喜と分かるが形容しがたい叫び声を上げて零に襲いかかった。


 が、零の四方、地面さえも結界のようなものが貼られていた。


「もー零ちゃんは無理するんだから」

 目をつぶっている零にそう言うとフエはにたりと笑った。

「花嫁に手出ししようとしたんだから、喰われる覚悟、あるよね?」


 フエの足下から黒い不気味な影否、肉壁のようなものが広がり異形の足下にも広がる。

「さようなら」

 肉癖から巨大な口が現れ、異形を喰らっていく。


 耳障りな悲鳴を聞き、そして全てが喰らわれるとフエは言った。

「全くうるさいし、不味いし最悪」

 と。

 その後フエは零の結界を解除する。

 零はフエの腕に倒れ込んだ。

「もーペンダントはこういう時でも外さないでよ-?」

「善処、する」

 フエはそう言いながら零の首にペンダントを付け直す。

「所長!」

「やぁ、零」

「レオンにニルスか、本件は片付いた。レオン被害者は?」

「警察の方に任せました、警察の方も事情を分かってくれています」

「というかそもそも依頼者が警察だしな」

 零はふぅとため息をつく。

「さて、事務所に帰って一休みだ、私はシャワーを浴びて仮眠したい」

「是非そうして下さい」

「添い寝はいるかね?」

「いらん」

 零はニルスの言葉を一蹴する。

「やれ、つれないな」

「お前の添い寝は何があるか分からん」

 零達はそう言って事務所に戻った。


 事務所にもどり、二階でシャワーを浴び部屋着に着替えた零はベッドに横になり、眠りについた。

 次の依頼に備える為の休み。

 異形と戦う零に、休みなど、あってない──









異形と戦うことを決めている零には休みはあるけどある意味ありません。

まぁ、無茶しすぎて無理矢理休まされることはありますが。


ここまで読んでくださり有り難うございました。

次回も読んでくださると嬉しいです。

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前回と今回、前やった話をあげてしまった事に漸く気づいたので新しい話と差し替えました。

申し訳ございません。

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