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36.重力

正直自分でも面白いのか疑問になってきたので

面白かった話にだけで良いので

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万有引力の法則。


重力。ジャンプします。落ちます。


アッポを上に投げます。落ちてきます。






じゃあ重力魔法は?

そんなの存在しません。

本当に?漫画ってやつだとあるよね?ここは魔法の世界。



言われてみれば、、、不可能なのだろうか?



ジャンプする。落ちる。

これが重力。アッポを投げる。落ちる。コレも重力。



ちゃうねん。それは引力だろうが~い。




執務室の椅子に座る。うん体重が椅子にかかる。

コレも重力?



ん?んん?引力?下に引っ張る力。






魔力で圧力を上からかける。身体が重くなる。


コレは?空気圧?


上から下は違うと?間違いでは無いらしい。




下から上を引っ張る。これが重力であり引力なのだそうだ。


なら空は飛べない?




正解であり不正解。気体コントロールが魔力で可能である以上。


圧縮した空気の上に乗ることが可能。


ふむ、空気を圧縮。魔力視で確認。魔力膜は固いだけ。


なら座る。乗れる。




いや、それ地に魔力膜を乗せただけ。やり直し。


魔力膜を浮かべる。それに乗ってみる。乗れる。


違うなコレも魔力膜に所謂障壁にのっただけだ。




、、、は?いや、いやいやいや。


おっさんと脳内会議。検証スタート。


魔力障壁を足元に張りまーす。魔力操作でそれを上げまーす!


ん?かなり力がいるな。思いっきりテイっ!




ガン!


「ぬおおおおおおおおおおおお!!!!」


頭を天井にぶつけた。


「大丈夫ですかロイ様!おのれ、何者!」


「違いますね。足元に魔力が集まっていました。それが上へと」


せやな、めっちゃ痛い!エマがヤレヤレと回復魔法を頭にかけてくれる。



これが細胞活性化による回復。とかいって誤魔化してみる。



そりゃそうだ。室内で人を上に持ち上げたら天井に頭をぶつける。


なんでゆっくりやらなかったんだろう。いや重いからか。



重力って難しいな。







引力の法則も有れば斥力も有る。


そしてついにおっさんやってくれました。


遠心分離機!例のグルグル回すと押し付けられる力です。


ハンマー投げ。これをやった時の事を思い出して、これも重力とかやってたらおっさん思い出す。


ちなみにハンマー投げのハンマーは魔弾に魔力縄括ったヤツで遊び半分で作ったヤツだ。


使い捨てで対シーサーペント用って建前だったかな。すぐ飽きたけど。


海の町へやってきた。


遠心分離機は塩とにがり?を別ける方法。らしい。


でもさ、現状下に溜まった液体もにがりでしょう?なんてツッコミながらもやって来た。




塩の品質が若干良くなるらしい。


という訳で試作しました。木がたくさん有るって素晴らしい!


サイキックって素晴らしい。風力って素晴らしい。





とりあえず桶に取り付けた取っ手を回します。


うんグルグル回るね。


え?これじゃダメ?魔力視で風魔法を発生させる。


回転させる。コレくらい?もっと?もっと?もっと?


はあ?コレくらい!


ふざけんな人力だと身体強化して必死にやらないとじゃん。





トルク?ギア比?ああ、歯車を組み合わせるわけか。


なるほど。でも設置に限界あるよ?


作ってはみるけど。




うわあ、歯車だらけだ。


せーの!


、、、お?おお?おおおおおお!!!




すげえ早い。オモシロー。




バキャ!!!!!


ぎゃあああああああああああああ!!!


自分を含めた悲鳴が多数あがる。




バラバラ事件発生


「木製だと耐久値が無いからね。」


工房作業員達が片付けてくれている。というか俺以外傷だらけだ。


木片バラバラに飛び散ったもんな。しかも興味津々とめっちゃ寄ってたもん。


俺?フェイが飛んできて回復魔法かけてくれた。




現在使用人達が順番に作業員達の回復中。








そして完成した遠心分離機。鉄製だ。コレで塩の品質が向上する。


え?それも有るけどとりあえず牛の乳を持ってこいって?


で入れると。回すとふむふむ。




やったよ。で?濃い層が出来るからそれを掬うと。


舐めてみる。めっちゃ濃い!この辺りだな。




んで?ふむふむ。細い棒をいっぱい束ねる。何本位?


最低100!?手で握れる位の太さに纏める!?無理だろ!




ん?串?おお!コレを束ねる。で?まず卵を黄身と白身に別ける?


んで?白身を必死にかき混ぜる?


ほうほう、でやああああああ!!!!


で?さっきの濃いミルクとはちみつ追加?で?また!


とりゃあああああああ!!!!


はあ、で?黄身を入れると。で?ま、また?


ふんぬうぅぅぅぅぅ!!!!!!


で、で?ドライアイス魔法?氷魔法だね。




桶いっぱいに?ぬううう!セイっ!!!


はあはあ、で?さっきのはちみつを入れたミルクの器をのせる。


混ぜる?またかよ!今度は軽くでいい?なら良いけど。




、、、固まってきた。コレってあれだよね?


アイスクリーム!!!!おっさん最高!




出来上がったアイスクリームを匙で一掬い。口に入れる。


卵の風味、はちみつの甘味、クリーム、濃厚な甘さが口に広がる。


はあ、感動だ。コレがアイスクリーム。




エマを含めた部下達に試食を勧めてみた。


ホレホレ、どうや?なんとか、言ってみない?あれ?


なんか物凄い剣幕でアイスクリームの入った器と匙を見比べている。





あれ?思っていた反応と違うな。特にばあちゃん。驚愕した表情は分かる。


ただ匙を握って器に注視している。





ん、溶ける?おお、さっさと食ってしまおう。


ああっ、とため息が聞こえるが知らない。作り方は見せただろう?


んんんんん美味かった。




「ロイ様、大変申し訳無いのですが。この樽いっぱいに氷をお願いできますか?」


ああ、自分で作るんだね。良いよ。ドライアイスだけどね。


「かなり冷たい氷だから直接手で触ると一瞬で凍傷になるよ。」


そう言いながら桶に、そう桶に作ってあげて渡す。


樽?無理に決まってんじゃん。あの魔法すごい魔力持っていかれるんだよ。



自然に近いとこじゃないと無理。後は頑張ってくれ。









ありがとうおっさん!



、、、約束だったからな。俺も美味かったし。

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