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30.お呼びでない?残念。

とりあえず30話まで続けられました。

うむ。


ハッキリ言って言い辛い!




すまん、私はヤンナート。


本来の予定はランナートだったんだ。




そうしたらな。親に向かって繋げと。埋めろと。


私芸人じゃないんだけどな。


おい!ロイ!芸人ってなんだ?









取り敢えず聞きたい。なぜ今回私が単独で、否。


監視付きで視察なのだ?


よ、予定ではあと3日しか


さすがロイ部下!


半年はかかる予定を一ヶ月に詰め込んでくれた!




あれ、絶対時間切れじゃあ。


え?幸い隣領。何かあっても便りの事故で逃げましょうだと?


いいね!すごくいいね!


なに、どんだけ優秀な家臣抱えてんの?










ふむ、これが海か。



危険だから近づくな。シーサーペントとの戦いは続いている?


?あの丸い物を嬉しそうに抱えてきた少女が婚約者のアイシャ殿?


して、この丸いものはなんだ?




ほうほう、これが投石機。でかいな。丸いのは弾というのか。


ふむふむ、革の所にコレを置く。


魔力を込める。赤くなるまで?




赤くなったら、この縄を外す。は?


一瞬の出来事だった。


木の棒が勢い良く立ち上がったかと思えば弾が海へと消えていき。




海へ着水したかと思えば海面が膨れ上がり巨大な水柱をあげた。


水柱が上がると次に巨大な蛇に似た生物が数頭起き上がる。




で、でかいな。


やっぱりまだいるかと?ずっとあの辺りから離れない?


確かにアレがいるのでは漁ができんな。





コレが塩田。段々になった水を張っただけに見える。


それがかなり遠くまで作られている。


現在も作っているのだろう。


粒の様に見えるが人が何人も活動しているのが見える。




してココが製塩所。建物が何軒もくっつけたように立ち並ぶ。


入れないんだな?


警備兵と呼ばれる厳つい男達が何人も歩き回り、更に馬に乗った者が数名。


かなり厳重だな。




え?暇つぶし?本来は休み?休みでも金が出る?


やることが特に無いから自主的に?


馬に乗っている人が本来の勤務者?


なんなのこの警備兵って連中。









今日はここで宿泊らしい。


ふむふむ、結構でかい屋敷だな。例の水道橋が繋がっておる。


柵で囲ってあって、おお木造りとはいえ立派な門だ。




ん?なんか見覚えがある紋章が門の上に見えた気が。


ここの厩舎に馬を入れると。


見覚えのある馬がいる気が。




「あら、おかえりなさい。早かったわね。」


ヴィアーヌ。お前がいるということは、ここは。


「結構広くていいわね。木造とはいえ木の香りがする位で特に不便も無いし。」


コレを買ったのか。


うん。ロイ。本当にすまん。これはヤバイわ。正規だといくらするんだよ。




中を使用人らしき者が案内してくれる。


応接室。既に見覚えのある備品がちらほらと。


使用人の部屋が10部屋と。一番奥に厨房。折り返して風呂な?




見るの怖いが一応見るよ?、、、見なかった事にしよう。




あのな、ロイのいる領主館が二つでな仕事上あの規模は解る。


たぶん王国一でかい風呂だろうけど。


確かにあの風呂の内の一つほどでかくはないよ?


なんでその半分位の大きさがあるんだよ!


使用人の数!家族構成!別荘って意味!


子爵家の家より価値が高いわ!



はあ、んで客間が6?トイレが4?二階?にあがる。階段登りたくねえわ。


使用人控室?書庫予定部屋?トイレが4?


個室?10?それで妻と私の部屋が一番奥と。




家具は見覚えのあるものばかりだ。


イバーナから引っ越した家具職人の弟子が工房を開いた?


家具も費用に含まれていると。




王都で一軒風呂付大金貨100枚。


うん、ここで風呂付一軒大金貨100枚なら普通にこっち買うわ。




え?建物自体はそんなに掛からない?


やっぱり風呂か。だよなあ。


だけじゃない?




トイレ?入ってみる。独特な形をしているな。


座って用を足すと。なるほど便座ね。で?この紐を引くと


はあ?便座の裏?奥から水が流れて来た。


溢れるんじゃ。溢れないだと。




最新技術!?馬鹿じゃないの?









今日の夕食は例のご飯、味噌汁、塩漬けの野菜、グラスに入った水。


そして、魚。魚!あ、釣りはできるんだ。


「おい!ヴィアーヌ!本当はいくらなんだよ!」


「大金貨で一軒土地付き200枚らしいわよ?」


いやな、なんというか。それ息子に(たか)っているのと変わらんぞ。


「本当は無料で良いって言ってたんだけど。それじゃ悪いからって最初は600枚ちゃんと払うって言ったのよ?なんか段々下がって。」




なんで大金貨600枚が100枚になるんだよ。なんで無料にしたがるんだよ。


「隠居先に良い土地ねって視察の時に褒めただけなんだけど。」


それでくれようとしたと。


「そしたら建築が始まって。トイレとか風呂とかは実験研究費とか言ってたわね。あと労働者にお金を与える公共事業?と経験を積ませるとかなんとか。」


なるほど。それは経済が活発化するわけだ。技術開発だけではなくその転用。経験。貴族が無理矢理名目を付けて仕事を平民に与える。




「あなたというか。私達の隠居先なんだからコレくらい贈らせて欲しいと。」


なんだろう。泣きそう。




本当に子供に恵まれた。泣きそうになって水で誤魔化そうと口をつける。


危ない。吹き出しかけた。


水じゃないぞこれ。




「お酒よそれ?ワインもあるんだけど。私はこっちの方が好きだからそうしたんだけど。ワインの方が良かった?」


「そんな事はない。これはこれで美味しい。」




「ところで、スープ美味しい?」


「ん?例の発酵調味料だな。うむ。慣れればうまいな。」


彼女がいたずらが成功した様にニヤリと笑う。ロイが企みが成功した時の表情にそっくりだ。




「そのスープの元。味噌ね。私が作ったの。」


「は?いや、え?お前貴族婦人だぞ?」


「あら、この領ではヴィアーヌ・イバーナってだけの個人よ。その為にカードの裏の貴族紋消してもらったんだから。」


紋章消せるのか!いや、消しても。ん?個人?え?


「だって貴族として友誼とか、貴族としての活動だと視察くらいしか出来ないんだもの。要は金落とせって感じ。個人活動なら領法内なら何をしても良いって言うし。」


貴族としてだと。確か領法をそこまで適用出来ないがかなり制限が付く。


出来ても施設の視察。友誼がない場合は領主館から出れないな。


ん?本当にいらなくないか?領法内なら良いんだもんな。




要は秘匿技術を見ても洩らさなければ良い。そして貴族活動をしないと。


貴族としては振る舞えないが。


「お金持ちの道楽って生活ね。そうそう。早速換金の予約したわよ。今老後の貯金としてまず一億円。」


一億円?たしか建設中の両替所の計画書に載っていた為替レート?


では大金貨5枚で100万円だから。大金貨500枚!


「何言ってるの!ちゃんと個人で領民としての換金だから100枚よ!」




それもあったか!本当に貴族紋邪魔だな。しかも逆も出来る。


食事の見た目はあまり良くないが。


美味しいし、家買ってしまったし。


貴族としての自分だと、


ここに泊まっても飯食って風呂入って寝るくらい。









貴族紋いらんな。消してもらおう。


面白いと思った話があればいいねをください。

なるべく指針がほしいです。どっちに向かえば良いかわからなくなってきました。

おもしろくないと思ったらこの話がおもしろくないと感想ください。

今後可能な限りおもしろくない話を避けた形にする努力をします。

文体等は申し訳ありませんがそこまでの技量がありません。

読みやすくなるよう何度か読み返してはいます。

ただ、まだストックが何話かあるので。

おもしろくないパターンが続いたら飛ばしてください。

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