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150/150

150.本業とは

突然ですが完結ですw

長かった。本当に。


とりあえず納税前にミスリル刀が完成した事を皆に伝えよう。


そして出来た本数4本!ドヤッ!勝った!ワイは賭けに勝ったんや!


って事で只今ロイ様へ献上中でござるw









「ふむ。してコレがミスリルで作った刀と。」


ロイ様はカチャカチャとミスリル刀を早速解体中。バラバラにして刀身の反りや波紋、銘を見て、刀身に魔力流してみたりその様子を魔力視を使って確認している。


「フフフ。しかし災難続きであるな。」


ロイ様がメッチャ御機嫌だ。隣に座ったメグミさんもミネーヴァ様も嬉しそうだ。二人の前にもミスリルの刀。ああ、もう一人いるのを忘れていたんだよ。三人と会うと聞いて三本持って来たんだお。


「良かったじゃない。結局追加の投資は2億5千万で済んだんだから。私達がその金額で二本買い上げてあなたの元には一本残る。予定通りになったわけね。」


メグミさん。あんたワイから001のプレミアムな刀をただ同然で巻き上げたじゃん。今更いらんけど。ってか結局ロイ様の元に行ったから問題ないし。借金チャラだし。


「開発した刀を玉鋼ではなく、さらにミスリルで創り上げる。大した想像力だ。だが、何というか。ずいぶん大胆な金の使い方だな。」


ミネーヴァ様が若干引きつった顔でワイに言ってくる。だってロマンじゃん。異世界に来て刀作って、ミスリルで刀。出来ればだけど、あるなら魔鉄とかオリハルコンとかヒヒイロカネとかでも作ってみたい。金ねえから出来ねえけど。


やらんからな!押すなよ?じゃねえ!


ミスリル刀を献上しながらこれまでのいきさつを面白おかしく話す。メグミさん、この件の話をしないでいてくれてありがとうございます。


生活保護の報酬は刀を開発し、すっからかん。国や領やお貴族様から貰った報奨金はミスリル鉱石買って刀の開発にはしったら、すっからかんどころかメグミさんに投資してもらうはめになった。いや違うな。ミスリル刀で相殺だから!結局ワイが投資したはずだからワイの功績や!


そしてメグミさんに調理法?の一種を教えたら大金貰ってその時に料理を開発する事が金になると味を占める。調子に乗って調味料開発に乗り出す。


施設占領事件で蔵を押し付けられ1億の借金を背負う。蔵を転がし借金返済してダンジョン都市にお引越し。そこで生活費に困るほどのすっからかん。ダンジョンにて生活費を稼ぐ毎日を過ごす。


「ゴブリンソードを守る為と、実際には迷子になってゴブリンに追い掛け回されるとは。そして子供に説教されたと。相変わらずユウスケの話は興味深い。」


なかなかにアップダウンの激しい毎日を過ごさせていただきました。

いいネタなったおw


話のネタって金掛るんやねえ。


「しかし、完成したミスリルの刀。コレは素晴らしいな。あの鍛冶屋も肉体実験を行って延命措置をした甲斐が有ったというものだ。」


完成したミスリルの刀の特徴。刀の性質をしっかり受け継ぎつつ。魔力伝導率、保持力共に良好。魔法媒体の杖として使っても優秀。強化出来るし熱にも強い。


正に御都合主義で出来た金属だ。


ってかあの鍛冶屋肉体改造されとったんか。延命措置って事はなんかあったんかな。


「ユウスケ。よくやった。刀の製法。ミスリル刀の開発と献上を含め報酬を振り込んでおこう。」


おっしゃ!期待しているで!これからスローライフの始まりや!家買ったし。ダンジョン辺りで色々やってれば話のネタにもなるだろうしな。


和やかな感じでお茶会はお開きになった。うん。終わりよければ全て良しだ!









「なんでこうなった?」


ワイ馬上。周囲。軍隊。斜め前にフェイ様。


え?何って、見りゃわかんだろ!進軍中だよ!拉致られたんだよフェイ様に!


ワイ軍人ちゃうのに。


フェイ様に笑顔でついて来いって言われたんだお。震えが来て従うしかなかったんや。


目の前には敵兵がおよそ5000人。こっちは1500人程度や。絶望的!本物の戦争に何でワイが、、、


貴族の義務って言われたんやけど。ワイ貴族ちゃうねんけど。ロイ様の話し相手ってそういう立場だってさ!意味わかんねえよ!わかりたくねえよ!


右胸になんかの紋章とかついてるけど聞きたくない!





殺し合い。互いにぶつかり合い互いに血を流す。負の連鎖。それが戦争だと思っていました。


ええ、蹂躙でした。素人に毛が生えたようなチクチク攻撃。火の玉というか種火が飛んでくるような詠唱が馬鹿長い魔法。


こちら側の初手はボウガンでサクサクと相手のフルプレートを突き破った。

人よりでかい炎の球が敵陣営の真ん中に着弾し人の焼ける匂いと熱風が広がる。それが数度。そしてそのまま突撃。フェイ様が先陣を切り敵軍に亀裂を入れる。ワイ達もくっついていって暴れまわる。


相手の剣をミスリル刀と鋼の刀で真っ二つにし首を刈りまわる。


圧倒的な物量差は圧倒的な武力の前になすすべもなく。数時間もしない内に戦争が終わってしまった。


相手軍は敵将含め生存者無し。捕虜なんていない。フェイ様は逃走すら許さなかった。


だからなんで?


何で進軍しちゃうの?


ワイのセカンドライフは?スローライフは?


あれ?あ~るぅぅぇええぇええぇ?


戦争なんて聞いてない!なんでこうなったああああああ!









いつの間にか始まった戦争。巻き込まれてしまった戦争。

異世界ってこんな感じ?みんなこうなの?なんで異世界って戦いが好きなの?

この脳筋共め!!!!!!!!

読んでいただきありがとうございます。


自分の書き始めた頃に考えてしようとしてた事から

大分ズレてしまってきているので

どうしたものかと考えた結果です。


なので一度ココで完結としました。

お付き合いいただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] ひとまずの完結お疲れ様でした 続編や次作など、また書かれるときが来ましたら読ませていただきたいですね
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