表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

瓶の中で生きる猫

作者: 静 霧一

 

 昨夜、一匹の猫が死んだ。

 私はその事実に泣いた。

 ただ、ぼうっと夜空に浮かぶ新月を眺めながら。


 ◆


 早朝の海ほど、清々しいものはない。

 私は太陽も上がらぬ早くに目を覚ますと、ふと思い立ったかのように履き慣れたスニーカーを履いて外に出た。

 道の途中、空を見上げれば星がまだ点々と夜空に輝いている。


 徐々に目的地が近くなると、潮の香りが少しづつ濃くなっていき、私の鼻の奥を突いていく。

 私が足を運んだ先は、実家にほど近い浜辺であった。

 真っ新な砂があたり一面に広がり、波の引く音だけが静かに木霊している。


 私の片手には、大事に作り上げられたボトルシップが握られていた。

 透明な瓶の中には、白い帆を張った木製の小舟が一艘、雄大な海への出航を急ぐかのように堂々と佇んでいた。

 私は浜辺へと降りる石段の真ん中あたりで腰を下ろし、海を眺めた。


 太陽が少しだけ頭を出し、そこから漏れ出した真っ直ぐに伸びる白い光が夜をだんだんと裂いていく。

 一日が始まるというありきたりな光景であるというのに、今日はなんだかそれが神秘的にも思える。

 遠く昔、どこかの教会で見た、ステンドガラスに描かれていた鮮やかな風景にそれはよく似ていた。

 太陽がちょうど半分まで上った暁を待ち侘びたかのように、私はその場で立ち上がり、浜辺へと続く階段を下りていった。


 私の足跡だけがくっきりと、白い浜辺に残っていく。

 波と陸地の境界線まで歩き、私はその場に立ち止まった。

 ちょうど波の届く位置といえばよいのだろうか。

 スニーカーのつま先には、押しては引く波がちょこんと手招きをするように当たっている。

 私は誘われるようにして、その波の中へと足を進めた。


 ちょうど、膝下あたりが海面に浸かるところまで進んでいくと、私はその場で立ち止まって、片手に握りしめたボトルシップを浮かべて、それを太陽の上がる方角へと流した。

 ゆらゆらと揺れながらも、ボトルシップは前へ前へと太陽に向かって進んでいく。

 それは私の昨夜の寂しさを連れて行ってくれるような気がして、私はその光景に涙を流した。


 ほどなくして海から上がった私だが、履いていたスニーカーはびちょびちょで中には砂が入っている様子だった。

 水に濡れた靴下がぐちょぐちょと足の裏に引っ付き、その感触は素足で豆腐を踏みつけているような、そんな気持ち悪さがあった。

 水分を含んだスニーカで歩くたびに、びちょびちょと細かな穴から水がちょろちょろと漏れ出す。

 私が歩いた道の後には、くっきりと濡れた足跡が残っていた。


 先ほどまでいた海を振り返ると、水面に朝日の斜光がきらきらと不規則に反射している。

 その光の中に、白い光を反射する瓶に入った小さな船が一艘、大海原へ航海するかのように、右へ左へと波に揺られながら波に乗っていた。

 その船はゆらりゆらりとしながらも、その船首をまっすぐと太陽に向けていた。


 私はその様子に胸をなでおろし、立ち止まっていた足を再び動かし歩き始めた。

 アスファルトの上を歩くたびに、ざらりと足の裏に浜辺の細かな砂を感じ、その一歩がすごく重く感じる。

 今更ながら、膝下までわざわざ海の中へ歩くことはなかったなと後悔し、私はとぼとぼと実家までの道を帰っていった。


「ただいま」

 がらがらと実家の引き戸を開ける。

 玄関の上がり(かまち)(※1)に腰を下ろし、タイル状の石床に海水で濡れた靴を脱ぎ捨てた。

 その場で靴下も脱いでみたが、その中からはパラパラと細かな砂がまるでビーズを落としたかのような音を立てて、ぽろぽろと散らばった。

 私が帰ってきたことに気付いたのか、どたどたと今のほうから重い足音が近づいてくるのが聞こえた。

 その足音は私の背中越しで止まる。


「どこ行ってたの?」

「海。近くの浜辺に行ってきてた」

「早く支度しなさいよ。あと、その玄関のその砂掃除しておいてよ」

「わかった」

 そういうと母はまた今のほうへと戻っていった。

 少しばかり、母からの後ろ姿からは味噌の柔らかな匂いが香った。


 私は洗面所で足を洗い終わると、また玄関へと向かい、白いサンダルを履いた。

 玄関を出て、ちょうど右手にある物入倉庫に向かうと、そこから古ぼけた箒を一本取りだす。

 その箒を持って、玄関の石床に散らばった砂をさっさっと外へと掃きだした。

 ちょうど掃除が終わって、サンダルを脱ぎ掛けているときに、居間のほうから「ご飯できたわよ」と母のよく通る声が聞こえた。

 私は「はーい」と自分にしか聞こえないほどの力の入っていない声で呟いた。


 居間まで続く廊下をゆっくりと歩いていく。

 私の実家は木造の古い家屋であるせいか、廊下で足を踏むたびに木の板がギイと(たわ)み、いつか踏み抜けてしまうのではないかと恐怖心を煽ってくる。

 このギイという廊下の軋む音は、私にとってのちょっとしたトラウマでもあった。


 私がまだ小学生の頃、大人への憧れなのか、母親からだめだと言われていた夜更かしを悪ぶってしたことがあった。

 夜更かしがばれないように居間のテレビから光が漏れないように毛布を掛け、音を最小にしながら、昼間には見ることのできない大人の番組を好奇心のままに見ていた。


 だがそれがいけなかった。

 冒険するかのようにチャンネルを回していると、白装束を着た血まみれの女がテレビの中で奇怪な動きをしながら迫り寄ってくる映像が流れ、私は思わず「わっ」と叫び、テレビの電源を消してしまった。

 今考えれば、それは夜中に放映していたホラー映画のワンシーンだったのだが、小学生であった私は、テレビの中から怪物が追ってくると勘違いしていたのだ。


 私は真っ暗闇の居間でカタカタと両腕を摩りながら震え、テレビの前で腰を抜かしていた。

 すると、廊下のほうからギイ、ギイと何かが近づいてくる音が聞こえた。

 母でもない、父でもない、弟でも妹でもない、ゆっくりとした足取り。

 その足音は居間の襖の前で止まると、襖の枠にガリガリと爪を立てる。

 少しの隙間が開くと、ごそごそという音を立てながら、一匹の三毛猫が居間へと入ってきた。


「な、なんだ……ミケか。驚かすなよまったく」

 ミケは私のもとへと歩み寄り、すりすりと頬を私の太ももへと擦り付けた。

 私はその可愛さに、さきほどまでの恐怖が和らぎ、にっこりとほほ笑むとミケの頭を優しく撫でた。

 ぐるぐると喉を鳴らすミケ。

 ミケは私に白いお腹を見せ、「にぁあ」と鳴きながらもっと撫でてと私におねだりをする。

 私はミケの横に寝そべり、毛並みにそうように手の平でゆっくりとミケの腹を撫でた。

 柔らかな毛並みがゆっくりと私の眠気を誘い、大きくあくびをしながら少しだけと私は瞼を閉じ、睡魔に身を任せるのであった。

 結局、私は朝になって母の怒鳴り声で目が覚めた。

 あぁ、やってしまたと思わず深いため息をついた。


 その出来事以来、夜更かしというものを実家ですることはなくなった。

 だが、未だに廊下のギシギシという軋む音が聞こえるたびに、脳裏にあの日のホラー映画のワンシーンが繰り返し流され、少しだけ嫌な気分になるのだ。

 居間に到着すると、家族がみな集まって朝食をすでに取っているところであった。

 私はそそくさと椅子に座り、用意された朝食に箸を伸ばした。

 ピンク色に少し茶色の焦げが差した鮭の切り身がいい香りを漂わせている。

 それを一口大に割き、口の中へと頬張った。

 ほのかな塩味と鮭からにじみ出た油の甘さが調和し、混じりあう。

 その至福を胃の中へ流し込むように、白いお麩の浮いた味噌汁をすすった。


「今日は何時に出るんだ?」

 父が母に尋ねた。

「斎場には昨日連絡が取れて、10時30分ごろに来てくださいって言われたわ。ここから車で20分ぐらいだから……10時には出たいわね」

「わかった。お前らは行くのか?」

 父は私と弟と妹に目配せをした。

 弟は無言で頷き、妹は「うん、行く」と父に答えた。

「博之、お前はどうするんだ?」

「俺は……いいや。留守番してるよ」

 私は静かに箸を置いた。

「最後のお別れだよ?行かなくていいの?」

「ちょっと体調が悪いんだ。少しだけ寝てたい」

 朝食もほどほどに、私は席を立つ。

「お骨が帰ってきたら庭に埋めるから、その時は起きてちょうだいね」

 母は優しく私に投げかける。

 私は「ごめん」と一言だけを残し、俯く様にして食卓を後する。

 特に戻る自室もないため、襖一枚を隔てた居間の隣にある仏間へと移動した。


 仏間は埃一つなく、綺麗に掃除されていた。

 畳から香る井草の匂いと、障子越しに太陽の光の温かさが、本来冷たいはずの仏間に人肌のようなぬくもりを生んでいる。

 私は閉めきられた障子を開け、仏間の中に風を通した。

 その気持ちよさに打たれながら、ごろりと畳の上に寝っ転がる。

 体調が悪いだなんて、なんでそんなしょうもない嘘をついてしまったんだろう。


 私は瞼を閉じた。

 すると、耳元でぐるぐると喉を鳴らす、聞きなじんだ音が聴こえた。

 私はすぐさま目を開いたが、そこには何もなく、代わりに外から入り込んだであろう青葉が一枚落ちていた。

 そろそろ現実と向き合わなければならないが、私はまだまだ未熟者のようで、その勇気というものが湧いてはくれない。


「あぁ……ミケ。お前が死んだなんて、まだこれっぽちも信じられないじゃないか」


 蓋をした涙腺から、堰を切ったように涙が溢れ出る。

 泣くつもりなんてなかった。

 二十歳を過ぎたいい大人が、こんな格好見られたら恥ずかしくてたまらない。

 だがそれでも、私は誰もいないことをいいことに、泣いた。

 私はミケの亡骸に立ち会うことができなかった。

 思い出の中の元気なミケが、静かに息もせずに眠っている姿がどうしようもなく怖かったのだ。

 そんなものを見るならいっそ、骨になった姿を見たほうがミケの死を優しく受け止められる気がする。


 最後の最後で、私は逃げてしまった。

 最愛の猫が死んでしまったことを未だに受け止められない私に、悔しさがこみ上げる。

「不甲斐ねぇな……」

 涙とともに、小刻みに唇を震わせながら呟く。

 外から吹き込む風は少しだけ塩辛い味がした。



 私は昨日のことを、夢の中で思い返した。

 東京で仕事をして一人暮らしをしている私は、実家を離れてすでに4年が経過している。

 私はその自宅で、暇をつぶすようにしてベッドに横になりながらスマホの小さな画面で映画を楽しんでいた。


 昨日の夕方、ちょうど午後の4時を回ったころだろうか。

 スマホに1件、母からの連絡が入った。


「ミケがそろそろ危ない。今日か明日が峠かも。出来たら来てあげて」

 私はそのメッセージを見ると、背中に冷ややかな汗が流れた。

 1ヶ月ほど前から腎不全を患っていたことは知っていたが、まさかここまで進行が速いとは思ってもみなかったのだ。

 その連絡があったのが土曜日の夕方であったために、たまたま時間が空いている。

 私は急いで支度をすると、神奈川県にある実家へと電車を乗り継ぎながら急いで帰省した。


 実家に到着したのは夜の8時頃であった。

 私は到着するなり、ミケがいる居間へと向かう。

 そこには柔らかな毛布の上で、骨と皮だけに痩せこけたミケが寝ころんでいた。

 もう動く元気はないようで、ただスースーと息をしているので精一杯といった様子であった。

 私はそのミケの腹を優しく撫でる。

 すでに黒い瞳孔はまん丸く見開かれていて、そのくりくりした目で何かを訴えかけるように私の目の奥を覗いていた。


「久しぶりだな。会えなくてごめんよ」

 私は何度も何度もそう呟きながら、優しく撫で続けた。

 途中、弱弱しくもぐるぐると喉を鳴らす声が聞こえ、私はその様子に少し安心をした。

「ご飯食べたの?」

 エプロン姿の母が尋ねた。

「いや、食べられてない。俺の分も作ってもらえると助かる」

 私は母に夕食の追加をお願いした。

 台所からは生姜のいい匂いが漂い、私の食欲を掻き立てる。

 私はミケの今にも掻き消えそうな呼吸を気にしながら、台所へと向かった。


 食事の途中、私はミケの病状についてを母に聞いた。

 どうやら猫の慢性病でもある腎不全になってからというもの、ミケは吐き戻しを繰り返して、まともに食事をとれていないらしい。

 近くの動物病院で薬をもらいながら、水分だけを与えてはいたものの、普通の食事を取ることは出来ずに、とうとうそれが限界を迎えていた。

 ついこの間まで、私は忙しさと愛憎に忙殺され、何をやっているんだろうと独り希死願望を抱いていたが、最愛の家族が今この瞬間にも命の灯が消えそうな姿を見てしまうと、「あぁ私は何て不甲斐ないんだ、こんな不甲斐ない主でごめんよ」と、ミケを撫でながらただただ枯れた祈りを抱いていた。


 その夜、ミケは静かに息を引き取った。

 私はどうしてもその姿を見ることが出来ず、仏間に敷かれた布団の中で泣くことしかできなかった。


 ◆


 家の玄関がガラガラと開く音がして、私は目を覚ました。


 父と母が外はまだ暑いねと言いながら、真っ先に台所の冷蔵庫を開け、コップに麦茶をトクトクと流し込む音が聞こえてくる。

 私も少し喉が渇いたと、その音につられて台所へよたよたと歩いていき、コップ一杯の麦茶をごくごくと飲み干した。

 居間のほうへと移動すると、テーブルの上には小さな白い箱がちょこんと寂しく置かれていた。


「小さくなっちゃったでしょ。本当、まだ死んだなんて思えないわよ」

 母が寂しそうに呟いた。

 私も「あぁ、そうだね」と呟いた。

 白覆(しろおおい)から骨壺を抜き出すと、円柱の白いこじんまりとした陶器が一つが現れた。

 上蓋を外すと、そこには細かな骨が砕かれた状態で入っていて、一番上には頭蓋が綺麗な状態で置かれている。

「頑張って生きたんだね」

 骨壺の中からは、骨の焼けた香りがほんのわずかに。漂った。

 私はその香りを宙で優しく掴み取ろうとするが、それはふわりと手の平から逃げていき、風に紛れてどこかへと消えて行ってしまった。

「そろそろ埋めるか」

 父が居間に現れ、骨壺を優しく抱えた。

 私たちは玄関で靴を履き、家の周りをぐるりと回って、裏手側にある庭へと出た。

 庭ではすでに弟と妹が、隅のほうの木蔭にこじんまりとした穴を掘っている最中であった。

 私たち家族はそれからというもの、ミケとの思い出を語り合いながら、一つ一つ骨を摘まんではその穴の中にそっと置いた。

 あぁこんなに大腿骨は太かったんだね、背骨もしっかりしてるね、頭蓋はちっちゃいね、なんて他愛もなく談笑が空気を柔らかく和ませる。

 全ての骨が穴の中へと入り、弟と妹はその上に土を優しく覆いかぶせた。

 そして、石碑に見立てたちょうどよい石をそこに置き、私たちは皆で合掌した。


「あっという間だったね」

 母は少しだけ涙ぐみながら、石を撫でた。

「そうだな。あんなやんちゃだったやつも、いなくなるとやっぱり寂しいな」

 父はいつになく寂しく答えた。

 空を見上げると、白い入道雲が青に映えるように天高く昇っている。

「夏が過ぎたのに、まだ少しだけ残暑が続きそうね」

 母は汗ばんだ額を腕で拭う。

 9月の初めだというのに、日本の夏はどうも欲張りなようで、未だ8月31日が終わらせずにいる。

 暑い暑いと言いながら玄関へ戻ると、ツンと突くような潮風の香りが私の鼻を掠めた。


「少しだけ、海に行ってくるよ」

 私はどうも海に呼ばれたような気がした。


 父と母に「すぐに戻る」と告げると、駆け足で浜辺へと向かった。

 浜辺には犬を散歩するおじさんが一人、海を眺めながら佇んでいるだけで、他に誰もいなかった。

 早朝の時とは違う昼間の海は、さざ波の白さが泡のように浮かんでは消え、浮かんでは消えていく。

 私は浜辺に足を踏み入れ、波打ち際で足を止める。

 そこにはきらりと光る透明な瓶が一つ、ころころと波に打たれながら転がっていた。

 私はその瓶を拾い、優しく砂を払う。


「あぁ、そうか。君は旅だったんだね」


 私は海の遠くをじっと眺める。

 海上に揺らめく蜃気楼の中に、白い帆を揚げた船が見えた気がした。

 そっとは耳に瓶の口を近づける。

 私は目を瞑りながら、瓶の中に巡る音に耳を澄ました。

 瓶の中からは「にぁあ」という、ミケの懐かしい声が聞こえたような気がした。


最後までお読みいただきありがとうございます。


この短編は、先日腎不全のため息を引き取った最愛の家族でもある三毛猫のミケへの心情を書かせて頂きました。

生まれてから11年目。

誕生日を迎えた日が、ちょうど命日となりました。


2か月ほど前に、ミケの弟でもあった白茶猫が悪性リンパ腫で亡くなり、その後を追うようにして逝ってしまった気がします。

やはり最愛の家族がいななってしまうと、心の中にぼっかりと丸い穴が開いたような気がします。

どうしてもその埋められない穴が寂しさとなってこみ上げてきますが、それを押しつぶすかのように忙しさに忙殺されている毎日です。


少しでも弔いになればという思いでいっぱいです。

空の向こうで、弟と元気よく走り回っていて欲しいものですね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ