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PCエンジン「魔界八犬伝SHADA」後編(+個人的評価)

では、再開といきましょう。


集まった犬士の力を借りて、岩戸を抜けた後からです。

村を出てすぐの場所に石碑があり、石碑を調べると「放毒」の術が手に入ります。

その名の通り、毒消しの術です。これでせーぶ自殺解毒から解放されます。


石碑のすぐそばにある洞窟は、灯りがないためまだ探索できません。

洞窟には入らずに、無視して先に進みましょう。


谷のエリアに出ます。

まずは看板。「火を絶やすべからず」と書かれています。

そのそばには、洞穴が。洞穴を通ると、洞穴の上の部分に火が灯されます。

全ての洞穴に火が灯れば、先に進む通路が出現します。


北西に向かうと、石版があってその先に村。北東に向かうと、ボスのいる谷エリアです。

まずは北西の村に行きましょう。

村には村人が何人かいますが……話しかけられない。え? ひょっとして手抜き?

ゲーム後半に入ってから、なんだか手抜き感が見え隠れ。うーん。

薬草を持っていない状態で、崖の下の草の生えている場所を調べると、薬草を入手。

何度でも入手可能なので、ここで薬草を使えば宿屋のかわりに。


北東に向かい、谷エリアを進みます。

ここではレベルが8まで上げられるので、レベル上げレベル上げ。

ここまでくると、お金が意味をなくし、敵もお金を落としません。

うーん、手抜き感が……(以下、略)

谷間を進むと誰かが牢屋に入ってます。その右上の通路を入ると、しずのさんの村にいた占い師「ふなむし」が。

道具の手鏡を手に持って、再度入りなおすとボス戦「ふなむし」。

レベルが8になっていれば、負ける相手ではないはず。


ふなむしを倒し、最強の剣「ひかりのけん」を手に入れたら、牢に入れられていた犬士「そうすけ」を救出。八玉「義」を入手です。

そうすけが村の呪いを解くからと、村の手前の石版がある場所に来いと指示。

そうすけが村の呪いを解き、「放電」の術を入手。


村の呪いが解け、村人と話せるようになってます。……この村の村人、呪われていたんだぁ。

今度はきちんと話が聞けるので、村人のヒントを元に池を調べて「ほたるいし」をゲット。

これがあれば、暗闇の洞窟も照らせるとか。次の目的地はわかりましたね?

と、その前に。

村の呪いを解いた状態で、ふなむしがいる場所に向かう途中にあった空の宝箱を調べると、中に「いぬぶえ」が。

そのいぬぶえを持った状態で村に帰り、村長らしき男の後ろにある空の宝箱を調べると――

「まとうぎ」……最強の鎧が手に入ります。手には入りますが、もう一つの最強防具「ひかりのわ」がないと、装備しても守備力は下がります。


さ、石碑のあった場所の近くの洞窟に向かいましょう。

ここはこのゲームの最大の難所です。この洞窟の前半では、レベルが10まで上げられます。

洞窟内では、立ち止まっても体力が回復してくれません。まずは「けっかい」というアイテムを探しましょう。

入り口付近の宝箱は「おおふで」。ひかりのわを入手するために必要なアイテムです。

他にも、「おおかぶと」と「けっかい」が入手可能。

けっかいを手に入れたら、装備画面を開いて、けっかいを手に持ちましょう。

これで洞窟内で体力が回復できるようになります。

レベルを10まで上げたら、洞窟の奥に進みましょう。

洞窟内の小部屋で「どうせつ」に会い、八玉「忠」と「ねこのめ」をもらいます。

ねこのめは隠し通路を開くためのアイテム。けっかいとは併用できないので、装備画面でねこのめに持ち替えます。

その状態で小部屋から左の袋小路に向かって歩くと――壁が開き、通路が出現します。……ちなみに、派手な演出とかはありませんよ。


ねこのめで開いた通路を抜ければ、洞窟後半戦。ここではこのゲームの最大レベル11までレベルが上げられます。これでレベル上げから解放されます。

ここの敵は強いので、死なないように注意。こまめなせーぶを忘れずに。

放電の術を装備して、フレイムみたいな敵に放てば、あまりダメージを受けることなく戦える。体力が減ってきたら、通路の影で立ち止まって回復。下手なところで立ち止まると、敵が出現し、ダメージを受けるので注意。(通路をくぐる途中のプレイヤーが見えなくなる場所には敵が侵入してこれないので、そこで回復。けっかいは手に持っておくこと)

左上に進み、フロアを切り替えた先に宝箱。……おや、開かない。

この宝箱はおおふでを手に持っていないと、開きません。装備画面を開き、おおふでを手に持ちかえる。――めんどくさい。

再び宝箱を開けると、おおふでが勝手に動き出して――「ひかりのわ」、ゲットです。

これで、ひかりのわとまとうぎを装備して、最強装備完成。もう、おおふではいいので、けっかいに持ち替えます。

このフロアを進むと、川で行き止まりに。引き返そうとしたら……あれ、出口はどこだっけ?

出口と思って入った左の通路の先に、動かせそうな岩が。岩を動かすと、川の水が抜け、先に進めるように。

ちなみにこのフロアの出口は岩のあった通路の入り口の南側。ちょっとまぎらわしい。

水のひいた川の先で「いわかぎ」を入手。これでこのフロアは用なし。一つ前のフロアに戻り、今度は右に進みます。岩の扉みたいなのがあります。


岩の扉を鍵で開けると、ボス戦。ボスは巨大蛙。――普通に攻撃に行くと死にます。

倒し方は、巨大蛙の口の中に入って魔法で攻撃なのですが、蛙が口を開けるのは火を吹く時のみ。

炎をかいくぐり、口の中に入るのはなかなかの至難。(しかもこのゲーム、最大ライフの2割以上ダメージを受けると魔法が使えなくなる)……実は、簡単な攻略法が。

蛙は横にしか動かないので、蛙の口に張り付きながら(蛙に接触するとダメージを受けるので接触しないように)蛙の動きに合わせて動けば、蛙が火を吹こうとした時に蛙の口の中に飲み込まれるんです。

あとは、口の中に入って魔法で攻撃……なのですが、放電が出ない?

蛙の口から脱出して、さらにボス部屋から撤退。

ボス戦では装備画面がだせない? ボス戦では火炎の術以外は使えない? ……勘弁してよ、この仕様。

ボス部屋の外で火炎の術に装備しなおし、再戦。口の中に入り、火炎の術連打、はい終了。


蛙を倒して、蛙の体内から出てくると、宝箱。箱は二回調べよう。二回目に「よみのかぎ」が手に入ります。

この鍵を持って、新しく出来た出口に。いよいよ最後の城です。

城の門の対岸に立つと、橋がおりてきて城に入れるようになります。

まずは西に向かって進みます。宝箱は「凍結」の術。けど、あんまり役には立ちません。

次に一旦南に進み、そこから東に進めば城の中に入れます。


鏡の部屋にきたら、ねこのめを装備。鏡のうちのひとつが隠し通路になっていて、ねこのめがないと進めません。

隠し通路を通り、東側の鏡の部屋へ。そこから一旦南に出ると、金の鍵を置ける台座が。置くと何処かの扉が開いたと。

開いたのは鏡の部屋の上の階の扉。一度隠し通路の鏡を通って西の鏡部屋に戻り、外に出てぐるりと北に回って上の階へ。入れなかった扉が開いているので、そこに入ると階段の部屋に。

宝箱は入り口で取られた銅の鍵。最上階へはまだ鍵がかかっていて行けない。

銅の鍵を手に入れたら、再度鏡の部屋へ。もう一度、東側に行き、今度は北に。


銅の鍵を使ってボス部屋へ。ボスはいなくなった犬士の「だいかく」。

ムカデが円状に回った中心にだいかくが姿を現すので、だいかく本人に体当たり。

出来るだけムカデに触れないようにして、その繰り返しで撃破可能。だいかくが消えてムカデが別の場所に移動するときは特に注意。

撃破すると、八玉「霊」。これで八玉は六つ。


だいかくを倒すと、金の鍵で開いた扉はだいかくがおさえてくれると言ってくる。

東の鏡部屋を南に出て、金の鍵を置いた台座から金の鍵を抜く。本来なら、階段部屋の扉が閉まるのだが、だいかくがおさえている(らしい)ので、扉は閉まらない。


階段部屋に行き、最上階への扉を金の鍵で開ける。

ここが、最終せーぶポイントです。

扉を開け、天守閣に続く道に出て、体力が全回復するまで待機。

ここではメニュー画面が出せないので、一度階段部屋にもどり、せーぶ。必要ならパスワードをメモ。

天守閣への階段を登っていくと、流れ星がひとつ、またひとつ。


天守閣で待ち受けるは、宿敵「ガリョウ」(といっても、最初の橋でボコられた以外印象なし)

罠にはまり、大量の敵に囲まれる。


「まちやがれっ! けんしは ひとりじゃ ねぇぜ!」(原文ママ)


駆けつけた七人の犬士たち。いままで助けに来なかったのに、いまさらかよ?

しかも、しれっと残り二つの八玉を渡してやがる。一言のセリフもなしに。


七人の犬士の登場になぜか逃げるガリョウ。ガリョウを追って最終バトル。

倒し方は単純。火の玉を全て回避しつつ、ひたすらガリョウに体当たり。それだけ。

ただ、それが難しい。だから、攻略法を。

ガリョウは波型に左右を動くので、ガリョウが一番上にいるときは回避に専念して、下りてくるときと上りかけたときに集中して体当たり。正面から体当たりすると、火の玉を食らうので、背後から。

また一番上にきたら回避に専念。この繰り返しで勝てると思いますよ。


ガリョウを撃破すればエンディング。――以上。


プレイ時間はだいたい5時間くらい。(プレイ時間表示がないため、筆者のプレイしただいたいの時間)

槍玉に上げたイースでも、イース1だけを見るなら同じくらいのボリュームなので、まあ気にするほどはひどくない。(当時のアクションRPGでは妥当なボリューム)

けど、このゲームの問題はそこじゃないんだよねぇ。

ゲーム後半の手抜き感、失速感が半端ない。

さらに言えば、最後に駆けつけてきてくれた犬士の中に「誰、あんた?」的な人、いるんですけど?



では、個人的な評価といきましょうか。


シナリオ「C」 こまかい突っ込みどころは置いといて、なにも印象に残ってないです、はい。


システム「D」 イースの模倣、まあそれは良しとしますが、それなら細かいところも真似てください。ボス戦で魔法がほぼほぼ使えないって、どんな仕様だよ。体力の自動回復も後半じゃ3分以上かかるし。


音楽「B」 音楽はまあまあ。口ずさみたくなるほどではないけどね。


お買い得度「C」 現在(2018年1月現在)での中古相場は300円〜700円くらい。まぁ、ゲーム内容と照らし合わせても妥当かな。



筆者が購入した値段も280円程度だったので、値段相応(中古相場から見てだが)の内容かな。

この作品に思い入れがあるか、この手のイース系アクションRPGに愛がある人以外にはとてもオススメできません。(筆者は後者)


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