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Switch「おしゃべり!ホリジョ!」(+個人的評価)

今回プレイするのは、ニンテンドーSwitchのダウンロード専売ソフト「おしゃべり!ホリジョ!」です。


画面のスクリーンショットを見て、勝手にミスタードリラーみたいに地中を潜っていくアクションと思い込んで買ったのですが、プレイしてみたら別物でしたw


このゲームはただただ地中を探索するゲームです。アクション要素はほとんどありません。

(ただし、制限時間代わりにガソリンと耐久度という数値がある。ガソリンは純粋に地中を探索できる制限時間と思っていい。耐久度の方は岩とかを壊したり、ドリルの「クーラー」の性能以上の地下に潜ると減っていく仕様。序盤は気にしなくていい)


では、ゲームを始めましょうか。



まずはオープニング。主人公「アナ・ホリスキー」のモノローグでゲームの目的とルールが語られる。


オープニング後、ゲームのメインメニュー画面へ。


簡単にこのゲームでのやるべきことを述べると、「ステージセレクト」で潜るステージを選び、地中を探索して鉱石を回収する。「カーゴ」がいっぱいになったらそれ以上鉱石を拾えないので、地上に戻る。地上に戻ると手に入れた鉱石の種類と数に応じてG(お金)がもらえるので、そのお金でドリルの性能を強化して、さらに深く潜れるようにする。あとはそれの繰り返しだ。


「ドリル」を強化すれば移動速度があがったり、岩を壊しやすくなる。

「カーゴ」は強化する度に鉱石を拾える数が増えていく。

「タンク」はガソリンの量の強化。強化すればするほど長く地中に潜っていられる。

「クーラー」はより深く地中に潜るために必要。クーラーのレベル×100メートル潜ることが出来、それを越えて潜ると、ドリルがオーバーヒートしてドリルの耐久度が減り始める。

「エンジン」はドリルの耐久度。強化すれば耐久度が上がっていく。


ガソリンか耐久度がなくなってしまうと探索失敗となり、ペナルティとして回収した鉱石が半額でしか売れなくなる。


ステージ1は500メートルでクリアになるので、クーラーはレベル5程度まで上げれば十分。耐久度もそれほど減らないので後回しにしても問題なし。「カーゴ」と「タンク」を優先して強化し、余った金で他を強化していこう。

地中探索はどうせミッションクリアのためにすべての土を掘り起こすことになるので、適当に探索するより、画面の右端か左端から掘り進めて、まっすぐに下に進みガソリンが残り半分になったら引き返すという方法で進めた方がいい。(ローラー作戦となり、若干作業プレイになってしまうけどw)


このゲームにはミッションが113種類あり、達成する度にアイテムと交換できる「ルーレット券」がもらえる。

ミッションには「初めての鉱石を拾う」や「鉱石を○○個以上拾う」「特定の宝石を拾う」などがあり、最初の頃はとにかく簡単なミッションがすぐに達成されるので、ルーレット券をもらったら取っておく必要はないので、すぐにアイテムに変えてしまおう。


「修理キット」は耐久度を全快させるアイテム。初盤はあまり需要はないが、オーバーヒートを無視して探索する際には重宝する。

「予備タンク」はガソリンを全回復させる。これを使うことを前提に探索すればかなりの長い時間探索が出来る。

「レーダー」は暗闇部分を照らしてくれる。ローラー作戦で掘り進む場合は不要なアイテムだが、後半、特定の宝石だけを探したいときには重宝する。

「テレポーター」はその場から地上に瞬間移動するアイテム。ガソリンや耐久度を回復させる手段がないときに地中深くにいた時は地上に上がるのをあきらめてこれで脱出したほうがいい。

「ダイナマイト」は周囲の岩と土を吹き飛ばしてくれるアイテム。鉱石は吹き飛ばさないので安心をw


アイテムはもったいぶらずどんどん使っていこう。(ショップでアイテムを購入することも可能。序盤は高くて手が出ないが、後半はお金が余るので簡単に買えるようになる。「売る」ことはできないので、ルーレット券で手に入れたアイテムを取っておく理由はない。ミッションの中に「アイテムを使う」というのもあるので、積極的に使っていった方がいい)


各ステージのクリア条件はそのステージの最下層までたどり着くこと。最下層に着くと次のステージのロックが解除される。

ただ、すぐに次のステージに行くのは待った方がいい。ステージを全探索してから進んだ方が利口。全探索しておけば、ミッションクリアボーナスでまとまったお金が入るので大幅にドリルの性能を強化できるようになるからだ。


ゲームのクリア条件はステージ5の最深部に到着すること。ステージ5の最深部に到達すればゲームクリアとなり、スタッフロールが流れる。

が、それだけではミッションコンプリートにはならない。


一度エンディングを見ると、隠しステージのステージ6が解放される。このステージは終わりなく地中を掘り進めることが出来るというおまけステージ。

終わりなく、とはいっても実際は3000メートルごとにステージが切り替わる仕様。

正直12000メートルを超えると、あとは変わり映えのない地中探索を繰り返すだけになる。(一応、地下深くに潜るにつれてクーラーの性能が追い付かなくなり、耐久度が高速で減少するという違いはあるけど、拾える鉱石などは変わり映えしなくなるw)


ちなみにミッションには以下のものがある。(細かく書くと長くなるので簡潔にw)

「地下500mまで潜る」「地下1000mまで潜る」「地下2000mまで潜る」

「地下3000mまで潜る」「地下4000mまで潜る」「地下5000mまで潜る」

「各鉱石を初めて拾う」「各鉱石を100個拾う」「各鉱石を1000個拾う」

「各アイテムを初めて使う」「各アイテムを10回使う」「各アイテムを100回使う」

「各宝石を発見する」「18種すべての宝石を発見する」

「各ステージ(ステージ1〜5)を完全に掘り返す」

「各岩を初めて壊す」「各岩を100回壊す」「各岩を500回壊す」

「4×4サイズの岩を1000回壊す」「土を99999回掘る」 など。


筆者がミッションコンプリートした際に、特に苦戦したのは2つ。

「土を99999回掘る」はまぁ苦戦するのはわかりますよね?

それより苦戦したのが、各アイテムを100回使うミッションの中の「テレポーターを100回使う」だ。

極端な話、ステージに入ってすぐにテレポーターを使うのを100回繰り返せば簡単に達成できるのだが、それは地獄の作業でしかない。

筆者は最下層まで行ってテレポーターを使うことにこだわったため、このミッションより先に「土99999回」が達成されてしまった。

(土99999回達成時、テレポーターの使用回数はまだ50回未満。……あと50回以上もテレポーターを使わなあかんの?)

他のアイテムは無駄使いしても効果音がなるだけなので簡単に100回使えるけど、テレポーターは使うと度にステージから脱出してリザルト画面出してメインメニューに戻されるので、とにかく使うのが億劫で仕様がなかったんですよw


そういうわけで、ミッションコンプリートまでにかかった時間は16時間45分。

ちなみにミッションコンプリートした結果は、ミッションコンプリートした瞬間に「もっと遊びたければメーカーに言ってね」みたいなセリフをアナが口にするだけでしたw



では、個人的評価と参りますか。


音楽「B」 全体的に明るい雰囲気の音楽。ゲームタイトルに「おしゃべり〜」と付くだけあって、とにかくアナがよくしゃべる。ただし、そんなにパターンが用意されていないようで、なんども同じことを繰り返ししゃべるんだけどねw


ボリューム「B」 初盤は徐々に出来ることが増えて、試行錯誤しながら探索していくのが楽しかった。が、中盤以降は効率重視で探索したため、ただマスを削っていくだけの作業に。それでもドリルの性能を強化できるうちは作業でもプレイするモチベーションはあったわけで……。ドリル性能をMAXにして、宝石を18種全て発見した後はただただ残りのミッションを埋めるだけの作業となってしまった。――だが、ドリルの性能を強化しながら、どこにあるかわからない宝石を探索し終えるまでは時間を忘れて没頭していたんだよねぇ。


システム「C」 ゲームとしてはガソリンが尽きるまで地中を探索するだけのゲーム。ミスタードリラーのように崩落の恐れはないので、適当に探索していても押しつぶされる心配はない。ローラー作戦を取ってしまうと、ただの作業と化してしまう。ただ、おまけステージのステージ6だけはローラー作戦も一筋縄にはいかない作り。……なんだけど、宝石を全部(ステージ6には3つの宝石がある)見つけてしまうと、もう探索する価値がなくなる。全てのミッションを達成してしまうと、プレイする価値がなくなってしまう。……アイテム使用禁止のスコアアタックとかのモードでもあればもう少し遊べたかも。


お買い得度「B」 このゲームは500円でダウンロード販売されている。とにかく、宝石全種を探し集め終わるまでの約12時間ほどは没頭してプレイできたので、500円で12時間楽しめたとなればお買い得かと筆者は思う。



探索するモチベーションがあるうちは没頭できるゲーム。……ミッションコンプリートはただただ疲れた。残りがテレポーターと土99999回になってからコンプリートまで4時間以上かかった。

その間、やっていたことはまっすぐ真下に掘り進んで、最下層に着いたらテレポーター使用の繰り返し。……寝落ちしかけたこともw

宝石18種コンプの地点が辞め時だったかな?

(ちなみに宝石コンプ後のステージ6は真下に掘り進みながら耐久度メーターが赤くなったら修理キットをつかうだけのゲームと化したw)


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