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PS4「絶体絶命都市4plus」その7(+個人的評価)

再開です。主人公がバイクの前で「ガーベラ大橋」か「市役所」のどちらにいくかの選択を迫られた場面からです。


まずはメインストーリーと思われる「ガーベラ大橋サービスエリアから空港に向かうルート」を行ってみましょうか。


交差点に乗り捨ててあったバイクを盗んで、弥生と共にガーベラ大橋サービスエリアへ。(崩落している道から海に落ちると即死なので注意)

道なりに進んでいけば、ガーベラ大橋のサービスエリアに到着する。

(サービスエリアに入るとバイクは消滅。……ちなみに来た道を歩いて引き返すことが出来る。――バイクを盗まなくても歩いて来れるんじゃんw)

サービスエリアの建物の裏手にコンパスが、ベンチエリアに「ラージパック」が落ちている。(ちなみにバイクで来た道を戻ってみたが何もなかったw)

佳苗に近付いていくとイベント。弥生を連れていると選択肢。何を選んでも大差なし。(佳苗が「連れがいたんだ」と口にするけど、そもそも佳苗からはチケットを2枚もらっているんですけど?)

智也が一緒にいないことを確認する選択肢。どちらを選んでも大差なし。

智也は急用ができて来れないとのこと。――送迎トラックの中に智也を追っていた強面の男の姿を確認する。選択肢。何を選んでも大差なし。

トラックに近付くとイベント。トラックに乗り込むかを聞かれる。「トイレに行く」と答えれば、まだ周辺を探索できる。周辺探索が終わっているなら乗り込もう。


トラックは橋の真ん中で突如停車する。トイレ休憩と言うことだが、橋の真ん中で?

選択肢。何を選んでも大差なし。外の空気を吸うために搭乗者全員がトラックを下りる。

トラックの荷台の脇にいる男に話せば出発できるが、一応皆と会話しておくか。(弥生を連れている場合、弥生に話しかけると選択肢。何を選んでも大差なし)


トラックが再出発。トラックはなぜか空港ターミナルには停まらず、滑走路の方へと向かっていく。選択肢。何を選んでも大差なし。

トラックは空港滑走路に到着。トラックから降りる選択肢。何を選んでも大差なし。(不穏な空気に気づき、主人公が「降りるなっ」と声を上げる選択肢を選んでも変化なし。……なんか、主人公が場違いな中二病発言をしたような空気になる)

トラックを下りると、船に乗るように指示される。搭乗者たちが文句を言いだすと、男たちは銃を突き付けてきた。


主人公を含む搭乗者全員は手足を縛られ、拘束される。

そこに智也が現れ、ここにいる全員は人身売買の商品だと言い出す。

選択肢。何を選んでも大差なし。(ここは今までの主人公の身のフリをかんがえると、「自分だけは助けてくれ」でしょw)

黒幕の登場。――黒幕はなんと、公園で智也と一緒にいた前田のおばあちゃんだった。(……えと、何? この展開?)


拘束されたまま動けるように。(初日の地下鉄脱出の時と同じ。……佳苗といるとよく縛られますねぇw)

まずは拘束を解こう。小部屋を出て廊下へ。廊下の途中にある別の小部屋(向かって右側)に入るとそこには何故かテープカッターが。(本当になんでこんな場所にテープカッターがあんの?w)


廊下の先にある場所へ。そこにはダイナマイトの入った木箱が。

ダイナマイトの木箱の前で主人公が考え込む選択肢。「時限装置のようなものがあれば〜」を選ばないと先に進まない。

で、都合よく時限装置の作り方の書かれた張り紙を見つける。(だから何故そこにそんなものがある!?)

「回路」と「コード」と「時計」を組み合わせれば時限装置が作れると知る。

部品探し。「コード」は同じ空間の別の木箱から手に入る。

階段を上って上の階へ。最初のハシゴを上ったところにある木箱に「回路」が無造作に入っている。(付近にコンパスが落ちているので拾っておこう)

残りは時計だ。ハシゴを上ってさらに上の階へ。

ハシゴのすぐ近くに「目覚まし時計」が落ちている。これで材料は揃った。

(近くに見張りの男たちがいる。見つかってしまうと銃で撃たれて死亡。ゲームオーバーだ)[ちなみに大声で叫んでも見つかることはなかったw。目覚まし時計の落ちている場所から少しでも奥に進むと見つかるので注意]

ハシゴから南側の壁に近付くとイベント。前田さんと智也の話声が聞こえてくる。

アイテムメニューから時限起爆装置を作成し、ダイナマイトの木箱へ。

時限起爆装置をセットすると、警報が鳴り響き、人質たちが一斉に逃げ出してくる。(ていうか、あんたらいつの間に拘束を解除したの?w)

主人公も上の階層に向かおう。見張りがいなくなっているので、先に進める。

金属扉から外へ。(扉は2つあるが、どちらからでも出られる模様)

船を降りようとするとイベント。船、大爆発。(……ちょっとやりすぎじゃね?)

爆風で飛ばされた主人公に智也が銃口を向ける。選択肢。何を選んでも大差なし。

直後、強面の男が智也を撃つ。そして、強面男の仲間たちが登場。

なんと、強面男は智也を追っていた刑事だったのだ。

智也たちが警察に捕まり、主人公たちを本当の救助ヘリが迎えに来る。

いままでいた場所を振り返り、選択肢。そのままヘリに乗り込めばエンディング。「ちょっと待ってね」を選ぶと、最後に主人公の心情の選択肢。

最後の選択肢。街に残るか、脱出するか。

そして、エンディングへ。(脱出した場合と残った場合とではスタッフロールの背景が変わるようだ)


スタッフロール後、ゲーム開始時と同じ選択肢。これで物語は終了だ。



さて。「市役所ルート」も行ってみますか。「紫陽花交差点東」のセーブデータをロード。

今度はバイクで市役所のある「千歳葛副都心」に向かおう。


千歳葛副都心の避難所にやってくる。バイク移動はなし。……おや? 弥生の姿がない。(描写はないが、こっちにくると弥生とはお別れしているようだ)

道なりに歩いて避難所へ。(避難所受付に「ウェリントンメガネ」が落ちている)

避難所の中央あたりに仮設浴場のテントが設営されている。近付くと市庁の灯りが復旧するイベント。

仮設風呂の受付に話すと、仮設浴場に入ることが出来る。せっかくなのでお風呂をいただいていこう。

簡易浴場は文字と選択肢だけの描写。何を選んでも大差なし。(「飛び込む」と悪行ポイントアップ)

北東側の人だかりに近付くと選択肢。「騒ぎに入る」で話が進む。避難所の探索を終えてから先に進もう。(この集団の周辺にある「大きな風呂敷」は欲しいかなw)

騒ぎに入ると、主人公が市の担当に文句を言う選択肢が出る。何を選んでも大差なし。

主人公を何故か抗議集団の代表として担ぎ上げられてしまう。


主人公を先頭に、市庁舎に乗り込むことに。(後続の市民に巻き込まれるとダメージ&ストレス。簡単に死ねるくらいダメージを受けるので、巻き込まれないように先を進もう)

庁舎に入ると追いかけっこは中断。エスカレーターの上ると、追いかけっこ再開だ。市民たちに巻き込まれないよう――走れっ!


市長室のある5階に到着。職員室の奥から市長室に入れる。

だが、市長の姿はない。市民たちは躍起になって市長を探す。

屋上へ続く階段に近付くと引き返さなくなる。

階段を上ると鬼ごっこ再開。――と思ったら、市民たちは主人公を素通りして先に進んでいく。

市民たちと共に屋上へ向かおう。


屋上の奥で追い詰められていた市長と対面だ。(主人公はこの街の住民でもないのに、なぜか代表者扱いw)

選択肢。何を選んでも大差なし。主人公は暴動を煽動せんどうしたと見なされ市民たちからバッシングを受けることに。(いや、あなたたちが勝手に……w)

そこに余震が発生。主人公はバランスを崩し、市長を抑え込むカタチで倒れ込む。市民たちは主人公が市長を人質に取りやがったと騒ぎだす。

選択肢。何を選んでもエンディングだが、「5億円と脱出ヘリを用意しろ」を選べば、悪行ポイント大幅アップ。

追い詰められる主人公。そこに大きな余震が発生し、主人公は屋上から投げ出される。

主人公を助けたのはなんと――コンビニのニセ店長クマザワだった。

クマザワの「助けてやるが……5万円だ!払いな」のセリフでスタッフロールへ。(うん。クマザワさんカッコイイw)



以上で終了です。二つのシナリオをクリアするまでにかかった時間は約15時間(プレイ時間表記が見つからなかったので、筆者のだいたいの感覚)

それでは個人的評価と参りますか。


シナリオ「B→D」 行き当たりばったりの展開ではあるが、序盤から中盤の被災した街を歩き回りながら安心出来る場所を探す展開は悪くないと思う。問題は中盤以降。ふざけた選択肢も相まって大災害に被災したという雰囲気はぶち壊し。そしてオチは「あれ何」としか言いようのない出来。前作3でも物語後半は安っぽいサスペンスドラマのノリだったが、今作は輪にかけて酷い。


ボリューム「C」 まぁ、こんなもんかと言ったところ。ひととおりクリアしただけではトロフィーが全然達成されていないけど、ごめんなさい、このゲームを周回する気にはなれないです。


システム「B→D」 どんだけ腹が減ってようが喉が渇いていようが便意をもよおしていようが一切のペナルティなし。アクションアドベンチャーとしては致命的な欠陥とか言いようがない。ストレスという最大ライフを減らすペナルティを課す要素があるのに、なんでそれと結び付けなかったの? 残念ながらゲーム性がほぼ皆無となってしまっているため、過去シリーズ作とは違ってまたやりたくなるような魅力はない。


雰囲気「A→C」 細かく描かれた被災した街、心に響くボーカル曲と素材はいいのに、活かしきれていない。ていうか、シナリオの流れですべてぶち壊し。せっかく過去シリーズの主人公と一部の人たちだけが取り残されるシチュエーションとは違い、大勢の人間が共に被災したシチュエーションになっているのに、主人公が復興に手を貸すより人を騙して自分だけが潤う考えよりになっているためタチが悪い。一部のシーンにある、大勢の人が二次災害に巻き込まれて亡くなったり、被災した人たちの感情が漏れ出してくる演出はよかったのになぁ。



とにかく、ゲームをクリアしても過去シリーズで感じた「災害から無事救助された感」はない。さらに言えば、「どこかで水を手に入れないとヤバイ」というゲーム性もなくなっている。

アイテム類をうまくやりくりして進めるゲーム性も、次の休憩ポイントまでうまくたどり着けるかの緊張感もなくなり、ただ行き当たりばったりの話を進めているとしか感じられなかった。

(避難所での配給や仮設トイレなどもあるのに、ただのシナリオ演出にしか使われていない。……せめて初回プレイくらいは「ここでトイレを済ませておかないと、次にトイレがどこにあるかわからない」とか、「配給所で食糧配給がもらえるかわからないから、高い金を出してでも食料を買っておいた方がいいかもな」とかを悩ませるゲーム性が味わいたかったなぁ)[空腹、渇き、便意にペナルティ(過去作では移動速度大幅低下やライフ減少などがあった)があればゲーム性と使い捨てアイテムの需要が増していたのに。……もったいない]


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