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PCエンジン「天使の詩Ⅱ 堕天使の選択」その4(+個人的評価)

 いよいよラストダンジョン。……その前に寄り道です。


 まずは、巨人の国「ヨトゥンヘイム」。場所はオーキルから方舟で東。船ではいけないので注意。

 入ってまっすぐ進んだところにいる「海神エーギル」から、地下にある「ミーミルの水」を汲んできて欲しいと頼まれます。

 地下の崖崩れしている場所は、クラウソラスがあれば通れます。(なくても隠し通路から先に進むことができます)

 ミーミルからの問いは間違えるとイベント失敗になりますので注意。正解は「いいえ」です。

 ミーミルの水を持ち帰り、エーギルに渡せばクリア。水を飲ませてもらえることになりますが、ここで断ってしまうともう飲ませてもらえません。

 水を飲むと、リアーナが最強の回復魔法「ライヒスト(パーティー全員全回復)」を習得します。


 次に向かうは「霧のエクイテス洞」。場所はペンザンス村から船か方舟で西に向かったところにある小島。

 ここの地下には老人がいて、5階にいる女性は悪者なので懲らしめて欲しいと言われます。

 老人を信じてしまうと、女性との戦闘になり、その後老人とも戦うことになります。(しかも、イべントクリアの報酬がもらえない)

 女性を信じて、老人を倒すと、「狼のバンダナ」がもらえます。

(ちなみに、ラスボス戦の手前でここのイベントをクリアすると、狼のバンダナではなく、女性陣最強の兜「ガラスの仮面」が手に入るそうです。……筆者は後で気づいたため、狼のバンダナを入手することになりました)

 さて、実はここではもうひとつ重要な寄り道があります。ここで出現する「ケツパッチン」という敵は、稀に「大般若長光」というとんでもない武器をドロップします。

 この武器はなんと、魔剣ルシエドやクラウソラスを遥かに凌駕する最強の武器。(その威力、順当に進めていれば最強の武器となる魔剣ルシエドの約2倍。……ケタ違いです)

 しかも、この剣、装備できるのはフェイト、アレフ、ランゾー、そしてシオンが装備できるのです。

 筆者はここで本編無視して大般若長光を4本集めました。筆者は一時間くらいこの洞窟の4階の本ルートから外れた小さな小部屋のような場所(ここがなんとなくケツパッチンとよく遭遇できそうだった)で、ドロップを狙いました。

 4本はさすがに面倒ですが、1本くらいは狙ってみるといいでしょう。


 実は他にもこういった隠し装備のドロップが狙える敵が他の場所にもいます。

 ヤクトイン砦の「ネオス」。「バス・ティス」という最強の盾を落としますが、筆者は盾は使わないのでスルーしました。

 海神の神殿の「スフィンクス」。こいつは最強の弓「アグネアの光」を落とします。リアーナとティアラの最強装備です。筆者はストーリー進行中に偶然一つ入手できました。一応、あとでもうひとつ拾いに行きましたが、最終決戦にリアーナもティアラも連れて行かないのであれば不要の品です。

 他にもラストダンジョンで出現する「ガイスト」が最強の兜「アスランの兜」、「エフィアルデス」という敵がジーアの最強防具「切姫の戦装束」、「侵略ガニ」という敵が「アークライズ」という最強の鎧を落としていきます。


 では、ラストダンジョンに行きましょうか。闇の神殿へ。場所はロスコモンから方舟で北西。

 闇の神殿の入り口は、魔剣ルシエドとクラウソラスの力で開きます。

 地下3階のロープを渡るフロアにある邪神像に「黒めのう」を捧げると、入り口近くにあった邪神像でワープできるようになります。

 このあたりには、先ほどの隠し装備の文で紹介した「ガイスト」という敵がけっこうな頻度で出現します。

 結構遭遇しますので、偶然に「アスランの兜」を入手していることもあります。

 地下8階まで降りるとボス戦。ボスは「サタナキア」。メルライヒ(HP全回復)を使ってくるので、アブシャルやクラウソラスで攻撃力を上げて一気に叩き込みましょう。

 闇の神殿を抜けると、地底界に入ります。

 地底界の1階では、簡単なパズル。三ヶ所のスイッチを押すと壁の配置が変わりますので、うまく切り替えて階段までいきましょう。

 地下に降りると、2体目の邪神像。今度は「炎の水晶」を捧げます。

 炎の水晶を捧げたら、一度帰って回復、セーブしてから戻ってくるといいでしょう。

 闇の神殿の地下1階の邪神像で炎の水晶のところにワープすれば、地底界の邪神像から再開です。

 地底界地下2階でボス戦。ボスは「サルガタナス」。即死魔法「エルシール」と全回復魔法「メルライヒ」を使ってきます。先ほどと同様、攻撃力を上げて早々に始末しましょう。

 地底界の地下5階まで降りると、最後の邪神像が。ここに置くのは、最後に残った「月の石」。

 ちなみに、この邪神像のあるフロアには、隠し装備をドロップする「エフィアルデス」と「侵略ガニ」が出現します。

 エフィアルデスは切姫の戦装束を一枚でも拾えば用無しです。

 侵略ガニはボーナスキャラで、すぐ逃げるかわりに、倒せば大量の経験値を取得できます。

 ここではアークライズを狙いつつ、侵略ガニを乱獲するといいでしょう。

 階段を下りると最下層。大扉の前でボス戦。ボスは「アスタロート」。

 やはりメルライヒを使ってきます。速攻で片付けましょう。

 霧のエクイテス洞でガラスの仮面をもらいたい場合は、このアスタロート撃破後にエクイテス洞に行きましょう。


 あとはラスボスを残すのみ。最終セーブデータを残したい場合は、ここで一度引き返してセーブしてきましょう。


 地底界最下層でラスボス「ラミアム」が待ち受けています。

 ラミアムの罠にかかり、4本の柱によって動きを封じ込められてしまうフェイトたち。

 BGMが最終フィールドの音楽に変わり、パーティーメンバーにいなかった。デューイ、ティアラ、ランゾーが駆けつけて柱をひとつずつ破壊していきます。

 そして、最後の一本の柱を破壊しにきたのは、物語初盤で仲たがいしたシオンです。

 勇ましい音楽の中、最終決戦に挑むメンバーを選んで、いよいよラストバトルです。(フェイト以外の装備は外されていますので、装備を忘れずに)


 ちなみに筆者は――

「リアーナを連れていきますか?」「いいえ」

「シオンを連れていきますか?」「いいえ」

「ランゾーを連れていきますか?」「いいえ」

「ジーアを連れていきますか?」「いいえ」

「ティアラを連れていきますか?」「いいえ」

「アレフを連れていきますか?」「いいえ」

「デューイを連れていきますか?」「いいえ」

「一人で行きますか?」「はい」

 7人が待機して、フェイト一人でラスボスに挑むという。

 参考までに、筆者のフェイトのレベルは47、装備は「大般若長光」「サイドアーム」「アスランの兜」「アークライズ」「勇剣士の指輪」です。

 これで勝てるんです。クラウソラスを使って攻撃力を上げて、体力に注意しつつメルライヒを使う、それだけです。

 何故か混乱攻撃は食らわなかった(アークライズのおかげ?)ので、意外と余裕でした。



 これにて終了です。

 筆者のプレイデータの記録を確認すると、最終セーブデータのプレイ時間は17時間になっていました。

(そのうち2時間くらいは隠し装備集めをしていたので、実質15時間くらいでクリアできます)


 中古相場(2017年11月現在)は1200円〜2000円くらい。

 筆者が購入したときも中古で1980円だったので、大きく値段の変動はしていないようです。


 では、個人的評価です。

ストーリー評価「B(前作をプレイしている場合はA)」 物語の重要な場面でビジュアルシーンが入る、PCエンジンRPGのお手本みたいな作品。ところどころに前作プレイヤーに向けたシーンがあるのもGood。

音楽評価「A」 まずは最初に、フィールドに出て敵とエンカウントした時の戦闘音楽に魅入られる。そして、最終フィールドのBGMに入るときの演出は鳥肌モノ。

デバック評価「C」 ゲームに支障が出るものは少ないものの、残念ながら細かなバグが目立つ。また、使わなければいいだけではあるが、バランスブレイカーになってしまう隠し要素はいただけない。

(レベルMAXになる裏技や、無限に使えるパーティー全員HP全快になるアイテムの存在 等)

現在でのお買い得度「B」 値段としては妥当。前作と合わせて2000円以内で買えそうならオススメ。


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