ゲームギア「ワンダーボーイ」(+個人的評価)
前に「高橋名人の冒険島」を検証したので、今回はその原作となった「ワンダーボーイ」をプレイしたいと思います。
できれば一番完成度の高い、マスターシステム版の「スーパーワンダーボーイ」をプレイしたかったのですが、ちょっと見つからなかったので、今回はそのマスターシステム版のゲームギア移植版「ワンダーボーイ」をプレイしていきます。
では、1−1から。
1−1、森から崖のステージ。ステージ構成は高橋名人の冒険島(以降「FC版」)の1−1とほぼ同じ。
気づいた違いは、ファイアーボールの隠し卵がない、トーテムポールのエリアにボーナスステージへの隠しリフトがない、ゴール手前の隠し卵(コンティニュー用の隠しキャラ)がないといったところ。
もっとも、このゲームの方はコンティニュー機能は標準で搭載されているんだけどね。
……FC版の時はスルーしていたけど、今回は出来る限りボーナス得点アイテム「ドール(FC版ではポットだったアイテム)」は回収していこうと思う。
(たしか、最終ステージが隠しステージ扱いになっていて、ドールを全て集めることことが条件だったような……)
1−2、海岸。ここもFC版の1−2と同じ構成。
気になったのは、FC版ではなかなかの貫禄でとびかかってきたカジキさんがなんか丸っこく(ショボく)なっていることかなw
全体的に視野が狭いのも気になる。(一回、ドールを取り逃してしまったから自決したw。……ドールにこだわるのはやめた方がいいかな? まぁ、やれるとこまではこだわってみますか)
1−3、洞窟。またしてもFC版と同じ構成。
コウモリの挙動がFC版と微妙に違うので、FC版の感覚で進んでいくとミスるかも。
バッドアイテムである「死神(FC版でいうとナスビ)」の入った卵が、外見に違いがあるため(普通の卵と違いまだら模様が入っている)、FC版にあった「卵を取ったらナスビだった」という状況にはなりにくいかな?
1−4、暗い森。BGMが独特なモノに変わるが(1−1〜1−3まではFC版では各面BGMが違っていたのに、こちらは同じBGMだった)、やはりステージ構成はFC版と同じ。
蜘蛛がなんかFC版に比べて少ない気がする、カエルが緑でも飛びかかってくる(FC版の緑カエルは動かない)、後方から走ってくる豚らしき敵がいきなりジャンプしてくる(FC版では飛ぶ奴と飛ばないやつの違いが花の色で判別できたが、どうもそれがないかも)などの違いを感じた。
あと、ステージ最後のボス戦が微妙に違っている。(ボスのいるエリアに飛び移る場所が短くなっている、ボスと戦う場所がゴールのリフトよりかなり手前になっている等)
2−1、海岸。FC版とほぼ同じ。……何面までがFC版と同じになっているんだろ?
視野が狭くてジャンプしにくい以外はFC版とほぼ同じだった。
2−2、洞窟。FC版とほぼ同じ。若干、難易度が低くなっているような気はするが、その程度。
2−3、引き続き洞窟。FC版とほぼ同じ。茶色の背景になるエリアで、リフトが見えにくい。これはゲームギアとの相性の問題かな?
2−4、暗い森。FC版とほぼ同じ。
ここの後方豚はジャンプしなかったが、花による違いがない。(FC版みたいに花では見分けられないってことか)
ドールがずっこけ岩の中に隠されていた。そういえばFC版でもそんな要素あったなぁ。……ドールの全回収はあきらめた方がいいか?
なんか、ボス戦が拍子抜け。ボスが全然攻撃を仕掛けてこないんだけど?
3−1、洞窟。FC版では難所だったリフトジャンプステージ。こちらでもFC版同様のステージ構成だ。
初盤に出現した時計のような隠しアイテムをとったら、ボーナスステージへ。
ボーナスステージ内で時計アイテムを取ると、3看板までワープ。ボーナスステージから落ちるとスタート看板に戻される仕様のようだ。
ただ、このステージのドールはスタート看板と2看板の間にあるので、ワープしてしまうとドールを取り逃すので注意。
3看板の先は、難所の横移動リフトゾーン。視野の狭さが相まって、FC版に引けを取らない難易度だ。
4看板からの落下リフトゾーンは、FC版でもそうだったが3−1の落下リフトゾーンはそんなに難易度は高くないので、問題ない。(コウモリがいるが、簡単に回避できる)
3−2、山道。FC版とほぼ同じ。
ここで蜂の敵が初登場するが、こいつはFC版ではカラスだったやつかな? ちょっと上下の振り幅が大きくなっているような……。
3−3、海岸。FC版とほぼ同じ。1−2の難易度アップ版ステージという点もFC版とほぼ同じ。
3−4、暗い森。FC版とほぼ同じ。
FC版ではカラスだったところが蜂になっていて、上下の動き幅が大きいのでちょい苦戦。
カエルは飛んでくる奴と飛んでこないやつの混合。色で見分けられないのでFC版よりちとやっかい。
ドールは4看板の先のなんの変哲もないずっこけ岩の中。(2−4と同じ場所だと思っていると、そこには死神卵が。いやらしいなぁ)……そろそろドール集めは限界か?
ボスはどうやら画面端までくると、火球を放ってくるようだ。(どおりで前の2体のボスが攻撃を仕掛けてこないわけだ。画面端に来る前に倒しているよw)
4−1、森。FC版同様、1−1の難易度アップ版ステージかな? ……って思ったら、森から火山地帯に出た。
どうやらここからがFC版とは違う展開が待っているのか。
木から落ちてくるいが栗や滑空してくるセミみたいな新敵も登場。火山地帯の噴石も新しい攻撃だ。
火山地帯は躊躇なく走り抜けた方が噴石をかわしやすい。(噴火から降り注ぐまで若干の時間差があるので、走り抜けやすい)
ドールは3看板の先の3つならんだずっこけ岩の3番目の中に発見。……なんとかドールは入手できたか。
4−2、洞窟。2−2の難易度アップ版ステージかな?
FC版では4−2は岩山ステージだったんで、FC版とは違うステージになっている。
けど、基本は2−2と同じ。ドールは4看板の先にある不自然なずっこけ岩から発見。
4−3、星空砂漠。FC版にはなかったステージだ。
サソリやコンドル、トカゲなどの新敵キャラも登場。ドールはふつうに道中で浮いていた。
サソリは高速で突進、コンドルは石を落としてくるだけなので苦戦はしなかったが、飛び跳ねまわるトカゲはやっかいだった。
2看板の先のバナナをとると隠しアイテムのネックレスが出現。時計同様、ボーナスステージへ行くアイテムだ。
4−4、雲上。またしてもFC版にはないステージ。しかも〇ー4面が暗い森ステージ以外になっているとは。
ステージ構成は海岸ステージに近い感じのジャンプステージ。ただ、敵がけっこう激しい。
ドールは道中で発見。こうやって隠されていないと助かるw
ボスは雷様のような顔をし、攻撃も火球ではなく雷。ただ、攻撃パターンはこれまでと同じで画面端にくると放ってくる。火球とは違いくぐれないので、撃ってくるタイミングを先読みしてジャンプで回避しよう。
5−1、森から崖。1−1の難易度アップ版ステージ。FC版では4−1だったステージだ。
ドールは4看板の先にあった、不自然に2つ並んだずっこけ岩から発見。
5−2、岩山。FC版では4−2だったステージ。……ん? これって、FC版は4ワールドがまるまるカットされて移植されていたってことなのかな?
ドールは2看板の先にあったずっこけ岩の中から発見。……このステージ、食料少ないから手あたり次第ずっこけ岩に当たるのつらいんだよねぇ。
5−3、氷の洞窟。やっぱりFC版では4−3だったステージだ。
FC版であったつららと穴のいやらしい配置はない。ただ、落ちてこないつららもあるので注意。
ドールは3看板の先のずっこけ岩で発見。……FC版4−3より、若干かんたんになっているような感じ。
(ゴール前の横移動リフトは視野の狭さから若干飛び移りにくかったけどw)
5−4、暗い森。……森に戻りましたねぇ。おそらくFC版で4−4だったステージ。
ドールは道中で発見。隠されてはいなかったけど、発見するまではずっこけ岩にこけまくりです、はい。
ボスの攻撃も火球に戻ったので、簡単に回避可能。……雷様は何だったんだろ?
6−1、海岸。2−1の難易度アップ版ステージで、FC版では5−1だったステージ。
ドールは道中で発見。FC版ではスケボーに差し替えられていた2看板の先の妖精も、こちらは妖精のまま。
6−2、洞窟。FC版では5−2だったステージ。
ドールは道中で発見。3看板から先はリフトジャンプエリアだが、難易度はそれほど高くない。これもFC版と同じ。
(4看板の先に中継地点にちゃんとカエルもいやがりましたよw)
6−3、引き続き洞窟。多分FC版の5−3。5−3ってことは、あの3−1系統の洞窟ですかい?
ドールは2看板の先、スプリングエリアを越えてすぐのずっこけ岩の中から発見。
3看板から先は横移動リフトエリア、4看板からは落下リフトエリア。うん、3−1系統の洞窟ステージだねぇ。
ただ、FC版では4看板の先の落下リフトは全落下してたんだけど、こっちは全落下ではなかった。難易度はFC版より低いです。
6−4、暗い森。おそらくFC版の5−4かな。
ん? なんだ、このステージ? 森の中にリフト?(しかもこのリフト、存在理由がわからない)
ドールは3看板の先、4看板の手前にあったずっこけ岩の中から発見。
ボスはようやく画面端に来なくても火球が放てるようになったみたい。(FC版では2ワールドか3ワールドのボスでもやってきた攻撃だというのにw)
7−1、海岸。1−2の難易度アップ版で、FC版では6−1に該当する。
FC版ではスタート地点の雲がなくなっていたんだけど、こっちには雲残ってますw
ドールは道中のゴール直前で発見。……スタート地点直後のナスビもなくなっているし、やっぱりFC版より難易度は低め。
7−2、洞窟。1−3の難易度アップ版。FC版では6−2だったステージ。
3看板から先の氷のエリアには死神の卵が。回避するのは困難なので、死神はあきらめて背負って、食料をかき集めながら飢えをしのごう。
ドールは道中、4看板の先のリフトのところに浮いている。
7−3、岩山。5−2の難易度アップ版ステージ。FC版では6−3だったステージだ。
初っ端の二連で岩が襲ってくるのには少々ビビったw。
ドールはスタートしてから一番最初のずっこけ岩の中から発見。ちょっといやらしい。(最初にスケボーを入手していたら、すぐにスケボーを壊さなくてはいけなくなるw)
2看板の先、カエルをやり過ごした後に隠しアイテムのぬいぐるみを発見。ボーナスステージにワープし、ボーナスステージでぬいぐるみを取って4看板にワープ。
4看板の先はほとんど敵のいない、スプリングが配置された謎のエリア。死神の卵があったが、取ってもあと少しでゴールとなる場所なので問題なし。
7−4、暗い森。おそらくFC版の6−4。
特に難所も特徴もないステージだった。(ドール探しでずっこけ岩に体力を奪われた状態でもかんたんに突破できたw)
ドールは道中で発見。なんのためにずっこけ岩で転びまくっていたんだろw
ボスも6−4のボスと大して変わらない行動パターン。(ボスでミスしたのは雷様だけかもw)
8−1、丸太橋。ん? 初めて見る背景だぞ?
一部、崩落する部分があるが、よく見ると色が違うので気づけるはず。
滝からは魚が飛び出してくることがあるので注意。また、落石もあるので注意が必要。(一応、噴石の時みたいに前兆がある)
ドールは4看板を越えたあたりの道中にあった。とにかくただ平坦な道を進んでいくだけのステージなので、敵と落下物に注意しながら慎重に進めばそれほど苦戦はしない。
8−2、森から崖。1−1の難易度アップ版ステージ。
新敵としてムササビとフクロウみたいな奴が登場。ムササビはやっかいだが、フクロウは印象に残ってないw
ムササビの行動パターンはセミと似ている。(滑空してくるパターン。セミよりゆっくりかな?)
ドールは2看板の先のずっこけ岩から発見。けっこうずっこけ岩の数があるので、何個目の岩だったかはちとわかんないw
8−3、山道。3−2の難易度アップ版ステージ。
ドールは3看板から先の道中に浮いている。4看板から先は、妖精で一気に突破できるので、前半を切り抜ければけっこう楽なステージ。
8−4、雲上。ふたたび雲上ステージの登場。じゃあ、ボスは雷様系かな?
とにかく大量に飛来してくる蜂やコンドルがやっかい。できるだけ倒しながら進み、倒すのが無理と判断したら回避に専念することが大事。
3看板から先に妖精があるが、この妖精で敵がいるエリアを抜けておく必要があるので注意。足を止めずに突き進んでいこう。
4看板の先の雲の上のずっこけ岩の中にドール。他にも怪しいずっこけ岩がたくさんあって探すのに苦戦したw
ボスはやっぱり雷様系だった。おかげで雷を回避するタイミングがわかった。
ボスが雷を手に持ってから約3秒後にジャンプ(大ジャンプね)すれば回避できるぞ。
9−1、氷の洞窟。これはFC版の7−1かな?
最初のバナナを取ると隠しアイテムが出現する。(ゲームギアの画面だと何のアイテムの絵かよくわからないw)
とにかく、アイテムを取ればボーナスステージへ。
ドールは3看板の先の道中にあるが、スプリングでうまくジャンプしないと取れない。しかも、着地点に死神卵あり。
(一応、着地後に大ジャンプでもドールは取れる。けど、死神卵は本当に邪魔)
9−2、海岸。2−1の難易度アップ版にして、FC版の7−2かな?
ドールは2看板の先の道中にあるが、取った後の着地に注意。うまく妖精の卵の上に着地しよう。
9−3、洞窟。6−2の難易度アップ版。そして、FC版7−3。
ドールは2看板の先、3看板の手前のずっこけ岩の中。そしていまさら気づく。ドールの隠れたずっこけ岩って、投げた石斧がすり抜けるんだってことに。
4看板の先のリフトエリアの中継地点にいるカエルが増えているかと思ったが、6−2同様に1匹しかいなかった。
9−4、暗い森。多分、FC版7−4。
ドールは3看板の先、4看板の手前のずっこけ岩の中。(石斧で判別できることがわかって、ドール探しがスムーズにw。もうすこし早く気づけばよかったw)
ボスはまた火球攻撃に戻っている。……悪いけど、火球攻撃はかわすのが簡単なんですわw
ここまで全てのドールを入手しているので、ここから先は裏ワールドと言われている10ワールドへ。
10−1、岩山。5−2の難易度アップ版ステージ。おそらくFC版8−1。……なんか、嫌な予感がしてきた。裏ワールドってFC版の8ワールドのことを言ってるの?
ドールは2看板通過直後にあったずっこけ岩から発見。
4看板以降の謎のスプリングエリアも、7−3の時とは違いちゃんと敵も配置されていてそこそこの難所になっていた。
10−2、海岸。1−2の難易度アップ版ステージにして、おそらくFC版8−2。
FC版では武器をなくしたら鬼難易度に変わるという難所ステージではあったが、こちらではそこまではキツくない。(あくまで比較しての話。こっちのこのステージでも武器をなくしたらそこそこ難易度は高いよ?)
ドールはゴールの手前付近の道中に浮いている。
ゴール前の落下リフトにいるタコはやっかいだが、FC版8−2に比べたらぬるずぎるといってもいい難易度。
10−3、洞窟。FC版では最大の難所であった8−3に該当する。
……悪いけどFC版8−3に比べたら激アマ。FC版の最大の難所の落下リフトゾーンは、コウモリはいるものの全部のリフトが落下するわけではないでの、ゆっくり慎重に進めるようになっている。
が、別の問題が発生した。――ドールが見つからない。全てのずっこけ岩に石斧投げたりつまづいたりしているのに、見つからない。……苦戦すること一時間、ついにドール発見。4看板の先にある3番目の炎の中に。
……炎の中は反則だろ? 石斧で調べられないし、死んで試すしかないなんてさ。
10−4、暗い森。ここがラストステージなはず。
大量のずっこけ岩に石斧をぶつけてドール探し。――反応はない。また炎か?
4看板の先に怪しい2つの炎。――手前側っ。よしっ、ドールを引き当てた。
さぁ、ラスボス戦だ。……やってくることはこれまでのボスと同じで、火球での攻撃。……はぁ。
ラスボス倒してヒロイン救出。ワンダーボーイは以上で終了です。
クリアまでにかかった時間はだいたい6時間。(プレイ時間の表記がないため、筆者のだいたいの感覚)
ちなみにドール回収を無視していたら、たぶん4時間くらいで終わってた。
では、個人的評価といきますか。
システム「B→C」 あの高橋名人の冒険島の元となった作品だけあって、アクションの基本は抑えてある。ただ、ゲームギアのせいかもしれないが、とにかく進む先が見えづらい。リフトを飛び移るときなんて、一回限界までリフトの端まで進まないと次に飛び移るリフトが確認できない。……これはどうにかしてほしかったなぁ。
音楽「C→D」 単調。まずはこれに尽きる。次に種類が少ない。アクションステージのBGMなんて、各ステージ共通BGMと〇ー4ステージ共通BGMの二種類しか存在しない。高橋名人の冒険島は森、海、洞窟、岩山と良質なBGMが充てられているのにさぁ。
難易度「B」 こちらは高橋名人の冒険島に比べると手頃な難易度。難所はいくつかあるが、何時間もハマるような難所はない。ただ、ドール探しは……
隠し要素「B→C」 ドールを全て集めると隠しステージが遊べるという要素は否定しない。けど、隠しステージにまでドールを配置する必要はないと思う。(しかも、隠しステージのドール探しは火の中まで探させるんですよ?)
しかも、隠しステージが高橋名人の冒険島の8ワールドだったというのもねぇ。
高橋名人の冒険島とワンダーボーイのどちらが出来がいいと聞かれれば、筆者は迷わず高橋名人の冒険島の方を推します。BGMの差が致命的なんですよ。
高橋名人の冒険島より2ワールド8ステージ多く収録されているのに、音楽が単調なせいでお得感がないんだよねぇ、コレ。




