筆者の印象に残ったゲームたち[PCエンジン編]
今回はいつものプレイ検証とは少し変えて、ゲーム紹介をさせていただきます。
筆者は名作、クソゲーを問わずに、とにかく印象に残る『何か』があるゲームが大好きで、いろんなゲームに手を出してはプレイしています。
そこで、今回はそんなゲームの一端を紹介したいと思います。
今回はPCエンジンのゲームで筆者好みのゲームを紹介します。
ロールプレイング編
「アルナムの牙」
知っている人は知っている、今の時代で発売されたらメーカー回収モノのバグ満載のロールプレイングです。(一方で、バグさえなければ名作という声も)
バグのせいでクソゲー扱いされることの多い本作ですが、人種差別をテーマとしたシナリオは良くできており、エンカウント率は高いものの、いかにも古い時代のロールプレイングをしているという雰囲気があり、そういったロールプレイングが好きな方にはハマれるロールプレイングと思いますよ。
[個人的評価 シナリオ「A」 音楽「B」 ゲームバランス「C」 デバック「E」(特に炎の魔法を使っただけでフリーズする現象は酷い。これでデバックしたっていうのなら何のためのデバックなんでしょう?)]
「BABEL」
町がメイン舞台ということが売りのロールプレイング。便利屋稼業を営む主人公が様々な事件に巻き込まれていく、といった感じで話が進んでいきます。
アニメーション満載の戦闘は頻繁にロードが入る、行動できる範囲が狭い(メインの町はそれなりに広いがw)など、こちらも秀逸なシナリオなのに一般的評価は低い作品。
……まぁ、物語の中盤から後半にかけてがビジュアルシーンとテキストのみで進行するのは筆者もいただけないのだがw
[個人的評価 シナリオ「A」 音楽「B」 システム「C」 ゲーム進行「C」(中盤のテキストベースで進行するシーンは、仲間が死んだり、ラスボスと敵対する理由が語られたりとかなり重要なシーン。しかも、主人公たちが遠征から町に帰ってくる場面なのになんでプレイヤーが操作して参加させてくれなかったんだろう)]
シミュレーション編
「Sword Master」
当時のゲーム誌で、ファイアーエムブレムをリスペクトして製作したと言っていたスタッフインタビューが記憶に残っています。
そういうわけで、内容は仲間ユニットが死んだら生き返らないタクティクスシミュレーションです。
と、いっても、肝心のシミュレーション部分の出来はファイアーエムブレムの足元にも及ばないんですけどねw
筆者の印象に残ったのは主人公の性格と、その主人公が織り成すシナリオ。
とにかく勧善懲悪というよりは気にくわない奴をぶっつぶすといった感じで話が進んでいきます。
[個人的評価 キャラクター「B」 シナリオ「B」 音楽「B」 待ち時間「D」(シミュレーションシーンの出来が残念としか言いようがない。ゲーム後半、仲間は総勢26人となるのだが、出撃セレクトがないため、26人すべてを操作する必要がある。しかも、敵は思考時間が長いうえ、敵と味方が密着していると必ず密着している味方に攻撃してくるという謎の思考ロジックがあり、強い仲間ユニットをおとりに使えば簡単にクリアできてしまう。……だから、長い待ち時間しか印象に残らないw)]
「ラングリッサー」
いろんな機種で発売されているので、知っている人は多いかも。
ただ、筆者がPCエンジン版を推す理由はPCエンジン版のみに存在する、開発スタッフが(ゲーム内で)突貫工事で作ったと明言している裏シナリオ「超らんぐ」があるからです。
もし、他機種等でラングリッサーのシナリオは知っているがPCエンジン版は知らないという方はプレイしてみるといいでしょう。
きっと、度肝を抜かれますよw
ちなみに、ゲーム自体はステージ開始前に兵士を雇って戦うタクティクスシミュレーション。雑兵でユニットがごちゃごちゃしがちになるが、指揮官以外は自動で動かすことも出来るのでいい。
[個人的評価 シナリオ「B」 音楽「A」 システム「B」 追加要素「A→B」(超らんぐはデバック不十分。だから『突貫工事』って言ってたんだねw)]
「超時空要塞マクロス 永遠のラブソング」
ラングリッサーと同じメーカーが発売したタクティクスシミュレーション。システムもほぼラングリッサーと同様。
初代マクロスのその後の話だが、ゲームオリジナルのシナリオなので、なんとなくマクロスの世界観を知っている程度でも楽しめる。
ラストバトル直前の、「愛おぼえてますか」のボーカル曲がながれて敵が弱体化する演出は見事。
[個人的評価 シナリオ「B」 音楽「A」 システム「B」 演出「A」(筆者もこのゲームを初めてプレイしたときは原作を知らなかった。ラストステージ手前のボーカル曲演出が素晴らしいという口コミに惹かれて購入した記憶があります。……と、言っても歌が敵を弱体化させるという原作設定を知らなかったから、ノリのいいボーカル曲でラストバトルのテンションが上がるって意味と思っていて、いい意味で期待を裏切られた演出でした)]
アクション編
「レインボーアイランド」
こちらもいろんな機種に移植され発売されているタイトル。PCエンジン版推しなのは、その完成度から。
音楽はCD音源でクリアになり、スコアランキングのセーブが可能。さらに、レインボーアイランドの楽しみのひとつである「虹ダイヤ(ビッグダイヤ)」の収集状況が記録されるので、プレイのモチベーションが上がります。
ゲームは虹の橋を駆使して画面上部に上っていくジャンプアクション。本気でレインボーアイランドをやりこみたいのなら、PCエンジン版がおすすめです。
[個人的評価 システム「A」 音楽「A」 移植度「A」 追加要素「A」(虹ダイヤはこのゲームをよく知らない人にとっては運がよく7つのダイヤが揃わないかぎり、知ることがない追加要素。まずは虹を落として敵を倒せばダイヤが手に入るってことを知っておく必要がある。もし、このゲームを知っているだけで虹落としなんて気にしてなかった人は、虹落としを意識してプレイしてみては?)]
「レッドアラート」
奪われた機密を取り戻すために武装集団と戦う戦場アクションシューティング。
ボス戦前に音声で流れる、元傭兵の主人公が敵ボスに向けて言い放つ挑発を含めた皮肉っぽいセリフが楽しい。
ゲームも凝っていて、ただ敵を倒してゴールに向かうステージや、爆破ポイントに爆弾を仕掛けていくステージ、さらには敵の増援が来るために拳銃以外の銃火器が使えないステージなとがある。
[個人的評価 キャラクター「B」 システム「B」 音楽「B」 皮肉「A」(ボス戦前の主人公の皮肉セリフは敵からの言葉を返すカタチが多い。が、敵が言うこちらへの皮肉をさらに皮肉で返すのは聞いていて楽しい。主人公の声が神谷明氏といえば、どんな雰囲気か想像できるかな?)]
「スプラッシュレイク」
二人同時プレイ可能な固定画面アクション。ダチョウが主人公で、石橋をつついて落とすが売り文句。
足場(石橋)をつつくとヒビが入り、支柱につながっている部分すべてにヒビが入ると一気に橋が崩落する。
敵ごと橋を落として全滅させればステージクリア。ちなみに、落とした橋はしばらくすると復活する。
とにかく二人同時プレイが楽しい。筆者オススメの設定は自機ライフと仲間同士の当たり判定を「あり」にすること。
狭い橋の上で敵を避けつつ足場を確保する楽しさが増します。(当たり判定をありにしてあると、仲間のキャラがふてぶてしくも思えてきますw)
一人用モードでも、隠しアイテムのコレクションが記録されるので、また別の面白さのあるゲームです。
[個人的評価 システム「B」 音楽「A」 キャラクター「B」 二人同時プレイ時の憎たらしさ「A」(仲間同士の殺し合いありきの協力プレイの楽しさは、レトロゲームならではなのかも知れませんねw)]
シューティング編
「スプリガンMark2」
ゲームとしてはライフ制の横スクロールシューティングなのだが、シューティングステージの途中でも会話イベントが発生するという当時としては珍しい演出手法を使っているシューティング。
そのストーリーから、熱狂的なファンが多かった作品でもある。
地球人と火星移住民との戦争が物語のメインで、その戦争に人型ロボット兵器が使われている。……某アニメの影響を激しく受けているが、その手のノリが好きな人にはたまらないのでは?
[個人的評価 シナリオ「B」 システム「B」音楽「B」 演出「A」(実は筆者が最初にこのゲームに惹かれたのは、16種の武器を使い分けるというパッケージの触れ込み。前作に位置する「精霊戦士スプリガン」というゲームが多種多様なパワーアップが楽しかったシューティングだったので、筆者もその楽しさを期待して購入したのですが――裏切られましたねぇ。ゲームとしては全くの別物です。そして、話の続きが見たくて何度も挑戦した記憶があります)]
パズル編
「ぷよぷよCD」「ぷよぷよCD通」
説明不要のメジャー落ちものパズルゲームのPCエンジン移植版。当然、筆者がPCエンジン版を推すのには理由があります。
こちらのゲームにも、PCエンジンならではの追加要素があるからです。
追加要素は音声による漫才デモの追加。……あ、今他の機種でも音声デモはあると思いましたか?
では、言い直しましょう。ベテラン声優による音声デモの追加です。とにかく掛け合いの演技が素晴らしい。
さらに、一度クリアするとアレンジデモが追加されるのです。
特にぷよぷよCDの方のアレンジデモは、いつものデモに一言二言追加する方式で、元のデモ思い入れがあればあるほど、大ウケ間違いなしです。
[個人的評価 システム「B」 音楽「B」 移植度「B」 アレンジ漫才「A→B」(ぷよぷよCDの方のアレンジは楽しいが、CD通の方は狙いすぎ感が否めないかなぁ)]
レースゲーム編
「デコボコ伝説」
レースゲームと言いましたが、どちらかというと強制スクロールカーアクションって言ったようなゲーム。
最大5人まで同時プレイが可能で、COMが操作するライバルカー(黒)とあわせて6人でレースする。(もちろん、プレイヤーが4人以下の場合は、あまった車はCOMが担当する)
6人が同じ画面で強制スクロールで進んでいくので、重要なのは障害物を回避して生き残るのが最優先。(結局はゴール直前のデッドヒートで順位が決まるようなものなので、ゴール直前まではどこを走っていようが順位に影響がない)
バラエティの飛んだ10のステージがある。(ただし、操作に癖があるのと、結構障害物が激しいので難易度は高めw)
[個人的評価 システム「B」 音楽「B」 操作性「C」 殺し合い「B」(結局は相手プレイヤーを殺してゴールできないようにしてしまうのが順位を上げるには一番の方法なんですw)]
まだまだ語り足りないのですが、長くなってしまいそうなので、今回はここまでということで。
とにかく筆者はマイナーなゲームをプレイすることが多く(まぁ、メジャーなものもそれなりにはプレイしますがw)、こういった変わり種を楽しむことが多いです。
また、別のゲームもこうやって紹介していきたいですね。




