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二人の対決

 俺はドランの顔に目掛けて拳を撃ち込んだ。ドランがよろける。俺は足払いをして、倒れたドランにナイフで腹を刺してやった。ふん、意外とあっけないな? 俺はドランを見下ろしている。


「ロベルト、本気でいくぞ?」


 俺が反応するより先に、ドランは俺の足首を間接技で極めてきた。俺は激痛に耐えながら、もう片方の足でドランを蹴った。しかし、全く効かない。


「どうだ? ロベルト?」


 俺は目眩ましのフラッシュを焚いた。その隙に間接技から抜け出して体勢を立て直した。ドランは怪物だ。そしてドランにワンツーフックで追撃した。しかし、何回かラッシュをかましている間にドランは俺の攻撃をガードしていく。そして、俺たちは殴り合いのファイトになった。


 俺にとって、ドランは邪魔者でしかない。拳をヒットさせる度に俺の息は上がっていった。俺が気の緩みから、ドランのヒザ蹴りを連続でもらってしまう。俺はもはや倒れまいと意志を強く持った。


 しかし、もうムリだ。


 俺が倒れ込む。


 吐血していた俺。


 意識がもうろうとする。










 いや、この手があった‼


「ロベルト、終わりにしてやる」


 俺は煙を大量に焚いた。ドランが一瞬、間が空く。そして俺は跳ね起きて、大きい布でドランを隠した。


 ワン、ツー、スリー!


 ドランに被せた布がストンと落ちる。ドランはこの場から消えた。厳密に言うと、俺のマジックだ。ヤツは地球の裏側へと飛んだのさ。


 俺が息も絶え絶えになってその場で倒れた。


 星が見える、憎たらしいぐらいにキレイだ。


 俺はしばらくして、かろうじて立ち上がった。


 これからショーをしないといけない。子どもたちや観客が待っている。


 俺は歩き始めた。

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