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不死身の男、ドラン

 あれがドランか? 話してみるか。


「やぁ、こんな夜に独りで散歩かい?」


「マジシャンのロベルトか?」


 ドランは俺のことを知っているようだ。


「そうさ、マジック見たくないか?」


「何を見せてくれるんだ?」


 意外とノリが良いドラン。


「コインマジックはどうだ?」

 俺はコインを一枚取り出して、ドランにマジックを見せる。俺のマジックにドランが目を丸くしている。単純に視界の隙を突いたマジックだ。しかし、ドランにとって、このマジックは神出鬼没のコインマジックのように見えるらしい。最後は拍手してくれたドラン。嬉しいね、ドランは意外と良いヤツだ。


「スゴいな? どうやった?」


「シークレットだ、ありがとう」


 それから俺はドランと話してみた。まるで友人のように。マジックの種が知りたいと言うドラン。俺は少しだけ教えてあげた。なぜかって? これからドランを暗殺するからだ。最後に教えてあげようって思った。


「そうか! こういうものか!」


 まるでドランは無邪気そうな反応で俺のマジックの種を知った。しかし、この時すでに俺はドランに毒を仕掛けた。並みの人間なら、充分過ぎる量の毒だ。


 あばよ、ドラン。

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