短編小説・怪しい幽霊
掲載日:2015/11/10
不思議な短編小説
一日一短編
宜しくお願いします!
私は小学3年生である。
この年になればお留守番など造作もない事だ。
父は仕事、母は買い物に出ている。
今日は半日で授業が終わりだった。
母から受け取っていた鍵で家に入ると知らないオッサンがパンツ一丁で歩いていた。
「ひっ」
こういった驚きの場面に遭遇すると人間とは意外に声が出ないものである。
オッサンは少し驚いた後に口を開いた。
「あれ?視えちゃう系」
視えちゃう系って何だ。
そんな疑問をぶつける事なく「見えてますが」と返した。
「霊感あるある系?」
少しイラっとしたが「ありません」と返す。
「そっかそか、お留守番の邪魔しちゃ悪いからオッサン帰りまぁす」
こいつ自分がオッサンだと自覚はあるのか。
謎のオッサンは屋根裏部屋へと姿を消した。
ガチャッ
「ただいま、お留守番ちゃんと出来たかしら?」
母が数分と経たずに帰ってきた。
あれは普通のパンツ一丁のオッサンだったのか、それとも視えちゃいけないものだったのか…
いろんな意味で見ちゃいけないものを見た気がする。
「変なオッサンがいたわ」
「馬鹿な事言わないの!」
こうして私の初めてのお留守番が終了した。
読んで頂きありがとうございました!
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