書類一枚で終わった婚約なので、気にせず王都の端で魔導具工房はじめます
伯爵令嬢リリアーナは、婚約者の王太子から「真実の愛を見つけた」という身勝手な理由で婚約破棄を告げられる。しかし彼女は涙一つ見せず、慰謝料代わりに王都の端の寂れた土地を要求し、早々に新生活を始める。彼女には、現代日本の知識という秘密があった。前世の知識と、この世界の「付与術」を組み合わせ、リリアーナは辺境の地で魔導具工房を開業。「温度が一定に保たれる鍋」や「自動で明るさが変わる照明」など、革新的な製品を次々と生み出していく。その成功は、魔導具の認可を行う審査局長、"氷の公爵"アレクシスの目に留まる。一方、リリアーナを捨てた王太子は、彼女の成功が面白くなく、様々な妨害を仕掛けてくるが、リリアーナは契約書や特許法といった「公文書」を盾に、全て冷静に、そして合法的に撃退していく。これは、書類一枚で全てを失った令嬢が、自らの知識と才覚、そして法と制度を武器に自立し、やがて不器用で誠実な愛と、国をも動かすほどの成功を手に入れる物語。
第1話:書類一枚で終わる関係
2025/11/04 07:10
第2話:新生活の事業計画
2025/11/04 12:10
第3話:埃まみれの城と二つの才能
2025/11/04 18:10
第4話:完璧すぎる申請書類
2025/11/05 07:10
第5話:氷の公爵、来る
2025/11/05 12:10
第6話:最初の魔法、温度一定の鍋
2025/11/05 18:10
第7話:口コミと最初の発注
2025/11/06 07:10
第8話:王都の光、辺境の灯り
2025/11/06 12:10
第9話:忘れた頃の横槍
2025/11/06 18:10
第10話:保証書と検査記録
2025/11/07 12:10
第11話:公爵の静かなる怒り
2025/11/07 18:10
第12話:見えない護衛
2025/11/08 12:10
第13話:合理的な感謝
2025/11/08 18:10
第14話:聖女の焦りと失敗作
2025/11/09 12:10
第15話:冬の需要と鉄道会社
2025/11/09 18:10
第16話:執務室の秘密
2025/11/10 12:10
第17話:盗めない技術
2025/11/10 18:10
第18話:虚偽の告発
2025/11/11 12:10
第19話:信頼の証明
2025/11/11 18:10
第20話:公爵と市場調査
2025/11/12 12:10