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無能な僕はこの世界で、精神科医の夢を見る  作者: 精神科医Tomy
The war

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リタの再登場

ルーラが帰ってきたというニュースは、村の間に瞬く間に広がった。みんなで話しあって記憶が戻らぬうちは、秘密にしていたのだ。しかし、記憶が戻った今、隠す理由は何もない。特にニュースを広げるのに、もっとも貢献したのは言うまでもなくゾロだ。これまでも話したくて話したくて仕方がなかったに違いない。


記憶の戻ったルーラは、今までを取り返すかのように、忙しく働いた。もちろん、僕もだ。


レクサは、もうプラムにいる理由はなかったのだが、なぜかそのまま住み込みで店を手伝っていた。ただ、皆が復活したルーラを一目見ようと押しかけていたので、都合が良かったのか、ルーラは何も言わなかった。


こうして僕達には、「日常」が復活した。ただ、本当の意味で復活したわけではない。


シャドウの異変、世界を食い尽くすイートンの脅威、エメラルド色に光り、飛行する女性の正体、ショーユの謎。


恐らく解決しなければならない謎が沢山ある。今の「日常」に耽っているとついつい忘れそうになるが、何も解決していない。


このモヤモヤを覆い隠すかのように、ただ平和が戻ったかのように生きているだけだ。しかし、ここからどう動けばいいのか、いつ動けばいいのか見いだせぬまま、時間だけが過ぎていった。


そんなある日、客に出した朝食の片付けのために厨房に行くと、あの人がいた。


「久しぶり、デュロ」


相変わらず妖艶な、年齢不詳の女性。リタだ。

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