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無能な僕はこの世界で、精神科医の夢を見る  作者: 精神科医Tomy
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リタの本当の姿

レクサの顔色を確認している僕に、リタが興味深そうに声をかけた。


「それは、回復魔法の一つかな? 見たことがないが」

「いえ、まあ、回復魔法といえばそのようなものかもしれません」


この世界に「精神疾患」という概念はない。説明をしたところで誤解を招くだけだろう。


「レクサは、呪いか何かにかかっているのか」

「うん……、そうですね」


 リタは何か思うところがあるのか、少し考え込む。そこにクロン爺が割り込んできた。


「リタさん、おぬしそんなに魔法が強いとはな。ゾロからそんな話聞いたことなかったわ」

「いや、俺だって魔法使えるなんて知らなかったんだ」


 いまだに顔がぐしょぐしょなゾロも、鼻水だか涙だかを飛び散らせながら会話に入り込む。


「まあ、今まで必要がないから言わなかっただけだ。こんな能力は不用意に言うものじゃない」


「どうだい。そんなに魔法強いのなら、ルーラの捜索にお前も来いよ」


「いや、私は同行できない」


 無碍(むげ)なく断られ、わかりやすくゾロが落ち込んだ顔をする。普段妻の悪口を言ってばかりの癖に、本当はぞっこんなのだ。良くある話だ。


「シャドウがこの村に入り込んで、人を襲った。これまでそんなことは無かった。何かが起きている可能性がある。私は、トレドの王と、このことについて話し合わねばならない」


「王!? なぜ、お前、王様と面識があるのか?」

 ゾロがまた何かを飛び散らせながら叫ぶ。


「リタおばさまは、『緊急事態省』の魔法部トップなんです」

 







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― 新着の感想 ―
呪文の言葉•魔法つかい•緊急魔法部、どれも皆 一昔前に世界中を虜にし 映画化された英国小説を彷彿させる。 はじまりは、ルーラを訪ねて三千里、るろうにレクサもとい剣心、いまや、ハウルの動く城にも似たゾロ…
2025/08/26 11:00 我が名はフェク
脳力とはすばらしいもの! わたしは周囲から小説をかいて、かいたらといわれつづけじかんばかりがすぎています。でもみなさんからしげきをうけつつあるのかも、しれぬ。末永くご活躍ください。
2025/08/26 10:40 いきじしろぬ
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