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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

エピクテトスの終末旅行記

作者: あらた。

エピクテトスの終末旅行記

この世に生まれる前、僕たちは誰かあるいは何かと1つだった。この世に誕生した時にそれとは引き離されてしまった。このことは僕だけが覚えている。他のみんなは忘れてしまっているらしい。


  倒壊したビルに錆で覆われた車、荒廃した都市の開けた場所に彼ら彼女らは4人で暮らしていた。青い光が東の空に輝いていた。なんの光はまだ誰も知らない。

「あずま、また廃墟の図書館にいってたのか?」

 拓実の陽気な声が聞こえる。背が高く、人懐っこい瞳を宿した彼は見るものを安心させるオーラを纏っていた。

「うん。暇だからね」

 中性的で知的な風貌のあずまは見るものを惹きつけるカリスマ性を持っていた。

「また哲学の本か。食える植物が載ってる本とかはみんな読むけど、この時代に哲学の本読むやつはお前くらいだよ。」

「他の本はボロボロで読めないってのもあるけどね」

「なぁ、あれのことなんだけど、ほんとに行くのか?」

「うん。僕行くことにする。僕たちは道具じゃないんだ。生まれた時から役割が決まってるわけじゃない。だからこそ自由だし苦悩も抱える。僕は僕のやりたいことをするよ」

 

 静かで少し肌寒い夜。人工の光がないここでは空に星が無数に広がって見える。聞こえるのは焚き火の心地よい音だけだ。

 その静かさを破ったのは啜り泣くような魂に訴えかけるようなほんとうに悲しい声だった。

「ほんとに行っちゃうの?ここでみんなで暮らすだけじゃあなたは満足できないの?幸せじゃないの?」

 東が長い茶髪の前髪で顔を隠しながら言う。

「東ちゃんごめん。でも行かなきゃいけないんだ」

「何のために行くのよ、、昔1つだったものを探しに行くとか意味わかんないよ。私理解できない。気味悪いよ。ここから離れたら危険がいっぱいかもしれないのよ。それは命をかけるだけのことなの?」

「君に何を言われても考えは変わらないよ。明日の明け方には出発する」

 再び静寂に包まれた。次に静寂を破ったのは拓実の声だった。無理に明るく振る舞った声はこの場に不釣り合いな響きを持っていた。

「俺もついてくよ。こいつだけじゃ心配だしな」

「俺は残るよ、東1人じゃ心配だ」

 拓実の明るい振る舞いとは対照的に静かで暗い幸樹の声が響いた。しばらくの間、場に焚き火の音だけが響く。

「僕はみんなが大好きだ。小さい頃からずっと一緒だった。だから離れるのは寂しい。でも、いつかまたどこかで会えるって信じてる。だから辛くはないよ」

「何よそれ、勝手な人、、」

 東は怒りを目に宿しこの場から立ち去ってしまう。 

 幸樹の優しく、しかしどこか寂しそうな声が響く。

「気をつけて行ってきてね」

 そう言い残しその場を立ち去ってしまった。


 明け方。雲一つない晴天だった。崩壊して植物の生い茂ったビルの間から眩しい光が届く。鳥たちが囀る音が静かさをより一層引き立てていた。心地よく吹く風は旅の無事を祈っているかのようだった。すべての調和が取れた完璧な日だった。

「いってきます」

あずまの爽やか声が閑散とした廃墟都市にこだまする。

そこにいるのは3人だけだった。

「いってらっしゃい」

 幸樹が悲しさを隠すように明るく振る舞った少し震えた言葉を発する

「あいつどこだよ」

 拓実がいつもの陽気さを忘れている。

「僕らは十分まったさ。これ以上は待てない。いこう拓実」

ついに東が現れることはなかった。

完璧な1日が崩れかけてるように見えた。



 仰々しい荷物を背負って2人は歩いていた。

「旅っつってもどこ行くんだ?当てはあるのか?」

「定期的に東の方に青い光が見えただろう。そこを目指そう」

「わかった。ところで、なんで世界はこんな風になっちゃったんだとおもう?」

「どうだろう。宇宙人とか核戦争とか病気とかいろんな説あるけど、どれも信憑性にかけるね。地球にこれるだけの技術をもった宇宙人がわざわさ地球を滅ぼすとも思えないし、核戦争が起きたのなら文明の残骸は残らない。記録されてる人類の知識や技術からして病原菌に滅ぼされるとも思えない」

「お前はどう思ってるんだ?」

「これは僕の想像というか妄想なんだけど、人類は核兵器を何かしらの方法で一斉に手放したんじゃないかな。その結果抑止力がなくなって戦争が起こり文明の形が残ったまま人類が滅亡したとか」

「信憑性ねぇな」

「僕の妄想だからね」

 2人は沈黙の中歩く。しかしそれは心地の良い沈黙だった。産まれた時から一緒だった彼らにとってもはや話すことはなくなっていた。お互いの全てを知っていた。あずまが旅立つことを決めた時も拓実は引き止めは一切しなかった。それは無関心からくるものではなく、あずまの全てを知っていたからこそ引き止めるのが無駄なことだとわかっていたのだ。

 

彼らはひたすら歩いた。道中なんどかキャンプをしながら何日も何ヶ月もひたすら東を目指した。今まで一度も来たことのない場所まで来てもなお彼らは恐れることなく旅を続けた。

ある昼いつものように彼らが歩いていると、前方の茂みから物音が聞こえた。

2人に緊張が走る。今までの野生動物とは明らかに異質な気配を感じ取っていた。

 身構える暇もなく現れたのは奇妙な生物だった。

 背丈は2人と同じくらいで2足歩行。だが手足の数も肌の質感も色も何もかもが違っていた。その姿は2人の本能に訴えかけるような嫌悪感を持ち合わせていた。

「なんだこいつ……」

 青ざめた表情で拓実がつぶやく。

奇妙な生物の叫び声が響く。普段理性で沈めてる攻撃的な本能を呼び覚ますような不快な声だった。

「化け物だぁ!みんなきてくれ!」

奇妙な生物は彼ら2人と同じ言語を扱っていた。その声に応じてたくさんの奇妙な生物が茂みや倒壊した建物から現れた。

「拓実、逃げるよ」

あずまは頭の中にさまざまな疑問や感情が入り混じっていたが、今やるべきことを冷静に行なった。

「逃げたぞ!追え!」

奇妙な生物たちは2人を追う。足は2人に比べ遅かった。だが引き剥がすには荷物を捨てる必要があった。2人は迷わず捨てた。その中の1人が持っていた鋭利な槍のようなものを投げた。

その刃先があずまの太ももをかすめた。血が飛びだす。

「大丈夫か?!」

 拓実が叫ぶ。

「問題ない。かすっただけだ」

 奇妙な生物たちをどんどん引き剥がしていく。どのくらい走っただろうか。奇妙な生物が視界に入らなくなってからかなりの時間が経っていた。それでもなお彼らは走った。空が赤く染まっていた。あずまが転んだ。

「大丈夫か?少し休憩しよう。あずま……?」

 返事はなかった。ふとももの傷を見る。かなり深い傷だった。意識を失っていた。息はあったがこのままだと危ない状況だった。拓実はあずまを背負い再び歩き出した。






 崩壊した都市、廃墟ビル、錆で覆われた車。昼過ぎ。穏やかな時間。そのひらけた場所に東と幸樹は2人で静かな時を過ごしていた。

 穏やかに過ぎる時間。遠くの方で物音がした。

「なんだろ今の音」

 幸樹が不安そうな声で呟く。

「さぁね。野生動物か何かでしょ。一応見に行こうよ」

 東の目に希望が宿っていた。もしかしたら彼らが帰ってきたのかもしれない。そんな思いを物音がするたびに感じていた。2人が無防備に音の鳴った方へ近づく。少し歩いた先の茂み。そこで見たのは見たこともない奇妙な生物たちの姿だった。全身の血の気が引いていくのがわかる。

「いたぞ!化け物だ!」

 奇妙な生物は手に武器を持っている。目には殺意が宿っている。

「なに?なんなのこいつら?!」

 東がたまらず叫ぶ。

「逃げよう!」

 幸樹が東の手を引く。たが、おそかった。奇妙な生物の投げた槍が幸樹の頭を貫く。即死だった。

「いやぁぁっ!」

 恐怖で固まって逃げ出すことができない。続いて東の腕と足に槍が刺さる。

「痛いっ!やめて!」

「やったぞ!命中した!」

 何よりも嬉しそうな声で奇妙な生物たちが叫ぶ。不気味で攻撃的な笑い声が響く。

 動けない東と頭を貫かれた幸樹の元に奇妙な生物たちが寄ってくる。

 奇妙な生物たちは幸樹に念の為とどめをさした。

 東は縄で縛られ磔にされた。

 目から流れる涙より体から流れる血の方が多い。

 磔にされたあと死なない程度に傷をたくさんつけられた。太陽が落ち日が暮れるまで何度もだ。もはや目に生気は宿っていなかった。

「あずま、拓実、幸樹……なんで……私…………いま……どこ………………」

 醜い笑い声が響く。奇妙な生物たちはこの残酷な虐殺を心の底から楽しんでいるようだった。

 最後に火が放たれた。生気や生きる気力を失い、意識が薄れかけている東を無理やり起こすほどの激痛が襲う。

「いやだぁぁ、!やめてっ!!!」

 焦げ臭い匂いがあたりに充満する。溶け出した皮膚から内臓が溢れる。息が吸えない。苦しい。叫び声を上げたいが喉が焼けてしまいもはや声すら発せなくなっていた。

 奇妙な生物たちの歓声と笑い声だけが響いていた。

 

 

 







 

拓実は背負っているあずまの太ももから流れる血を背中に感じる。

あたりはすっかり暗くなっていた。身体を休めるために廃墟になって倒壊しているが、かつての栄光を感じさせるほど大きなビルに入った。

ビルの一階の中ほどまで進んだ時あずまは気づいた。暗がりや疲労で気づくのが遅れたが、そこには彼らを襲った奇妙な生物と同じ姿の生き物が4匹ほど住んでいた。普段の拓実ならそんなミスは犯さなかっただろう。自分の一部と言っていい親友の負傷や連日の旅の疲れで鈍っていたのだ。

 急いで踵を返したその時だった。

「酷い怪我だ。我々は君たちを襲ったりしない。ここで休むといい」

奇妙な生物と至近距離。もう逃げることは叶わないと考えた拓実は、わずかな希望にかけ話をすることにした。

「どう信じれば良い。こいつは君たちと同種の奴らにやられた」

「信じてくれなくていい。私たちを信用できないのならここから去ってくれて構わない」

「なぜ俺たちを助ける?」

「かつて君たちの同種に助けられたことがあってね。恩返しさ」

 それが嘘かほんとか信じる術はなかった。どちらにせよ、拓実はその奇妙な生物に頼る他に道はなかった。

「わかった。君たちを信じるよ」

「怪我人をこちらに。あなたは大丈夫?」

「問題ない。それより君たちは一体なんなんだ。聞かせてくれ」

「それはね………………」



 


 



奇妙な生物たちに保護されて3日後あずまが目覚めた。かつて会議室だった部屋に2人と奇妙な生物1匹だった。事情を聞かされたあずまは少し安心した表情をした。

太ももに巻かれた包帯やきちんとしたベット、拘束もされていない。彼ら奇妙な生物を信じるにはそれで十分だった。

 拓実かいつもの調子で聞く。

 「しかしお前はいつも平気そうな顔してるよな。みんなと別れた時も、こんな酷い怪我してるときもさ」

「僕の心は脆いよ。つつけば簡単に壊れてしまう。でも僕は哲学の鎧を纏っている。だから何者も僕の心を本当に傷つけて壊すことはできないんだ」

「"幸福への道は一つしかない。それは自らの意思の力を超えたものについて悩まないこと"か、いつものやつね」

 拓実が呆れたようにいう。

「そう。別れの辛さも、みんなの心も、この怪我も僕の力じゃどうしようもできない。考えたところで結果は変わらないんだ。だからクヨクヨ悩んだりしないんだ」

「へいへい。ご立派なこと」

「それより、そこの君は一体何者なんだい?」

「あぁ、それのことなんだけど……」

助けてくれた命の恩人とはいえ本能的な嫌悪感は消えない。

「私から説明しよう」

「あぁ頼むよ。俺じゃうまく説明できる気がしない」

あずまの目は好奇心に満ちていた。純粋な子供が未知の世界へ向ける視線に似ていた。

「君は勘違いをしている。我々が真の人間なんだ。人間は君たちのように肌は黒紫ではないし触覚もないし手足も6本も生えていない」

何を言っているんだ。あずまはそんな心の声が聞こえてくるような表情を浮かべていた。一言も言葉を発せずにいた。鼓動が早くなる。

「証拠は山ほどある。例えばこの医学書や太古の人間がとられている写真。どれも人間とされているものは我々のように手足が計4本で体毛が薄く直立二足歩行だ。」

 あずまは本を手に取って読んでみた。奇妙な生物、人間の言っていることに間違いはなさそうだ。

「そんなことが……」

 やっとの思いで発せられた言葉は聞き取れないほど弱々しかった。

「君たちが何者かは我々もわからない。君たちの姿は人間というより昆虫に近いと思う」

 自分が人間じゃないなんて疑ったこともなかった。

 太古に滅びた人類の生き残りだと、そうなんの疑問もなく信じていた。しかしそれは違ったらしい。

 じゃあ一体ぼくは何者なんだ。

 僕も拓実も東ちゃんも幸樹も人間じゃなかったのか。

人類はなんで滅んだんだろう。それは僕たちと何か関係があるのか。

 頭の中に絶えず疑問が湧き上がる。

浮かんだ疑問を人間に聞いてみたがはっきりとした答えは知らないようだった。

 それから1週間、人間たちにお世話になった。


 

「いままでありがとう。いってきます。」

 あずまはまた平然な顔で旅に出ようとする。足の怪我は完治したようだった。

「本当に世話になった。いつか必ず恩返ししにくるよ」

 拓実は少し涙ぐんでいた。

「いつでも来ていいですよ。我々はここにいます」

あずまの看病、旅のための荷物、何から何まで親切だった。彼らとの別れもまた辛いものだった。

青い光はもうすぐだった。人間にその光のことを聞いてみたことがあったが何があるかは知らなかった。

 胸が高鳴った。数々の疑問がその光にさえ辿りつけばわかると言った謎の確信があった。また引き剥がされたものと一つになれるという根拠のない自信があった。

 それから2週間ほど進んでついに辿り着いた。



 その光は巨大なクレーターの中央から発せられていた。

 近づいてみるとそれは青い巨大な卵のような球体だった。

「これが光の正体か」

「案外あっけないんだな。それにしてもなんだこれ」

「そうだね」

 あずまがその球体に触れた時。

 一面真っ白な別の空間へと瞬時にあずま1人だけ移動した。

 目の前には人間の姿の少女が立っていた。

 髪は長く黒い。青いワンピースと赤いリボン。美しい見た目だが、この崩壊した世界や真っ白な謎の空間とは不釣り合いだった。

「一体どうなってるんだ?」

 あずまは心の中でなぜか安心していた。

「やぁ。よくここまできたね」

 少女は全てを見透かしたかのような声で言う。

「君は誰?」

「私は地球の意思、地球そのものといってもいいかもしれないね。…………信じてないって目だね。いいよこれを見て」

 目の前に突如スクリーンが現れてあずまのこれまでの人生や旅のことを映し出して行った。それだけじゃない。人類が生きていた時の映像やさらに前のものだってなんでも映し出した。作り物では到底なかった。そう直感した。

「僕は、僕らは一体何者なの?」

 他にも聞きたいことは山ほどあったが、一番知りたいことはそれだった。胸が高鳴るのを感じる。

「いきなりだね。いいよ教えてあげる。少し長くなるけどいいかな?」

 相変わらず少女は淡々と続けた。

「かまわないよ」

「私が生物を生み出した理由は生存の可能性のためなんだ。地球は76億年後くらいには太陽に飲み込まれて消滅するんだよ。それを避けるために地球に知的生命体を生み出した。それが人間さ。でも彼らはほんとに期待外れだった。彼らって太陽に飲み込まれる前に自滅しそうだし、もし自滅しなかったときても産んでくれた恩も忘れて地球滅亡が迫ったら地球の外に脱出するだけだろう。彼ら性格悪いからね。だから滅ぼそうとしたのさ、ウイルスでね。でもできなかった、そこで君らを生み出したってわけ。君が触れようとした青い球体は君らの卵さ。君らはほんとによく頑張ってくれたよ。でもさすが私が生み出した人間。君らに一矢報いたんだよ、生物兵器で君らを大量に殺戮した。その結果、両方ほぼ絶滅しちゃったってわけ。」

 軽薄な口調と話される言葉の内容の乖離に吐き気がした。旅を通して追い求めた答えだったはずだが、受け入れることができない。

「そんな理由で……」

 虚しさで胸がいっぱいになった。哲学の鎧は錆びついていた。

「誰だって死にたくはないだろう」

「僕は昔君とひとつだったんだ」

 もはや会話は支離滅裂になっていた。

「そうだよ。君以外のすべてもそうさ。聞きたいことはそれだけかい?」

 あずまは言葉を発せない。

「あぁ、最後にこれを見て」

 スクリーンに映し出されたのは東と幸樹人間にが残酷に殺される映像だった。

「は……?うそ……だって……そんな……」

 哲学の鎧はついに粉々になった。

「君たちには期待してるんだよ。頑張って私を助けてよね。それじゃあ」

眩い光と共に元の青い光の元へ戻される。

 


 3ヶ月後、2匹の昆虫は自殺した。


 


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