第8話 6歳になり
僕が6歳に成り初等部は不要と入学しないと決定した頃に第一婦人の双子の兄妹が高等部を卒業して帰ってきた。
その頃には父は代理として経営している領地を素晴らしく発展させたと男爵に昇格しており領地経営に邁進していた。
しかし帰ってきた兄妹はガチガチの貴族優先主義に染まっており何故家に獣人が居るのかと父に抗議してきたが父は逆に二人を説教すると怒りながら母の元へ逃げ出した。
父は祖父へ愚痴をこぼす。
「二人とも何の役にも立たない貴族優先主義などに染まるとはな」
「大体寄り親のクレマンス侯爵が領民第一主義で貴族優先主義を嫌っておるのになあ」
「お父さん、二人を殴ってでも貴族優先主義を捨てさせて下さい」
「お前はどうするのか」
「妻二人が再び貴族優先主義に成らない様に説得します」
「まあ暫くは監視と説教だな」
「私は学園が貴族優先主義に染まっている様だと今年入学したクルスが染まらない内にクレマンス侯爵に連絡して対応して貰います」
その頃ぼくはアルス商会長と話し合っていた。
「酒は全て王家に献上した物は全てお褒めの言葉を戴いたので売れ行きは好調です」
「後はワインの質が他より良いことが広まれば良いですね」
「流石に白ワインやロゼワインとは違い赤ワインは品質の噂が広まる必要が有りますね」
「お猪口と徳利は日本酒の燗して飲むのに最適だと話が広まりましたね」
「はい、国内では広まりましたし白磁のカップは国王が認めただけに評判は広まりました」
「後は生産が追い付くだけですね」
「需要と供給の加減を見ながら進めていきます」
「後は魔道具の売れ行きはどうですか」
「トイレは供給の順番待ちでランプも供給したら直ぐに売れています」
「それなら次は姉たちが噂を広めている香り付きの石鹸とシャンプーとリンスの販売の準備だね」
「シュン様の開発したシャンプーとリンスの入れ物の生産は順調です」
「ならそろそろクレマンス侯爵家で試して貰い王家に献上するとしますか」
「それではその様に準備して置きます」
「姉の友人たちに試して貰って要るので噂は十分だね」
「後オセロやチェスなどのゲームも順調に広まって十分に売れています」
話は終了したので商会長との話を終え研究室へ戻る。
研究室では改良を続けた給湯器があり現在はスライムの魔石を十個で五時間湯を沸かせて自動交換用魔石を三セット仕込める様に成ったので完成したとして販売を初めても問題ないと考えていた。
そして以前より考えていたエアコンの試作品を元に改良を続けていたがスライムの魔石では無理が合ったので替わりに多少高価だが入手が容易なワイルドボアの魔石を使う事で稼働時間が満足いく物に成ったので魔道具回路の開発に入る事にしたので何時でも量産出来る様になった。
それにより次は食べ物かなと思い現在試食中の食パンとメロンパンなどの菓子パンの販売準備を始める事にした。
まずは業務用の大型パン焼き窯の設計図を完成させるとイースト菌の大型繁殖器の設計図を書き上げ両方の魔道具回路を開発していく。
完成させると次は儲かる女性向けの美容品がいいかとベガに検索を頼んだ。
次の話から日、火、木曜日に更新します。




