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魔法学園に転生したので・・・  作者: どこでもジャージ
幼年期
3/4

入学式

魔法学園の職員室に着いた。

初等部から大学院までのすべての職員が揃う部屋である。

「皆さん おはようございます。」

「「「「「「「校長 おはようございます。」」」」」」

「今日は初等部から高等部までの入学式が行われます。それぞれの役割よろしくお願いします。」

「「「「「「はい。」」」」」」

朝礼が終わりそれぞれの研究室へと向かう。

初等部から高等部までの職員は2人1部屋で、大学院の職員には専用の研究室が与えられる。


「今日もかわいくて大人しいわね スコールちゃん。」

相部屋の 初等部の体術学講師 猫獣人のシル先生だ。

その横には 耳をピクピク動かし しっぽが上下に揺れている娘のエルがぴょんぴょん飛び跳ねている。

「おはようにゃスー 今日もよろしくにゃ。」

エルは3歳 ぼくよりも2つ年上だ。獣人らしく発育が早く、運動能力が高い。

「エルねえしゃん よろしくおねがいしましゅ。」

「おうにゃ 今日も一緒に探検するにゃ。」

ぼくが言葉を話し始め、歩けるようになってからというもの、ぼくを子分のように従え、魔法学園の中を探検するのが日課だ。

「エルはいつも元気ねぇ スコールちゃんをおねがいね。」

トワ母さんとシル先生は入学式のため 大講堂へと向かった。


「決めたにゃ 今日の探検場所は入学式にゃ。」

「え~。また母さん達におこられるよ~。」

「大丈夫にゃ このエル姉さんにまかせるにゃ この間 スーが昼寝している間に秘密の場所を見つけたにゃ。」

「う~ん。」

「さあ しゅっぱ~つにょ。」

にょ?にゃ?などと考えていると大講堂の前に着いた。

「ここの抜け穴から大講堂の天井裏に忍び込むにん。」


『ま~た変な言葉遣いになっている。いつもは〈にゃ〉なのに時々語尾が変わるんだよな~この子。でも小さい猫娘のその様子、嫌いではない。むしろ好きである。』


「は~い。」

「は~いじゃないにゃ にんにんにゃ。」

「・・・・・・。」


天井裏に着くと、真下では校長先生が生徒たちに長~い話をしている。

会場には初等部100名 中等部100名 高等部100名 大学院50名の生徒たちがずらりと並んでいる。毎年半数はエレベーター方式で進学するが、残り半数は選抜試験が行われてることを母さんから聞いていた。


「諸君は 栄えある エメドア王国最高学府である魔法学学園の生徒じゃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


「話が長いにん。眠くなってきたにゃ。」

飽きっぽいエルは瞼を閉じ、うつらうつらと船を漕ぎだした。

「あぶないでしゅ。おちそうでしゅ。」

そう思ってエルのしっぽをつかんだ瞬間!

ヒューーーーーーーーーーーーー

静かに音を立てて2人は真下に落ちていった。


最後まで読んでくれてありがとうございます。

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