死、とは
バイト行きたくない・・・
死、とは。
これは誰にも説明できないものだろう。ただ、心臓が止まって、すべての身体活動が停止する、だけでは説明がつかないことが多々あるからだ。
・・・じゃあ、もし自分が死んで、はやりの転生なんてしたら、どう生きる?
そりゃあもう、人間という生き物は、好き勝手に己の正義を振りかざして生きるだろう。まるで、自分が神様だとでも言うように。
なんておこがましく、厚顔無恥な動物なのだろう。人間は。
しかし、なんて人間らしいのだろうか。そしてなんて自由なのだろうか・・・。
なんて、人間のことを見下してみるが、俺もそう大して人間と変わらない。現に、僕は生きているのだから。まあ、”生きている”は少し語弊があるな。”生きていた”が正しいか・・・。
吹いてきた風が俺のフードから少しはみ出した真っ白な髪を揺らす。目の前にある光景はまるで地獄絵図だ。
ここで戦争があった。どことどこがなんて知らない。興味もない。ただ、人や魔物、動物はすべて息絶えている。そして血が大地を穢している。ただ、それだけ。でも、俺が動く理由にはなる。
一呼吸おいて息をいっぱいに吸い込む。鼻腔をよぎるのは硝煙の匂いと血なまぐさい匂い。一気に肺の中の空気を解放し、歌を歌う。
『__________________________』
空気を揺らし、遙か遠くまで響くこの旋律は・・・いつか誰かに届くだろうか______
届きますかね?
あ、ヌベスコを愛してます。この前試しにヌベから全部言ったら言えたんですよ!すごくないっすか!?