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古びたアルバム  作者: 龍雅玄斗
始まりの時
3/3

最初の出会い


二時間後…“漣の花畑”





「相変わらずこの花畑は、青色の花しかねぇんだな。」



「仕方ないよ、この森の気候と季節風の所為で青色の花しか咲かないんだから。」



「………?おい、あそこに居るの誰だ?」



「確か、雪が丘の所に住んでるカーヴィストさんの弟子たちらしいよ。」



「………ならば、先手必勝!!“キー・ウォーズ”!」



「おい、よせゴウ!!歯が立たないって!」



「覚悟ぉぉぉおぉぉおおぉっ!!!」



「………“残波・雪死業”!!」



「ウギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!(泣)」










「さっきはいきなりすまなかった。俺の友達が襲ってきて………。」



「いや、大丈夫。何時もお師匠さんに“キーホルダー・アイテム”は常に持っておけって言われているしさ。」



「お師匠さんって、カーヴィストさんのこと?」



「そだよ~。」



「……………その通り……………。」



「あ、そういえばまだ自己紹介していなかったな。俺はデューオリア・シャドー。こっちの気絶している奴はクロスファーラ・ゴウって言うんだ。よろしくな。」



「デューオリアって…………あの名家のデューオリア?!」



「あぁ、そうだ。」



「……これは意外に凄いぞ。名家の御曹司に会えるとは………。」



「お前らの名前は?」



「アタシは、七里ふみか。お父さんの都合で知り合いのお師匠さんの所に住んでいるんだ。因みに、アタシのお父さんはオーバーメモリアルカンパニーの社長だよ。多分、シャドーのお父さんとも知り合いかもしれない。」



「親父もお前の親父さんのこと知っているぞ。」



「…………青雅零夢。3歳の時、一人で居た所お師匠さんに拾われた。以後、一緒に暮らしている。」



「孤児って奴か。」



「そういうことだ。」



「じゃあ最後に………。アタシは、エレメカルテ・VXヴァクスlegendレジェンド。アタシも零夢と同じ小さい頃にお師匠さんに拾われた。母親は死んでいるのは解っているけど、父親と兄弟姉妹は居るかどうかは解らない。」



「母親以外は行方が解らないのか?」



「あぁ。母さんはアタシが2歳の時に交通事故で亡くなっている。お師匠さんの所に来たのはそれ以後なんだけど。」

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