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No.7 夢と現実とそれぞれの時間

 気が付いたら春だった…はい、おはよう、こんにちは、こんばんは。

リルフィです。流石に更新空けすぎました。><

 ちょっと気分転換にと、手を付け出したら色んな事が疎かになってたと言う現実に、目を背けたい今日この頃…(ォィ

 と、言う事で、続きをぼちぼち書いていきます。


 学校のチャイムの音と共に、騒がしくなった周囲の喧騒で目を覚ますと、クラスの担任が、教室から出て行くのが目に入り周り、周りを見渡すと鞄を持って今から帰ろうとする生徒や、部活等に友達と向かう生徒の姿が見えた。


「おぅ、眠り姫のお目覚めか?」


 ふと、声の方を見ると、鞄とスポーツバッグを肩にかけたボクの親友が、二カッ笑顔を浮かべ、ボクの頭に手を置いてきた。

 ボクは、不機嫌ですと言わんばかりに、そっとその手を払いのけると、立ち上がった親友の顔を見上げた。


「うー…その言い方やめろって言ってるだろ?自分だって授業中ぐっすり寝てるじゃないか…まったく…」


「ははっ、それにしても、お前が授業中に居眠りとか珍しいな?熱は無さそうだし、風邪って訳でもないみたいだが…不調なら保健室で寝てろよ。帰りは送ってやるからさ」


 結構、色々と気が利くイケメンの親友様に、苦笑いを浮かべつつも、犬でも追い払うように手を振り、ボクも机にまだ置いてあった教科書を鞄に入れると、席から立ち上がった。


「はいはい。大丈夫だって、カズはこれから部活だろ?ボクはもう帰るから、まぁ…がんばれ♪」


 親友の肩を叩こうとして、背丈の違いに苛立ちを覚え、黒い笑顔を浮かべると力一杯に背中を叩いた。


「っっ!!いってぇぇぇ!!おい、なにすんだよ!?ったくよぉ…気を付けて帰れよ?あと、変な奴に(r」




「まったく、雪姉と同じ事言うなよ…」


 カズを見送って、ふと、時計を見上げると、眠ってから50分位しか経ってなかった。


 夢の中では、アイラさんと文字の勉強してたあたりで目が覚めたから、たぶん向こうでは、習ってる最中に寝てしまったのだろう。


「ふぅ…夢の中の時間までいれたらおよそ20年か…それぞれ流れる時間やってると、時差ボケってレベルじゃないな…」


 それぞれ起きてる側の世界と、寝てる側の世界の流れる時間が変るせいで、戸惑う事も多かった。

 風邪で寝込んでた時なんかは、夢で2年間を過ごし、起きた時には状況を忘れ掛けてて、家族や親友に凄い心配されたりもした。


「まあ、人は慣れる生き物ですよぉ…っと…」


 靴箱から靴を取り出すと、また新しい封筒が差し込んであったのに気が付き、宛名と内容と送り主の名前を二度見して、深い溜息と共に肩を落とした。


「ふぅ…やっぱり慣れるなんて嘘ですごめんなさい…」


 敬具、世の中には「男でも良い」所か、「男だから良い」「男の娘最高」と言う言葉まであるようです。


 所々で、粘つく様な視線に、寒気を覚えながら急ぎ足で帰宅する男の娘が居たとか居なかったとか…

 ふふ、ちなみに作者は男の娘物大好きですよ。わoいとか…




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