野生彼氏01
クソみたいなものですが
ご了承ください
文章力がなくてごめんなさい
「はぁあ....」
あたしは、机に突っ伏しながらため息をついた
近くからは、荒い吐息が聞こえてくる
犬みたいに
「どーしてこうなるかなーもう」
荒い吐息の発信源を見つめた
真っ黒だけれどつややかな髪を肩ぐらいに伸ばしていまどきの青年風な髪型
キツイ目つきで真っ黒な瞳
少し白くてしなやかな肌、頬を赤く染めてこちらを見つめ
犬が座るみたいに座っている
「普通の美少年って感じなんだけどなー」
「びしょうねん?なんですか?食えるんですか?」
ちょっと目が輝いてキラリンと牙が光った
「いや、食べれないから、もう....知らない」
机にまた突っ伏した
「えっ、ごめんなさい!もう言わないから!」
彼は慌ててあたしの肩を揺さぶった
かわいらしいが・・・なんかこう疲れる
あたしがどうしてこうなったかというと....
回想_
あたしは、木に登って降りれない猫を助けようと登ったところ
あたしも降りれなくなってしまい
途方にくれていたところ
彼がきて猫とあたしを助けてくれた
そしてあたしが礼を言って立ち去ろうとすると
彼が異様になついてしまいどうすることもできず、家まで連れてきてしまったという
「木に登ったのがいけなかったかなーもう」
あたしはぽつりと独り言をつぶやいた
「でもでも!猫を助けたことはよかったとおもいますよ!」
元気に彼が言う
なんのフォローにもなってないし
結局あたしが助けたわけじゃないから
てか、この子どっから来たのかも知らないよな
「えっとー名前とか・・・あるの?」
仕方がないから彼の前に座って聞いてみた
「うん!あるよ!弥生 玲雄っていうんだ!」
キツイ目とは裏腹にとてもかわいい笑顔であたしに答えた
かわいらしい名前じゃないか///
ちょっと彼に興味をもった
「へぇーそうなの、かっこいい名前だね」
かわいいって言ったら怒るかもしれないからまぁ一応
「君は、なんていう名前なの!」
元気ね言葉一つ一つがいろいろ以外すぎて反応に困る
「あたしは、白石 遊烏っていうの、遊ぶ烏とかいて遊烏」
あたし自身も変わってる名前だなとか思う
両親が変わり者だから仕方ないけど
「かわいいなまえだね!俺好きだよユウ!」
ぇ、何この子はそういうとこ狙ってんのか
ちょっとドキッってしまった
「あ、ありあがとう」
お礼ぐらい言わないとね
「....あのさ」
なんか急にしんみりし始めたわね
感情の変わり方が異常ね
「なあに?」
「俺のこと.....怖くないの?」
ぇ、ああ、まぁ普通の人は目つきが悪くてすごい怖そうだけど
あたしは、かわいいかなとかおもってみる
変かなあたし
「怖くないよ、あたし玲雄の優しいところとかすごくいいと思うよ」
微笑してあたしは答えた
まぁ、事実だし、いいとおもうから
「えっ!ほんとに!うれしいな!そんなこと言われたことないから!」
ぁ、元気になった
どうやら玲雄はわかりやすいのかな
感情がそのまま顔に出やすいというか、なんというか
「まぁ、見た目が怖そうだからね」
「しゅん.....」
「ぇ、あ、普通の人はねうん、あたしは好きだよそういうのうん大丈夫」
思ったことすぐに言ってしまうから
彼を傷つけてしまうよな・・・・
こういうところも直さなくてはならないなー
「ユウが好きなら俺はそれでいいよ!」
立ち直り早いなこの子は
というかこの子
家どこ?
「玲雄、家とかどこにあるの?もう遅いから送ってくよ?」
いろいろ長居させると、玲雄の両親とか心配するよね
すこし寂しいけどまた、会えるかもしれないから
「家?ないよ」
「は?」
目が点になった
だって、え?
家ないとか、え?
「だって俺今日、日本にきたから」
日本に“きた”?
じゃあ、どこ居たのよ!?
「ど、どこにいたの、今まで」
「アフリカとか?かな」
意味わからんし
アフリカって
「ぇ、だって、普通、アメリカとかさフランスとかあるじゃんか」
「んーなんか知らないけどアフリカにいていろいろな動物と戦ってた」
戦うってなんだ
「じゃ、じゃあ、両親は!?」
「んーいない!」
いないってどういうこと!?
今まで一人で生きてたの?
「母さんは死んじゃって、父さんは、いなくなっちゃった」
ぇぁ、なんかまずいこときいちゃったかな....
「ごめんね、知らなくて...」
「いいよ!もうすぎちゃったことだしさ!」
玲雄は、意外に強くてあたしより大人なんだな
「じゃあ、どこに住むの?」
「ユウの家!」
「はぁ?」
続く___
今回初めて書きます
暖かい目でみてくれたらいいとおもいますはい
クソですいません