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【番外編27】鼻毛が飛び出ていることを教えてくれた親切な友達に、イライラしてしまったことは、反省してます。

 わたしの脳裏では、舞妓さん姿のちびきゃらが、下駄で歩いています。舞妓まいこ姿は、課金アイテムですが、ベータテスト参加記念のゲームガチャで、無料で運営さんから、プレゼントされたのです。

 舞妓姿がようゲー、と呼ばれる海外のゲームらしく、日本のデザイナーさんと違い、かなり、けばけばしくなっています。

 でも、使用期間無制限です。やったー! 衣装が舞妓まいこ


「マイコ」

「上の名字は!」


 舞妓まいこであって、女性のお名前じゃないんです。そもそも、私の知り合いに、マイコさんというお名前の方いません。首をフルフル横に振ります。


「部活の新入部員勧誘か、下駄箱の所で、一年に声かけてる部活動多いよね。嫌なことでもされた?」

 

『ちびきゃら共トレ』のせいで、わたしの担任を味方へ誘導する作戦は失敗です。ここは、隙を見せてしまたからには、作戦を変更すべきです。

 質問には、首をゆっくりも上下に、一回だけ動かします。同意の意味ですが、決して、言葉ではゼッタイ言っていない、オトナの仕草です。録音されてたら、大変だからです。


「私と一緒にきて」


『共トレ』や『ちびきゃら共トレ』で例えれば、二人パーティー向けの楽で経験地が高いミッションが当たったみたいです。

 あたりもミッション探しのプレイヤーだらけで、声に出したら一部から、妬まれたり、最悪、逆恨みされる可能性もあります。

 担任は小声で、無表情で教室内のクラスメイトを、うかがってます。

 無人の廊下に連れ出されました。教室は人の体温が空気に対流していたので、少し肌寒いです。

 他の教室からは、ドア越しにくぐもった、それぞれのクラス担任の声がします。”料理教室”そんなワードが、何度か聞こえました。

 中学生の頃、似たような経験があります。

 時間は少し違い、ホームルーム直前でした。そのときも、同性の友達にいきなり、腕を引っ張ら、人気のない廊下に出たのです。

 鼻毛が飛び出ていることを教えてくれました。感謝すべきなのに、わたしは腹立たしくなり、無言でトイレに行ってしまいました。

 どうして、もっと早く教えてくれなかったのか、友達へのイライラが一日おさまりませんでした。

 明らかに八つ当たりでした。今では、反省して友達に感謝してますが、鼻毛の話はもうこりごりです。

 


「私が守るから、正直に話して」

「は、はな、いえ。センセイ、わ、わたしは思いこみが激しいので、勘違いかもしれませんが」

「え? ハナ?」

 

 もっともらしい、わたしが勘違して傷つきそうな理由を、鼻毛が鼻から飛び出してる以外で探します。あった!


「わたしのこと、一部の先輩が、『一年のマシンガンの子』って呼ぶんです。わたしは、『共トレ』のマシンガンのマスコットしか、特徴ないみたいで、傷つくんです」

「つらいよね」

「はい……」


 全然気にしてないを通り越して、むしろ、わたしは、ひけらかし気味です。

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