日本国紀出典無記載批判
こんな事してるから13日間完結しないんすよ作者ァ!
https://ncode.syosetu.com/n3856ew/
前作にあたる作品。
まず今回の問題を改めて整理する。
この場に於いては本書の歴史的整合性、史実との剥離、曲解について扱わない旨御同意を要求する。
批判については出来れば短く纏めて頂きたい、キッチリ読んだ人の批判は歓迎する、本書の作者とは違います(出典:"東條の人の岸大臣の役職間違い指摘を以前として無視より")。
問題点はただひとつ、出典或いは並記をしていない事である。
まず何故それがいけないのか?と言うところから解説させて頂く。
基本的に歴史と言うのは主観が入るのは道理である、完全な中立なんてものは幻想だし、中道とは信用ならぬ風見鶏と同意語だ。
従って歴史関連書籍等出展がつくのは、公平性の判断を読者に、第三者に委ねると言う所も含んでいる。
"過去を支配するもの未来を征する、今を支配するもの過去を征する"
(出典:ジョージ・オーウェル)
本書の作者曰く「出展で本一冊書けるから書けない」と言うが、それならば自身のブログに纏めて書いてしまうか、
Twitterで垂れ流してしまえばよいのだ。
にも関わらず氏は以前としてその動きを見せない、出典自体が有るのかさえ分からないと極論を述べたくなってしまう、
そうそれこそが問題点なのだ!。
つまり、
出典が出来ない書籍を基準に歴史を論じてしまうのだ。
ここで本書作者の発言を引用しよう。
「出典のある歴史書あるの?」
そして有志の方々の出典記載のある書籍を引用させて頂く。
正当性の為URLを貼ることにした、都合のよい出展と思われたくないからだ。
https://mobile.twitter.com/waxter1211/status/1061595240375545856
https://mobile.twitter.com/Ayukawa_Reiji/status/1061603131656556544
https://mobile.twitter.com/Ayukawa_Reiji/status/1061605446362877953
等々、記載のある書籍は存在する。
ー【出展の無い歴史書と言う不親切】ー
歴史と言うのはとても楽しいものだ、入り口はどうあれ楽しいのだ。
出典というのは言わば行き先案内人である。
案内人たる出展が無ければ、たちまちに進むことは出来なくなり遅滞する。
また相反する記載に困惑したり、時代でやたらに変わりまくる評価に悶絶したりすることもなく、思考の進歩が無くなる。
コレこそが最大の問題なのだ、歴史と言うのは相反するし衝突するし、解釈巡って戦争さえするのだ。
正直言って、この問題を解決する手段はただ一つ。
"こっちは金出してんだからさっさと出典まとめ書けやゴルァ!"
此方は金出して読んでんだぞ金を取ると言う事は責任が生まれるんだよおうあくしろよ。
先生の出典記載ブログ或いはツイート、御待ちしてます。
ー【個人的本書の感想】ー
怪奇!キノコ男小説版、四十八(仮)の書籍化、デスクリムゾンのノベライズ版、カールアウグストナイトハルトの滑舌位の価値はある。
悪いこと言わないからカタロニア賛歌とかユニコーンと一角獣とかを買ったら?止めはせんけど。
心がどん底で笑える話が見たい歴史がお好きなパラドックス社大好きな貴方にはお薦めです。
個人的に面白く歴史を学びたいなら近代史はHOIとVictoriaとかやることを勧めるよ。
あとモンティパイソン劇場版とかクレしんの劇場版とか、この世界の片隅にとか。
それに失われた勝利や、ジューコフ回想録、ヴランゲリの記録や左翼小児病と言ったレーニンの作品、世界を揺るがした10日間や戦争論及び戦争概論(二つで一つ)等や、
世界システム論と言った社会学の話も学ぶと歴史の理解が進むと思う。
無論自衛隊の日報も歴史資料だ、生の声現場の声を見れる貴重資料だ。