夜はたいへんだけど朝は恥ずかしい…それが半猫生活というもの?
ジリリリリリ…ピコン!
目覚まし時計が鳴って僕は起きた。
兄も僕の目覚ましの音で起きた。
僕「夢…じゃなかった…」
僕は起きた時昨日の出来事を一瞬、悪夢だったらいいなと思ったがやっぱり猫耳と尻尾は生えていた。
兄「おはよ~。」
僕はつぶやいた。
僕「学校…」
兄「頑張れ。」
僕「小6の男が猫耳生やして学校行ったらどうなると思う!?」
兄「可愛がられる。」
僕「それだけですか?」
言葉のキャッチボールのようにリズムよく兄とのケンカ?が始まった。
一瞬、3日ごとに「にゃ」がつく効果の日だけ休むなんて考えてしまった。
一階のリビングに降りた。
母がいた。
母「猫ちゃーん♡今日もかわいいわねぇ~」(ナデナデ)
僕「だから僕は猫でもペットでもn…あぁ…にゃ~ん」
僕はもう人間として扱われてないと思った。
…というか扱うとかいう言葉の時点でおかしい。
僕「まさか猫缶じゃないよね…」
母「朝はキャットフードだから安心しなさい。」
僕(怒)
玄関に猫の餌をいれる器があってその横にはボウルに水が入っていて、餌をいれる器にはキャットフードが入っていた。
なんだかすごく恥ずかしかった。
母「ハーイまたたびよ~猫ちゃん♡」
僕「に゛ゃ゛~またたびぃー」
母(笑)
僕「にゃっ にゃっ!」
僕は何をしているんだろう?
気が付いたら餌を食べていた。
母「ハーイいい子ちゃん♡」
僕「にゃ~ん(なっ…なにを僕はしているんだ!)」
母「やっぱりかわいい♡」
ああ…あと1時間で学校に行かなくちゃならない…
どうしよう。(泣)
ちょっぴりオマケ
母「猫ちゃーん♡煮干よ~」
僕「にっ…煮干…」
(沈黙)
母「食べていいのよ。」
僕「にゃぁ~」(食)
母「人間だったらあり得ないこと。wwwwwwwwwwww」
僕(怒)
僕「兄ちゃん、今頃なんだけどどうして倉庫の床はツルツルになったのにゃ?あれ?にゃがつくにゃ!」
兄「3日おきでなくても運が悪いとこうなる。
僕「…それでどうしてツルツルになったのにゃ?」
兄「一時的に摩擦を少なくする薬が入ってる」
僕「触れると薬の効果があるみたいだけどぶっかけてもなるのかにゃ?」
兄「なる。後、今頃だけどあの薬はいたずらように作ったやつだけど、在庫は100本余裕で越えてる。」
僕「隠し持つとかわるいにゃ…」