最低最悪の人間がいる。お前である。
人の性、悪なり。
お前という人間は、
海の向こうでどれだけ残酷な日々が続いていようと、
今日の晩飯のほうが気になる。
そんなろくでもない人間だ。
でも、それでいい。
人は、そういうふうに出来ている。
すべての悲しみに共鳴していたら、心が壊れてしまうから。
どこかで線を引かないと、生きてなんていけない。
無理に正しくあろうとして、自分を責める必要なんてない。
優しくなれない日があっても、冷たく振る舞うしかない時があっても、それも人間だ。
無理に否定する必要なんて、どこにもない。
だから、まずは自分を受け入れよう。
人に期待しすぎるのも、責めすぎるのも、やめてしまおう。
だって、人の性、悪なり。
でも、それは──みんな、同じなんだから。
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