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リンツ伝  作者: レベル低下中
第三章 家族編
503/1781

新女子会

「旦那様、今日はどちらに?」

「うん、大事なものを作り忘れていたから、化学工廠に行ってくる。みんなはゆっくりしててよ。」

「畏まりました。では、お気を付けて行ってらっしゃいませ。」


「ご主人様はお休みになられると思っておりましたが、早速お仕事なのですね。」

「では、アルマやレミリアさんを誘って、町を散策しましょう。」

「はい、お嬢様。いえ・・・奥方様。」

「ウフフッ!どちらでもよろしいですよ。」

「いいえ、もう立派な奥方様ですから。」

 ということで出発したが、暑いのでエステに入る。


「とても気持ちが和らぎました。」

「ええ、チェンバロの音がまた、心地よかったです。」

「あのぅ、私まで良かったのでしょうか・・・」

「よろしいのですよ。私も以前はたくさん戸惑いました。」

「そうですね。ここは他の貴族家とは一風、変わっておりますから・・・」

「旦那様は一向に気にならないご様子ですしね。」

「一番の驚きは、奥方様が一切頓着していないところです。」


「ええ、そういうのはもうやめました。旦那様の望む家の形が一番だと思います。」

「では、新しいじょしかい、というものでしょうか?」

「いいですね。温かい集まりになるといいですね。」

「では、商店街の方に行ってみましょう!」

「奥方様!そっちは・・・」


「あっ!ローサちゃん!久しぶり!帰って来たの?」

「はい、これからまた、よろしくお願いします。」

「レミリアちゃん、いい釘抜き入ったよ!」

「いやあ、4人とも今度のミスコン出てみない!いい商品が出るよ!」

「あ、あの、人妻なのですが・・・」

「ええ~ってまあ、そうか。そりゃあそんだけ別嬪さんならそうだよね。」


「で、ご亭主はどこだい?」

「ここのご領主様です!」

「ええ~!あの!」

「悪人顔!」

「あってはならん事が起きとる!」

 オイコラテメー!


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