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リンツ伝  作者: レベル低下中
第七章 晩年編
1650/1781

お隠居様、帝都に行く

 隠居してから初めての帝都。

 いや、隠居しても行かないといけないのが何とも・・・


 今回は、キース君とこのアルミン君とノルト君とこのアメリアさんの挙式があるので、同級生みんなで馬車の旅だ。

 もう、宿を取るのも大変な人数だが、貴族とアスペルの力で何とか確保した。

 旅のみんなゴメン・・・


「さすがにアル君やノルト君たちと旅するの、初めてじゃ無い?」

「そうですね。リサとレイ君たちとは旅をしたことはありますけどね。」

「これも楽しい思い出だよ。」


「でも、今回もいろいろあります。ローゼのことも、収穫祭も。」

「まあどうせいろいろあるけど、フローレンスに会えるから、それだけで満足だな。」

「ご主人様らしいです。私もすでに大満足です。」

「そういうことなら、私も楽しみます。悩むのはやめです。」

「そうだよ。面倒事は前の馬車の主が片付けるんだから。っていや、そんな目で見ないでよ。」


「少しは助けてやってくださいね。」

「ああ、ホルストとルトガーの面倒を見るくらいならするよ。」

「では、私がローゼお嬢様とセレスお嬢様を見ます。」

「そういうことであれば、私はベアとハーロルトの面倒を見ます。」


「きっと楽しい旅になるね。」

「はい。賑やかで、気兼ねなく楽しむことができる旅っていいですね。」

「そうだね。旅はいいね。来年はセペに行く?」

「はい。是非とも行きたいです。」


「ヘンリエッテちゃんも1才を超えましたから、ベルも行けるかもしれませんね。」

「まあ、ブルーメリが許してくれたらね。」

「ジョルジュ叔父様の絵は完成したでしょうか?」

「できてたら嬉しいけど、とにかく大作だろうからねえ。いくら他に何もしてないって言っても、相当大変だよね。」

「でも、楽しみです。絵にはそういった力があるのですね。」

「そうだね。思い出がいつまでも残る。私は全く絵の才能が無いけど、こういう時は叔父さんが羨ましいよ。」


「その叔父様は、絵の中にいませんけど。」

「う~ん。宮廷画家に叔父さんの肖像をお願いしようかなあ。」

「鏡を見ながらご自分を描くということはできないのでしょうか。」

「どうだろう。絵のことはサッパリ分からない。」

「良かったです。ご主人様でも、分からない事があるのですね。」

「私も多分、世の中の1%も知らないと思うよ。」


 うん、知らない。


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