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リンツ伝  作者: レベル低下中
第一章 領地改革編
102/1781

試験場、完成する

 えっ!完成してなかったの?と言われそうだが、今までは未完成なまま、試験を行っていただけである。


 管理棟と苗の育成棟、ガラス温室、養豚場が完成し、これで全ての施設がお目見えした。 

 そして水産試験場も海にたくさんの生け簀が浮かぶ堂々とした物が完成した。

今日は、春に植えた小麦の収穫である。



「豊作ですな。」

「おう、ワシらが育てたらざっとこんなもんでさあ。」

「いつもどおりだっぺ!うまいぞ!」

「ありがとうございます。いつも通り、いいものは選別して半分はすぐ植えますので。」


「新しい麦も入ったって?」

「ええ、西部から入手しました。違う性質を持っているのはないかと思います。」

「育て方は一緒でいいっぺ?」

「ええ、牛はどうです。」

「仔牛も死んだのは1頭だけで、あとはよう育ってるっぺ。めんこいぞ。」

 東北、かな?


「あそこに果樹も植えたいんですが。」

「果物はやったことがねえっぺよ。知っとるもんを雇ったほうがいいっぺ。」

「分かりました。でも、多分、みんな知らない木にしたいなと。」

「水やっときゃいいってんなら、そうしとくけども。」

「取りあえずはそれでお願いします。」


 そして牛舎へ

「こっちが乳牛、こっちが農耕牛だっぺ。」

「農耕牛は黒いですな。」

「毛並みの黒いものをあらかじめ選びましたんで。」

「何か意図がおありで?」

 そりゃ、和牛は黒毛だし。


「ブ、ブラックだから?」

「そうですか。黒光りしてなかなか健康そうですな。」

 黒光りは健康だけど、ブラックは不健全だよ?


「仔牛は育ててどれくらい?」

「うん。2ヶ月だな。食うのが惜しいくらいめんこいだ。」


 ちなみに、水産試験場はウナギや魚はともかく、稚貝は小さすぎて、まだ成功したかどうか判別が付かないそうだ。

 まあ、そのうち・・・


 そして、今は陸上の水槽を手動でかき回して酸素を供給しているが、これもゆくゆくは蒸気機関で自動化させたいと思っている。


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