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大相撲の魅力について語ってみる回

大相撲、一度は目にする機会が何かしらあるのではないでしょうか。

日本の国技ですし、まぁスポーツニュースなんかでも出たりもするし。

我が家では昔から誰かしらが相撲にチャンネルをあわせていたわけで、奇数月の夕方はお相撲の時間として育ってたので馴染み深いものです。

そしてここ数年、自分の中で相撲熱が加速。


ただ「スー女」と呼ばれる相撲好きの女性が増えたとは聞くものの、現実…職場では誰も観ていなくてさみしい。

なので、とりあえず魅力について語る練習をここでひとつしようかなと。


まず、力士の個人エピソードが強い。

大体みなさん子供の頃から大きかったり運動神経がいいんですよ。

なので、幼稚園に行けば周りが小さく思えて「みんな赤ちゃんやねん」などと言い放つ幼稚園児として鮮烈な幼稚園デビューを飾る。

生後六ヶ月で歩くようになり、サイズが合う靴がないので滑り止め付きの靴下で歩き回っていた乳児…。

あと小6で189cmだった猛者もいる。

ランドセルは小2でサイズアウトしてからえなくなったので、リュックで登校。

(からうって方言かもしれない。ランドセルは背負う?)


豪快なタイプが多いのかと思えば、子どもの頃に鍋に入っていたエビ(生きていた)が顔に飛び付いてきたことがトラウマで苦手な食べ物はエビ。

2週間の教育実習に行った結果、10キロ痩せてしまい教員になるよりも力士になることにした者。

繊細ぃ…。


中卒で母子家庭で育ったこともあり、家族を楽にさせたいと力士を目指した者。

兄弟で力士になったが、その後実家が家事で全焼。

強くなって稼いで地元の家族に新しい家を建てるべく頑張った兄弟。新居は無事に建った。


地元で公務員として働いていたけれど、やっぱり力士になると言ってやって来た者。

彼は別の部屋の力士のファンを公言し、その相手からは困惑されつつもちゃっかりサインをもらっていた。

ファン感謝祭では推しのグッズを求めて一般のお客さんと一緒に物販の列に並び、ガチャガチャを回しては推し以外が出たら近くのお客さんに配り始める。

さらに一般のお客さんから推しの終売している過去グッズをプレゼントされるなどとうらやましいな、おい。

そんな二人は今のところ対戦はない。

こういった感じでキャラが全体的に強め。


昨年、初めて巡業というイベントに行ったんですけどね。

まぁ皆さん本場所も終わっているのでわりとリラックスモード。

稽古の見学から※初っ切り、相撲甚句(いい声で歌います)、髷結の実演から取組まで色々と見れる。

※初っ切り:反則技を面白おかしく披露。塩を相手の顔面にぶち撒けたり、馬跳びしてみたり身体能力の高さを見せてきたりする。あのサイズ感でかなり動けるのでヤバい。


サインや写真撮影にもタイミングがあえば応じてくれます。

先場所、大活躍だった熱海富士関。

大きいんですけどね、とてもかわいい。

写真を撮るときに書いてもらったサイン色紙を持っていたら、自ら一緒に持ってくれる。

終始ニッコニコ。

ファンからサインや写真撮影を求められたら最後「ありがとうございます」って毎回言ってた。

何でwそっちが先にお礼を言っているのw


関脇(横綱→大関→関脇なのでとても強い)の若元春関はハイパー爽やかだった。

その上、端正な顔をされている。

わりとバラエティー番組にも出ていたりする。

「いいっすよー」とにこやかにサインやら写真を受け付けているのでそりゃあ行列もできる。

ファンサービスが神と評判。

体感して、これはたしかにファンサービスは神だった…間に柵があったけど、なるべく近くで映るように後で写真を見たらちょっと体勢斜めになってる。


ちなみに弟の若隆景関はクール。

基本、サインも写真撮影も応じない。

ほんの少し子供にだけは書いていたけど。

だが、そこがいい(・∀・)推しだから!

ストイックなところがまたカッコいいからよし!

あと元公務員力士にサインを求められて困惑したのはこの人です。同業者かつ1つ年上の人からファンです!は中々ないよな…お互い現役だし。

さすがクールでカッコいいなーと思って見ていたら、一生懸命手を振っている小さい子どもを見たら顔はキリッとしたまま小さく手を振り返していたのをうっかり目撃して撃沈した。

なぜ…沼に嵌めにくるのか…。

怪我で手術をしていたけど間もなく復帰するよ。


同じく関脇の大栄翔関。

「あ!大栄翔だ!」と思ったらマダムが先に声を掛けに行っていた。

そしてマダムから「知ってる!知ってるけどうーん…誰だっけ?」と、とんでも質問をされていた。

ムッとせず素直に「大栄翔です」ってお返事していた。

この人の良さで角界でもいじられキャラである。

高校の後輩でもある力士から記者に混ざって「先程の取組はどうでしたか?」と、インタビューをされるレベル。

「もう!」と言いつつも律儀に答えている。


相撲は序の口→序二段→三段目→幕下→十両→前頭→小結→関脇→大関→横綱という順番なわけですが

給料が出るのは十両から。

テレビ中継は十両もあるけれど、ニュースなんかに映るのはほぼ前頭の人たちからですね。

なので、テレビで見る彼らはピラミッドの頂点付近のごく一部なんですよ。

言わばハイパーエリート集団です。

そして上位陣が今、力が拮抗しているので個人的には見ていて楽しい。

戦国時代の覇権争いって感じで誰が優勝するのかわからない。

そんな大相撲、来月から九州場所が開催されます。

これを機にどうでしょう?見てみませんか?

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― 新着の感想 ―
[一言] 高校時代のクラスメイト(女の子)が,時折遅刻ギリギリで教室へ飛び込んでくるのはなぜかと思っていたら 「朝稽古の見学に行っていて」といい笑顔で話していたです 通学路に部屋があるとかうらやましい…
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