トートタロットカード~☆そして栞は(最終話)
長い長~い栞の旅もこの話で御仕舞です。
楽しんで頂けたら幸いです。
大アルカナ 10 運命の輪 カルマ (変わり目そしてチャンス)
大アルカナ 9 隠者 ( 内省 そして知恵と探究)
ワンド 4 完成 (一段落 そして解決から完結)
大アルカナ 17 スター (希望と信頼)
ソードのプリンス (想像と知性)
カップのクイーン 受容 (包容力と感受性)
ワンドのナイト エネルギー (行動力と強さ)
ディスクのクイーン (待機と未来の展望)
※【栞にとってこのカードは特別の意味になる】
大アルカナ 21 宇宙 (開花そして完成)
大アルカナ 20 永劫 (再誕生そして変革の時)
大アルカナ 6 愛する者たちへ (直感力 そして永遠の愛)
ディスクの 10 富 (成功と繁栄)
私は自分の引いたカードに思わず手が震えた。『こんな事って、、。』あまりにも素晴らしいカードが並んでしまい興奮を隠せなかった。
「凄い!これ以上無い様な素敵なカードよ!!!」
そう言って私はふたりにカードメッセージを伝えた。
前世から繋がっていたふたり。色々な運命をくぐり抜けやっと結ばれた。ふたりの中に全ての要素が揃い、これから家族となってそれが大きな輪となり未来に繋がる。そして、、、。
栞は全体の意味をふたりに伝えた。今まさに幸せの中にいるふたりは顔を見合わせ喜んでいる。
ただ、一つだけ伝えていない事があった。リーディングの途中で気付き、高鳴る心臓の鼓動を抑えるのに苦労した。それは、、前世の中で、栞自身も関りがあったのだった。『御台所』それが栞である。そう、凛子と隆哉は栞の子供達だったのだ。
『私はふたりの母親だったんだわ。』それが分かった事で、よりふたりが愛おしくなった。
『でも、それを告げるのは良そう。ふたりには見守ってくれるご両親がいる。私は遠くからふたりの幸せを祈れば良い!』そう思ったその時、、三人の周りから湧き上がる暖かい光を感じた。
その後~もう一度珈琲を飲みながら暫くお喋りを楽しんだ。そして栞は別れを惜しみながら帰途に就いた。
旅の最後のドライブ~その間~栞はこの旅の意味をもう一度考えてみた。最初に立ち寄った不思議な喫茶店で祖母に逢い~そして最後には前世での娘、息子に会えた。
私は決してひとりではないのだと改めて思う。光はいつも私と一緒にいて見守ってくれていたのだ。
明日から栞の日常が戻ってくる。今までと同じで構わない。でもきっと新しい風が吹いて~栞をまた運命の場所へ連れて行ってくれるのだろう。
『自分の力を信じよう』
了
拙い文章にお付き合いくださり、本当に有難うございました。
心より感謝申し上げます。
第10話から12話~公園の人(1から3)【怒りの女性】については、後程 番外編として改めて発表させて頂きます。そちらもどうぞお楽しみに!




