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銃の復讐者  作者: おとのそうくつ
復讐1
8/67

お風呂

死神を納得させ、パン屋に戻ったリースは、

ロールの質問攻めにあっていた。

「ねぇ!さっきどこいってたの!

勝手に行かないでよね!

で、体は、大丈夫なの?

ほんと心配したんだから!」

「ごめん。だいぶ落ち着いた。」

「もう!罰として部屋では、仮面外して過ごしなさい!」

なぜか罰として、寮の部屋では素顔を見せることとなった。

流石に、大量虐殺をしてきたと言えるわけも無く

そうゆうことに決まった。

「さて帰るわよ。素顔も見たいしね。」

どうやら私の顔に興味津々らしい。

別に見しても構わ無いが、レアル中佐に

隠せ、と言われてるので見せるのは

いいものなのか?

まあいいのか。

適当に割り切りロールと共に寮に帰る。

部屋に入ると早速、

「はい!仮面外しなさい!」

「わかったからその顔やめて。」

今のロールは、ものすごく飢えた獣の顔をしてる。

流石に外す気がなくなるので、やめてほしい。

「はい」

そう言い仮面を外す。

あれ?ロールは、固まっていた。



相部屋の友達の素顔が見たくて

いつも外して過ごすように!と、言ったはいいが

あまりの美しさに見とれてしまった。

美しく切れ長なオッドアイの目。

整った顔立ち。それにあわさる美しい銀髪。

「ロール?」

その声で我にかえる。

「う、うん。なんでもないよ。

かわいいね。」

「ありがとう。」

しかしどこか違和感が

よく見ていると違和感の正体がわかってきた。

そう。目が死んでる。

というか、表情が死んでる。

なんでだろう?聞かないようにしとこう。

リースちゃんの村彼女以外死んでしまったと言うし、、。

あっ。そうだ。お風呂に誘おう!

「ねぇ。一緒にさあ、寮のおふろはいらない?」

これは乗るだろう。

「除汚魔術でいい。」

まじか!精神的にダメなんじゃ、、

「だめ。強制!気持ちいいからさ。

よしいくぞー。」

リースちゃんの腕を引っ張りお風呂に連れていく。

「こっち!」

リースちゃんも諦めたようで、言うがままになっている。

脱衣所に向かい、服を脱ぎ身体にタオルを巻く。

もちろんリ−スちゃんも、、。

負けた。

そこまで大きいというわけでも無いが、リースちゃんは、

普通のサイズ。でも私は、、、、

お風呂に連れてきて現実も理解した。

頭が良く才能もあるものは、胸も育つのだ。

悲しきかな私の人生。

いや!まだ終わって無い!!

いずれ越してやるぞリースよ。

そんな馬鹿なことを考えながらリースを連れてお風呂に入る。

「気持ちいいい」

ちょうど人がいなっかたので、貸切状態だ。

「ね?いいでしょ?」

「うん。」

いつも思うけど淡白だよなぁー。

そう考えているとガラガラと、ドアが開き

人がはいってくる。

「おっ!ロールじゃん。こんばんわー」

「おっ!ラーラじゃん!こんばんわー。」

クラスの友達ラーラが入ってきた。

優しい子でみんなから頼りにされているできる子だ。

「隣に入るのってまさか、、」

「そうリースちゃん」

「ええ!いつも除汚魔術で綺麗にしている

リースさんが!」

どんなイメージいだいてんのよ。

まあいいや。そういえば、、

「あっ仮面持ってくるの忘れたね!」

リースちゃんがそういえば的な顔をしてる。

「えっ!今素顔なの?みんな〜リースさん素顔だって!」

「えぇぇえぇ!!」

脱衣室から悲鳴が聴こえた。

数秒後クラス数人の女子が、入ってきた。

「『見して見して!』

全員が食いつく。どんだけ人気なんだよ。

「ん?」と、リースちゃんが振り向く。

みんな唖然としていた。

うんそうなるよねー。だって可愛いもん。

「可愛い」

「めっちゃくちゃね!」

「この寮内の中では、仮面外しなさい!!」

「そうよそうよ!」

なぜか部屋の中から寮の中に規模が大きくなってしまった。



どうしたんだろう?わたしが素顔でいてこの人たちに、

メッリトがあるのだろうか?それより先に

聞いておかなければいけないことがある。

「ねぇ」

みんなが一斉にこちらを向く。

「気持ち悪く無いの?この目。」

一斉に静かになる。

そして、、

「何言ってるの?そんな綺麗な目見たこと無いよ。

顔立ちもいいのに何言ってんだか。」

「結構天然なの?全く可愛いなぁ〜」

「わはははは!面白いね。まさかの自覚なし?

まあ自覚あるほうがこわいけど!」

お風呂は、一時の笑いに包まれた。

そして次の日男子の間でSクラスの

仮面の子は、めっちゃ可愛いという

噂が立ったのは、不可抗力であっただろう。



リースが可愛いという噂が立った次の日

Sクラスにカール・ルンダがやってきた。

「おい貴様。なぜ昨日は、こなかった!

来いと言ったろう!平民のくせに

僕の命令に従わ無いというのか!

貴様の家族について調べは、

ついているぞ!」

クラスの誰もがデマだなと、きずいた。

「何言ってるんだお前!リースさんの家族は、

もう亡くなっているんだぞ!」

「そうだそうだ!」

「引っ込めボンボンめ!」

クラスの男子が一斉に暴言を浴びせている。

一昨日の噂がきいたのだろうか?

「そうよ!あんた貴族だからって

調子に乗んないでよねー!」

「そうよそうよ!」

「まじ最底!」

女子まで参加し始めた。

もうカールが涙目になっている。

「ちょっといい?」

みんながこっちを向く。

「すみませんがお引き取りを。

あなたの命令に従っても、

メッリトがこれっぽっちも

感じませんでしたので。

これ以上騒がないでください。」

最後にこんだけ言えばどっか行くだろう。

「覚えていろー。」

と捨て台詞を残しほぼ泣きながら

帰って行った。

ここでロールが

「そういえば明日授業参観日だよねー」

といったためリース以外の全員が悪い顔をした。










誤字脱字や不明な点があるかもしれませんがお許しください。

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