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仮想遊戯  作者: 菊華紫苑
第一章 一望千里
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EPISODE1 ヤハーエルこうとうがっこう

第一章 一望千里

 暫くぶりの春うららかな午後。昼寝をするのに、学校の机ほど最適なベッドはない。勿論体が痛くなるし、睡眠は深くないし、不健康であるが、彼女は非常に頭がお粗末な上、勉強嫌いの努力嫌いである。何故このヤハーエル高等学校まで進学できたのかわからない。絡繰は単純に親達が教育熱心で、国がこの学校の入学基準を下げ、より国に有益な天使見習いを増やそうとしているだけなのだが。

 ヤハーエル高等学校は、ダアト国の国立高等学校で、十五歳から十八歳の天使見習いの子供が通わされる。この学校は義務教育ではないが、殆どの親はこの学校に子供を入学させ、聡明の天使ヤハーエルの加護を受けさせ、来たるべき日に備え、より高い神性を会得させようとする。ダアトとは、悟り、神の真意という意味を持つ古い言葉で、建国の精神に基づいた命名らしいが、詳しいことは忘れた。彼女にしてみれば、ダアトだろうが何だろうが、国の名前の変遷も国の歴史も全く興味がないので、特に覚えていない。

 この国の国家施設には、大抵天使の名前が使われている。人名も大体そうだ。何せ皆天使『見習い』。本物の天使にはさぞ憧れが強いのだろう。ジタバタしても何れ『その時』が来れば皆天使になるのだから、正直関心が無い。

「おいペラ、ペラッカさんやい、授業終わったぞ、起きろ」

「あと五分…」

「ふざけんな。俺達が願い下げだ」

 ぱこ、と、ノートで頭を叩かれた。『俺』と自称する少女は多くはないが少なくはない。たった今、ペラッカをその様に起こした少女も、れっきとした女であり、悔しい事に女らしいふくよかな体のラインをしているが、自分のことは『俺』という。本人いわく、『なよなよした女言葉は背中がかゆくなる』とのことだった。ただ警戒心は殊更強く、初めて会った当初は女言葉どころか完全に虐められっ子で、自分の世界に入ってばかりいる子だった。正直どちらが彼女の本当の姿なのか、ペラッカは今でも分からない。

「んー…カリエラ、今日の授業、どこまでやった?」

「お前も起きてればよかったのに、楽しかったぞ。何遍聞いても、バカ共が壊滅していくのはスカッとするな!」

「歴史の授業は公的昼寝時間だよ。毎日毎日、もうヤになっちゃう。…で? 一応聞くけど、今日の歴史はどこやったの」

「三百年前の、建国直前の話。『文明』時代、つまり終末が来る前だな。その時人々は沢山の武器を持って、世界のありとあらゆるものを破壊しつくして、沢山人を殺して守護天使たちの存在を忘れてたんだとさ。それで、守護天使の存在を忘れなかった正しく優しく清らかな人間たちだけが、このダアト国に住むことを許されて、天使になるために研鑽する『天使見習い』になることを許された。んで、中途半端な信仰を持った人間は国外のアインに追放されて、悔い改めの証として税金や食べ物を作って俺達に運ぶ。んでんで、本当に悔い改めて天使を目指す心清らかな者だけがダアトにやって来る資格を持つ。ほんで、守護天使のことを侮辱して放蕩の限りを尽くした人間は、無様に死んで、今でも、地獄の炎の中で苦しんでるんだってさ。だから、アインに追放された奴と関わるってことは、中途半端な天使見習いである証なんだと。但し、教会に入ることを許された人間や、そういうアイン人の子孫の天使見習いは、その限りじゃないってサ。だって天使を目指す心清らかな者だからな。んで、いつものお祈りの言葉で終わったぞ」

 カリエラは腹の下の方で手を合わせ、下を向いた。

「『神様、神様、有難うございます。病める事も無く、老いる事も無く、死ぬ事も無い、完全なる支配をして下さって。神様、神様、有難うございます。早く御身の前に行けるように、私達天使見習いを導いて下さい』」

「一応、あとでノート見せてね」

「言っとくが俺は全部暗記したからノートとってねえぞ」

「エー!!!」

 ガバリとペラッカは起き上がったが、その目前には、今しがた彼女の頭を叩いたらしいノートが突きつけられている。名前欄には『おれの』。隅っこに小さく、『見たら殺す!』と書いてある。ペラッカは何時もカリエラのノートを見せてもらっているが、特に大したノートではないので、実際に誰かが見ても殺されたりしないのだろう。

 嘘だ、とカリエラが言うので、ペラッカは唇をとがらせながらもそれを受け取った。字も書き方もかなりがさつだが、要点は押さえてある。細かいことは全て記憶してしまうのだろう。彼女は学年首位でこそないが、成績はかなり優秀である。

「お前さあ、そんなんで卒業したらどうすんのよ」

「いざとなったら、メヴィのジャーマネになるよ」

 特に真剣に考えてはいないらしい。

「メヴィのマネージャーだ? やめとけやめとけ、アイドルの追っかけ娘が、多少いいところのお嬢様であるくらいで売れるわけねえだろ」

「ダアト人ってブランド嗜好だから大丈夫だよ。法王の姪っ子って言えば売れる売れる」

 メヴィこと、メヴァーエル・ミカエリは、ダアト法王、即ちこの国のトップの姪である。元々ミカエリ家はこの国の建国に貢献した一族、つまり先ほどのカリエラの話で言う所の、『最も信心深く謙虚な人間』が始祖らしく、政財界を初め数多の世界に強力なパイプを持っている。かく言うメヴァーエルの父も、ダアト教会の大司教、母は聖歌隊長、兄は天使学者である。この国では、ダアト教会が政治を行う事を考えれば、教会に多大な人脈を持つミカエリ家がどれ程の貴族であり、如何にメヴァーエルがお嬢様であるか分かるだろう。この上可愛らしく聡明であれば完璧だったのだが、天は二物を与えないらしく、可愛い事には可愛いが、テスト前にはカリエラに怒鳴られ勉強を見てもらう立場である。

「レラーも同じこと言ってたよ」

「あのバカは金さえ出せば取れる資格とか沢山持ってるだろ。なんだっけ? この間モスだったかガスだったかブスだったか、そんな名前の良く分からん資格とらされたって言ってたじゃん。親御さんがひり出した金で一発合格するんだから、あいつは本番に強いタイプのバカだ。お前何もないじゃん。実家が自営業なだけじゃん」

 バカ、と一刀両断されたレラーとは、メヴァーエル、ペラッカ、カリエラの共通の友人で、カリエラにしょっちゅう暴言を吐かれている同級生である。それでも全くめげない辺り、カリエラも何だかんだ言ってレラーが好きなのであり、またレラーもそれがカリエラの愛情表現だと気付いているのだろう。カリエラは、言葉は悪いし行動も不良だが、友達思いなのである。

「お花屋さんは野原に行けばいつでも出来る」

「お前親御さんに謝れ! お前がそんなんで、お前のお兄様気の毒だと思わないのかよ! 大体な…」

「ねえねえカリエラ、またアンタのお姉さまがいらっしゃったよ」

 カリエラがペラッカに説教を始めると、先ほど少し話題になったメヴァーエルが呼んできた。誰がお姉さまだっ! と、カリエラは怒鳴る。振り向くと教室の入り口に、にこにこと一人の生徒が立っている。彼女はサンダルフォナ。隣のクラスの才女であり、カリエラが逆立ちしても勝てない学年首位である。念のため言っておくと、彼女のことをメヴァーエルが『お姉さま』と言ったのは、サンダルフォナがカリエラを溺愛しているからで、そのことを彼女がからかっているからである。休み時間毎にカリエラに会い来る二人の仲睦まじさは、有名だ。

「いいわね…ふふ、いいわ…」

「…メヴィ、目付きが怖い」

 魔女だ悪女だと陰口を叩かれるカリエラも、サンダルフォナには心を許しているらしく、とても楽しそうに何事か喋っている。お陰でメヴァーエルは妄想を爆発させ、今にも涎を垂らしそうだ。そこに、レラーがくるくると何故か回りながら現れた。レラーが奇天烈な行動をするのは珍しくないので、ペラッカも何も言わない。

「じゃじゃじゃじゃ~ん! メヴィちゃん聞いて! ウチ、こないだ『イアイエリーズ』の新しい…」

「黙っててレラー! 今いいところなんだから! ああ、もうちょっと…」

 レラーがその目線の先をみると、どうやらサンダルフォナはカリエラに本を返しに来たらしい。ペラッカなど見ているだけで目眩がしそうな分厚い本を、どさどさとカリエラに渡している。読破したのだろう。一体メヴァーエルは何が『もうちょっと』と思っているのかは、知りたくもない。

 カリエラとサンダルフォナがわかれ、彼女はカバンの中にずっしりとそれらの本を戻し、そこでメヴァーエルが自分をけしからん目で見ていることに気が付くと、ずんずんと詰め寄り頭を叩いた。法王の姪にこんなことが出来るのも、魔女カリエラくらいであろう。

「いったーい! 何よー! ちょっと妄想してただけじゃん!」

「だけじゃん、じゃねえよ! 人を何だと思ってんだ!」

 そっくりそのまま、言い返してやればいい、とペラッカは思った。

「あんまり酷いと伯父さんに言いつけるよー」

 勿論これは冗談だ。メヴァーエルは伯父をあまりよく思っていない。いひひひひ、カリエラは楽しそうに笑うと、言った。

「残念だったな、俺、この春から、正式に修道会に入るんだ!」

 修道会は教会の直轄の機関である。つまり公務員が暮らしているところである。この国は基本的に男性優勢である為、女性の公務員は少ない。給料は国庫から出るので、正確に言えば国家公務員である。ぎょっとしてその場にいた四人が震えあがった。

「さっきもサンとそのこと話してたんだぜ。もう修道名も決まってんの。俺就職一番乗りだったって訳! ザァンネン!」

「教会づとめなんて出来んの?」

「自分だけが教会にコネがあると思うなよ、メヴィ。俺ぁもう養護施設で三年以上毎日ごホーシしてんだ。更に俺のジジイとババアは法王の側近、アンモナ崇敬大司教だぜ! ただのアインの末裔じゃねえんだよ、ヒャッヒャッヒャ!」

 アンモナ家は、元々ダアト国に入れなかった、つまりカリエラの先ほどの説明で言う所の、『中途半端な人間』が始祖である。それを、アンモナ夫人、つまりカリエラの祖母の並々ならぬ努力により国に受け入れられ、その夫であるジジイことアンモナ氏共々、現在、法王に次ぐ権力を持っている。コネで入ったと言わんばかりに胸を張るカリエラは、しかし嬉しそうである。

「ジジイとババアの役に立てたら、あの二人も俺の事認めてくれるんだ。オヤジとオフクロも、見直すかもな!」

 カリエラには両親がいない。いない、というのは、死んでいると言う意味ではなく、一緒に住んでいないと言うことである。どういう事情なのかは知らないが、カリエラはずっと祖母と祖父の三人暮らしだった。カリエラの祖父母は社会的地位があることもあり非常に教育が厳しく、彼女が学年首位の座をサンダルフォナから一度も奪えない事を気にしていると言う。人の家の教育なので、ペラッカは何も言わないが、カリエラの暴力的な愛情表現はそんな環境のせいもあるのかもしれない。

「ねえねえ、教会ってやっぱり、名字を持ってる人がいっぱいなの?」

 レラー、ペラッカ、サンダルフォナは名字を持っていない。元々彼らは平民の生まれだからである。建国当初に特別な貢献をしなかった一族は、今も名字を持っていない。ぼりぼりとカリエラは頭をかいた。

「そんなこと、ないと思うぞ。修道名で皆呼び合うらしいから皆気にしない。俺、修道名ラファエラって言うんだけど、ラファエラっていう修道女いっぱいいるし」

「ラファエラ!」

 癒しの天使の女性形の名前だ。あまりにかけ離れていて、三人は大爆笑した。フン、と、カリエラは威張る。

「ラファエルは均衡の天使でもあるんだぞ! ジジイとカメレオンの力の均衡を司る俺にピッタリだろ!」

「やだー! カリエラってば、笑わせないでよ、伯父さん本当にカメレオンに似てるんだから!」

 ダアト法王はカメレオン顔で有名なのである。本人も自覚しているらしい為、それほど厳罰は与えられないし、カリエラ・アンモナとメヴァーエル・ミカエリの発言だから見逃してもらえていると言うのも多少あるかもしれない。勿論カリエラはこれから修道院に入る身だ。忠誠を誓うダアト法王を、霊長類でなく爬虫類に見立てた事がバレたら、それこそ一家ともども国外追放もあり得る。

 一通り笑って、思い出したようにペラッカが聞いた。

「そう言えばサンは、卒業したらどうするの?」

「サンはハーヤー婆さんのペンションで働くよ。今までと同じ」

「いいよねえ、サンちゃんはハーヤーさんのお家で住み込みでしょ? ウチも家出て独立したいな~」

「えー? でもハーヤーさん、この国の人じゃないでしょ? だって年取ってるもん。そんな人の下で働くなんて嫌だなあ、うち一応法王の親戚だし…。でもハーヤーさん、元気だよね。大分年行ってるよね?」

「今年で六十歳って言ってたな、ハーヤー婆さん」

「ひえー! ダアト人は大体皆五十歳くらいで天使様に成れるのに、ハーヤーさんそんなになってもまだ天使様に成れないの!?」

 メヴァーエルは青ざめている。レラーは特に何も考えてなさそうだ。ただニートの心配のないサンダルフォナを羨ましがっている。溜息をついて、カリエラは机の上に座り、左足を右ももの上に乗せた。

「レラー、サンは苦労人だぞ。あの年で独立してるんだからな」

「一コ上だったよね」

「そ。家の都合で一年遅れて入ってきた」

「サンって、どこ出身なの? ハーヤーさんの孫とかじゃないんだよね。ハーヤーさん独身だし」

 メヴァーエルが言うと、カリエラは腕を組んだ。

「俺も知らねえ…。家の都合で一年遅れて入学したとは聞いたけど」

 つまりサンダルフォナは年齢が一つ上である。本人の成績がいいのはそれだけではないだろうが、一つ年上であると言う事実は十分な敗北の言い訳になり得た。

「カリエラ、あんなに仲いいのに知らないの?」

「何だよメヴィ、俺達だって互いの事はそんなに知らねえぜ。あいつに姉妹がいるのかどうかとか、そういうの聞いたことないし。俺が知ってるのは、サンダルフォナちゃまはベラボーに仕事も勉強もできるイケてる奴だってこと」

「カリエラも存外頭いいと思うけど」

「ペラから見れば、皆頭いいだろ。あ、レラーは違うかな」

「酷い!!」

 ペラッカとレラーの声がかぶった。メヴァーエルは、数に数えられなかった事を少し安堵しているらしい。修道院に入れば、というより、卒業すればこのやり取りもできなくなる。

「俺達、卒業しても親友だぞ。修道院から手紙出すからな」

「うん、約束だよ」

「当り前だよ!」

「イアイエリーズのレコード贈るよ~!」

「いらねえ、射撃の的にする」

 もったいな~い、と、レラーはクネクネ叫んだ。カリエラがエア拳銃を構え、ばっきゅんとレラーの頭を撃つ。

「カラシニコフ?」

「ばか、それは小銃だって教えただろ。今のはコルト」

 両方とも銃の名前である。正式には銃器会社の名前で、詳しい名前はもっとあるらしいが、ペラッカは覚えていない。この国では徹底した反戦・平和教育が行われ、格闘技さえもろくに行わず、教会にいる一部の天使見習いだけが武装を許されている。つまり警察だ。カリエラはどういうわけか銃火器に造詣が深く、熱意を持っている。

「コルトの破壊力はすげえんだぜ! カスタムし放題な上に、グリップセーフティの画期的発明で事故だって減らした。オートマチックの型を決定づけた偉大な銃だ。開発者は終末の前の人間らしいけど、今でも俺達が使えるなんて、天才だ!」

「いいのぉ、そんなこと言っちゃって。修道院入るんでしょ?」

「だって俺、パラベラム会だもん」

 ああ、と、ペラッカは納得した。パラベラム会とは、数少ない武装を許された修道会で、要するに先述の警察である。そんな所だから、銃火器好きのカリエラは入会出来たわけだ。武装を許されたと言うことは、それだけ殉教も多いと言うことである。

「入会した時は、コルトよりも少し小さいベレッタっていうのを使うんだ。銀色の綺麗な奴だったぜ! 経験を積んでくとスミスとか、カラシニコフも使うけど、レミントンとかヴィントレスとか…」

「いつも思うけどどこが警察なのさ! コルトとスミスはまだいいけどカラシニコフは自動小銃だし、レミントンはショットガンだし、ヴィントレスなんて完全消音の狙撃銃じゃん! 完璧に終末前の愚かな人間の武装だよ!」

 大分ついてこれるようになったペラッカも中々銃器オタクになりつつある。既にメヴァーエルとレラーが遠い眼をしているが、二人は気付いていない。

「だって軍隊みたいなもんだもん」

「死ぬよ? カリエラって見た目ほど体丈夫じゃないじゃん。体育の授業休んだことも多かったじゃん」

「度胸と愛国心でどうでもなる」

「ええええええ!」

 ちなみに、カリエラは言うほど精神力も強い方ではない。何か不満があればしょっちゅうサンダルフォナの所に泣きつきに行っていたし、たまにペラッカにも愚痴を聞かせる事がある。がさつだが繊細な女の子なのだ。

「ジジイとババアがな、俺の事褒めてくれたんだ! だから大丈夫! そんなことよりお前らこそ、進路どうにかしろよな!」

 いひひひ、カリエラは無邪気に笑った。

 教室に斜陽が差していた。

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