The World is Not Unfairness.
お金持ちは毎日優雅な暮らしをしている。
そうでなければ、毎日は普通。それか、1日がやっとという暮らしもある。
人は生まれる時代も、場所も、親も、季節も選ぶことはできない。
その偶然、はたまた必然の中で生まれ、生きていく。
誰しもが選ぶことのできない、当然と思われていること。
「私」が思う「私」は「私」しかいない。でも、世界には「私」という存在がいくつもあり、同じ「私」は存在しない。
それもまた、当然のことだろう。
この地球で、等しく与えられる命。
さて、それを「私」はどのように生きていくのだろうか。「私」はなにを思い、生きていくのだろうか。
それは、「私」しか知らない。「私」以外、誰にもどうすることができない。
「私」の数だけ、命のたどる道があるのだ。
「私」を保てない「私」は、「私」ではない。
「私」とは違う「私」が「私」になる。
その時、人は言うだろう。
この世界は不公平だと。
生まれがよければ、苦労なく生き、そうでなければ、苦労が絶えない。だから、この世界は不公平だと。
与えられた命、「私」という存在。
不公平にしているのは、本当に世界か。
「不公平と思ったら瞬間、この世界は色を変えるだろう」
「私」がぽつりと、言葉を紡いだ。
息抜きに書いた作品です。
思ったことを書き連ねたので、あまり良い出来とは言えないかもしれません。
2015/8 秋桜空