表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
SF白い雲  作者: 白木
96/1226

志村恭介編 ニ尾城

「二尾城と言いました通り、西方城はやはり2城あったのです。その残り1城は発見されておりませんが、私はその場所を知っています。それは博士と、ここに居られる高村のおじ様が。現在の西方城は北尾城と言い、本殿ですが、この北尾城より、南側5キロに位置に南尾城と言う小さな出城があったのです。先ほども説明しましたが、その昔北尾城には双子の姫が誕生しました。一族の衰退を恐れた長老達は妹姫を南尾城に幽閉したのです。その内北尾城は時の権力によって取り壊され、その時、幽閉されていた南尾城の姫君は一族の滅亡を逃れた家老達と共に、四国の新宮村へ渡りました。その子孫が私だと言う事です。そして、この紅水晶は、一族の証として代々受け継がれて来たものです」


 高村が意を決したように言った。


「そうなんだ。お前達にこの岡山へ行けと言ったのは、脇坂博士がお前達を巻き込みたくない思いもあるんだろう。そして、紅水晶ペンダントはやはりもう1つあったんだよ。その1つを博士が持っている。その原石産地と思われるのが、新宮村だ。この紅水晶を何度も言っているが、ある組織・・それは或いは複数なかも知れないが狙っている。お前達が、自力でこの秘密に辿りつけないようなら、それで良し。しかし、真世ちゃんまで辿りつくようなら、高村、お前が真世ちゃん、志村達の防波堤になってやれ・・そう言う事だった。こんなに早くお前達が真実に迫って来るとは思わなかったよ」


 その高村の言葉に、今度が嘘は無いようだった。志村はこの時思った。品川は前途ある若者。そろそろこの辺で開放してやろうと・。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ