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SF白い雲  作者: 白木
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志村恭介編 ニ尾城

「ど・・どうして、これを?」


 高村の顔が蒼白になった。


「先輩が何かを知って隠していると思ったからですよ。その男の子が言うには、この斎藤真世さんに瓜二つの少女が紅水晶勾玉を持っていると言う事です。この推察が正しければ、先輩は脇坂博士と接点があり、そして、少女とも接点があった筈。先輩・・隠そうとするなら、この少女の事なんか知らないと言ってくれれば、私も追及する事は無かったんです。これで良く分かりました。先輩は西方城に深く関わっていましたね?」

「・・・お前・・何時からこんな恐ろしい男になったんだ・・しかし、その少年とは一体?」

「少年の事は言えません、しかし彼が言うには、その少女は危険だと言う事です。しかし、自分は目で見える事しか信じませんから」

「分かった・・数日待ってくれ。俺にも準備がある」

「はい・・分かりました」


 志村は、この高村との会話の中で何を見出したのか。又数日が過ぎた・・。

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