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SF白い雲  作者: 白木
185/1226

FTB

「盗んだ・・?」


 志村が言う。


「そうです。脇坂博士は、特科班の元メンバーであった、花山工学博士と結託してFTBの資料を手に入れたのです。10年前の話です」

「そんな前から特科班が・・?だから、脇坂博士は監視されていたと?」

「そうです。私が任命される以前より特科班の前身があり、代々の政府が極秘な任命権を持っていました。脇坂博士を逮捕する事は簡単でした。しかし、何故技術を伴わないK国に資料を提供したのか・・その謎は、志村博士・・貴方が仮説を唱えた、異能人の存在がK国にあると言う事です」


 志村の表情に明るさが射した。


「・・・何となく分かって来ました。日本で研究出来ない事を他国でやろうとしたのですね?」

「はい。しかし、理由はそれだけではありません。もっと別にあります。後で説明申し上げましょう」


 続いて、鹿島はスクリーンを映し出した。

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