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SF白い雲  作者: 白木
183/1226

FTB

「香月博士には説明も必要無いようですね、その通りです。スクリーンをご覧下さい」


 映し出されたのは、銃のような物であった。


「これが、紅水晶光線銃です。この発掘に関しては、志村博士は予測されていましたね?」

「ええ・・しかし、実体が出てから言えるものですが・・」

「脇坂博士が、20年前に発見して、ある条件と交換にK国に売ったのです。私はこの紅水晶の分析を合田博士に4年前に依頼しており、丁度1年前志村博士から又合田博士に手渡された紅水晶とも組成が合致しました。既に合田博士は組成分析を終えられて、精製方法をつい最近見つけられています」

「・・1つ伺いたいが、このレーザー兵器をFTBに積み込み、戦争の道具として使うつもりでは無いでしょうね?」


 平和主義者の京西が聞いた。


「それは、全くの逆です。そうしない為に存在を隠す必要があった。なのに、脇坂博士がK国に情報を売り、T大学の岸上教授がマスコミに流すような愚かな行為をしてしまった」

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