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SF白い雲  作者: 白木
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FTB

「現在、この日本では安西理論の一つを応用した、数百年先の発明と言われる、球状回転物体、フライング・トラベル・ボディ・・略して「FTB」を開発しています。我が国のFTBは秒速50キロメートル、時速18万キロメートルに達する世界最速の超高速飛行物体です。このFTBを使えば、そのまま宇宙空間、海中数万キロ、いえ・・硬い岩盤をも回転するシールドバリアーによって、豆腐のように切り開き、自由自在に、どこへでも、何なく飛び立つ事が出来るのです」


 とんでも無い展開に、科学者達は驚いた。


「この技術を盗むべく、世界中のあらゆる国が我が国に潜入して来ています。中でもA国と、K国は同じようなFTBを開発していて、秒速30キロメートル、時速10万8千キロメートルと言われております」


 ほう・・A国は分かるが、K国がそこまでの技術を・・はっ・・志村が気付いた。そうか・・この情報をK国に売っていたのか、脇坂博士が。


「理論上は私も到達していたが、実際に実物を見ようとは・・」


 時村が唸った。

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