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SF白い雲  作者: 白木
179/1226

組織が明らかに

「私からご説明しましょう。」


 合田博士が言った。


「その紅水晶のサンプルは志村博士より頂きまして、徹底的に分析致しました。つまり、脇坂博士の論文が宇宙起源説と志村博士は否定的に言われましたが、やはり地球上の起源では考えられない構造でした。ある特殊な超音波を当てる事により、レーザー光線を発したり、結晶構造が変化して、硬度もダイヤモンドを10とすれば、数十倍も硬いものとなります。ただ、そのままの組成においては硬度は普通の石英と同じ7ですが。これが、我が国における最新鋭の超高速物体の開発に欠かせぬ物であり、この技術が世界を制する物でもあるからです」


 ええっ!全員が声を上げた。合田が志村に声を掛けた。


「悪く思わないでくれよ、志村君。私とて、つい最近まで判明しなかった事なのだ。しかし、いち早くその存在と超科学の開発につながる紅水晶の存在を脇坂博士が知り、そして何者かの存在をも予感していた。だからこそ、脇坂博士と、志村博士の接点に政府は神経を尖らせて居たのだ」

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